【E型根拠】
沢村は『みんなで何かを成す』ことに夢中になる傾向がある。中学時代の仲間と甲子園を目指す。今の仲間達とずっと野球をしていたい。関心事の中心には必ず『自分以外の誰か』がいる。投手らしく気も我も強いが、『捕手のリードの正しさを証明するのが投手の役割』『御幸（捕手）のリードの意図を理解したい』等の意思を強く持ち、捕手に対して非常に献身的なタイプの投手である(なおこういった沢村のスタンスは『御幸のNi-Teを理解し自らのSeを通じてその正しさを証明しようとするFiの献身性』と読む事が出来る)。元は廃校になる母校の名を刻むため中学野球で頂点を目指しており、高校でもその仲間達と甲子園を目指そうとしていたが、スカウトされ見学に来た青道で御幸と出逢い、その技術というよりは御幸独自の思想哲学(御幸のNi-Te)に惹かれ、楽しそうに野球をする様(御幸のFi)に共感し、自分の本当にたどり着きたい将来のビジョンを垣間見た(Te-Ni)ことにより『御幸と一緒なら』という前提で青道への進学を決めた。以上の経緯からも明らかに他者や外的要因に基準点があるE型だと断言できる。
【S型根拠】
コツコツと今できることを地道に積み上げ、それまでの経験を糧として少しずつ磨かれてきたS型である。「目の前の打者を打ち取る。投手の役割なんてそれだけじゃねぇのか。どんな状況だろうと俺は俺を全うする」というセリフからも、『今この時』を強く意識している（ESｘPの特徴）。また『今』ではなく『未来』雑念や他所事に意識を持っていかれる時には毎回ほぼ力を出し切れない（Ni劣勢）。新技術を習得する際の『不器用』な印象は、あくまでも練習開始時点『感覚に慣れるまで』の事であり、一度習得し慣れると割に器用に使いこなす。物覚えが悪いのはSe優勢-Te代替らしく、頭ではなく身体（感覚）でコツを掴む故だろう。
【F型根拠】
『気持ちで投げる投手』という初期からの評価でも分かる通り、投球の質自体も自身のメンタルに強く左右されるF型である。
【P型根拠】
厳格、計画性と言った言葉とは縁遠い明らかにP型のキャラクター。その場その時々の状況で柔軟に対応し、とりあえず動いてみてから考えるスタイル。

【I型根拠】
御幸の関心事、価値基準は常に『自分が面白いと感じる』か否かである。こんなに面白い捕手というポジションを誰にも譲りたくない。投手って人種はエゴの塊で面白い。他人に関心を持つ理由も、自分が面白いと思ったから。いつも主語には必ず『自分』が付いてくる。なお投手に尽くし合わせるのではなく、『エゴの強い投手という人種を管理しコントロールし（従わせ）たい』欲が強いタイプの捕手。制球力に長けた投手と相性がいい（好む）のも、自身のリードを最大限に発揮できるから。どこまでも自分自身の理想や欲望に忠実で主将に向いていないと自覚しているのも『自分が楽しむ』ことを最優先し『捕手というポジションを他の誰にも譲りたくない』エゴを捨てられないため。関心事の中心に他者の存在があり、他者と何かを成すこと、その刺激自体に重きを置くE型ではなく、その刺激を受けて自分自身が何を感じるかを軸としたI型であると判断出来る。
【N型根拠】
捕手としての打者の思考を読んだリード、打者としては投球を予測する読み打ちが得意（ヒッティングマーチは『狙い撃ち』）、制球力のある投手は捕手としても好相性だが、打者としても最も得意等、あからさまにNi-Te型のプレイスタイル（特徴）である。逆に（投手を務めた際の）轟のような、どこにどう飛んでくるのかまるで分からない（予測不能な）投手の投球は大の苦手という、Seの弱さを象徴するかのような弱点を持つ。また試合中（特に沢村とのバッテリー時）、たまに妙にせっかちになる（そして結果は大抵奮わない）のは、劣勢Seが主張してその場の判断やタイミングを見誤っているからだと考えれば個人的には納得がいく（沢村の優勢Seに触発される故かもしれない）。御幸の妙な大らかさだったり大雑把に見える部分もN型要素の一つ。明らかなN型。
【T型根拠】
殊『野球』に関して強い執着と拘りを持つ。自身の計画や基準に忠実でシビア。（作中例外の時期もあったが基本的には）客観性と公平性に優れるため、その正しさへの絶対的な自信を持ち、それを乱したり従わない者には冷徹とも呼べる程に厳しい一面を覗かせることがある。判断や決断時に周囲の感情や空気に流されることはまずない。野球から離れた部分では鷹揚な性格だが、他者を許容するというよりは、単純に『野球以外は割とどうでもいい』と思っているからだと見受けられる（上記でも触れたN型の要素）。Te補助が非常に強く効いたT型。
【J型根拠】
『野球』に関しては咄嗟の判断力に優れ、柔軟な対応も出来、機転も効くが、あくまで『野球』に関係する場合の話であり、プライベートにおいても突発的な出来事に強いかと言えば疑問が残る（恐らく御幸にとっては相当なイレギュラーさえも『野球』である以上は想定の範囲内だろうと思われる）。また一見Pのように振舞っているのは、隠れてバットを振るう等の影の努力を悟られたくないが故ではないかと推測できる。その他J型の根拠としては、試合校に合わせて作戦を立て、投手陣もそれに合わせて調整しようとし、土壇場で新しいことに挑戦するのには否定的な描写があること等が挙げられる。登板する試合前夜に沢村がチェンジアップを覚えたいと言い出した場面では、フォームを崩されたくないと難色を示し、それを落合がやらせてみろと言って繋いだことで、奇跡的に成功した経緯があった。常にスコアブックを持ち歩き、動画も独りで黙々と研究確認する場面も多い。実は綿密に計画を立てているJ型であろうと判断出来る（また落合が御幸と『気が合うと思った』のも、同じINTJだからではないかと考えればつじつまが合う。御幸も沢村の人柄やイップスになるまでの経緯、その後の頑張りを一切知らず距離も遠かったら、落合と同じような結論を下しそうな気配は正直ある。なお一度親密になった相手には入れ込みやすく切り捨てられないのは、代替にFiを持つINTJの特徴でもある）。

能力値がほぼ野球全振りである御幸は、手広いENTPより、専門分野特化型なINTJの方が当てはまる。ENTPは補助が内向思考のためイメージよりも明るいキャラでない場合がありうるが、逆にINTJはIJ型の中ではかなりマイペース且つ能天気なタイプであり、御幸の性格とも矛盾しない（そもそも悪魔の代弁者と呼ばれるENTPと、言葉足らずをよく指摘される御幸ではイメージが合致しない）。
御幸はENTPにしては人間関係に関する考察も対処も得意ではない。ENTPの特徴の一つである人々から好かれたい欲もない。どころか基本的にはNi-Teらしく（親しくない）他者からの目を一切気にしておらず「性格悪い」などと言われても堪えていない。悪口にも反論にも反抗にもタメ口にも寛容な割に親しい人との関係がシリアスになると途端にナイーブな一面を見せるのはFiの作用だろう。
心理機能全体を見てもNe-Ti-Fe-SiよりNi-Te-Fi-Seの方がしっくりくる。『多角的視点から見た幾筋もの可能性』に言及するNe的なシーンは思い当たらず、Niらしく『長期的視点から見る物事の推移と収束』を予測する傾向がある。また、もし代替とは言えFe持ちならもう少し空気を読んで要領よく立ち回れるはずで、多数の部員が集まっている中で『みんな仲良くお手々つないで この先もずっと同じ道を歩いていくなんてあり得ないんだぜ 』とは言うまい（空気を読まず本音をぶちまける口の悪さは明らかに補助Teの作用）。また向いていないと思いながらもなんとかキャプテンとして振舞えてるのも補助にTeを持っているからと考えられる。論理には強いがその正否に固執するTi的な面は見られない。Si劣勢特有の自分の限界が分からず自己管理出来ず無茶する感じもない。
相手の表情仕草なんかの繊細な部分を見逃しがちなのもINTJの特徴（直感と感情が内向きで、思考は周囲に広く巡らすからこそ）である。またE型P型でない根拠は前項で述べた通りである。

E型根拠。「唯一みんなから褒められるのが野球だった」との独白から他者からの評価や賞賛を重視した姿勢が見て取れる。先にも取り上げた「松井稼頭央に憧れて野球を始めた」「かっこいいからスイッチヒッターに拘る」といった考え方も外側の影響や他者の目を意識しモチベーションに変えるE型らしい思考。

S型根拠。これもE型同様中学時代のエピソードから。友人の仇を打つために、後先(自身の進学や野球を続けられるか否か)を一切考えず、街中で(特徴的な声を響かせながら)派手な喧嘩をする等の言動が目立つ。これは同時にその場その時の感情で動くF型の根拠でもある。よってS型、およびF型。

J型根拠。これはむしろ元ヤンらしいのかもしれないが上下関係に厳しく、案外イレギュラーな状況にも強くない。またチームの為には捨てた方がいいことは分かっていながらスイッチヒッターへの拘りをなかなか手放せなかった点などは、イップスに陥った際に自身の矜持を曲げ「自分に出来ることがあるなら」と打撃投手を務めようとしたESFP沢村とは対照的である。よってJ。

異論があり、過去には診断主自身も複数候補から悩んだ経緯があったため今一度軽く検証。候補はESFJ、ESTP、ESFP。中学時代のエピソードからI型N型、規律最重視のESTJは絶対にないと判断。

表面上の要素(粗っぽい言動等)はESTPっぽいものの、それにしては目的意識が第一ではない。野球が出来なくなるリスクを犯してでも友人を助けるために喧嘩して、実際に一度は野球を諦めかけた。その他Tiを強く発揮するエピソードも見あたらないためTではないと判断。なお友人関係はあくまで対等平等に扱い、統率を取りたいESTP的コミュニケーションではない。よって除外。

いたずら好きのやんちゃ坊主といったイメージ自体はESFPの方が近いが、後先考えない行動に関してはESFJも普通にとる。ESFJは基本性格がどこまでも優しく柔和な印象で綴られているため誤解されやすいが、むしろカッとなりやすかったり対人関係の好き嫌いが激しいのはESFPよりもFe-Siを持つ（対人面でのマナーや礼儀、上下関係に厳しい）ESFJの方だったりする（学生時代に複数人の仲間とつるんでいる不良やギャルといった人々の中にもESFJはよくいる）。

中学時代の仲間が陰で吐いていた本音を知った後の荒んだ防衛的な反応もSi。野球で周りから褒められるのが嬉しくてといった『他人軸』の動機もFe-Si。亮介や御幸の怪我に真っ先に思い至った切っ掛けも、『痛めたところを庇った仕草』に気付いた点であることから、倉持の洞察がSiからくるものであると分かる。

個々の気持ちを直で慮るより、場の空気や雰囲気を最重視する。初期から沢村が落ち込むと空気を重くするなと言う。イップスの時も御幸に空気が重いと訴えている等、基本的な視点がFe。以上のことから結論・ESFJとした。

コメント欄より転記。

口も態度も人相も悪い元ヤンだが実は面倒見のいい兄貴気質で観察・洞察が鋭く、他者の少しの異変も見逃さない倉持は（外見と言動こそ野性味溢れるが内面を見ればFeとSiの効いた）正に扶養者という感じがする
他者の異変に気付いたところであまり深く踏み入ろうとしないのは、相手の感情や選択を尊重する性格と、中学時代のトラウマ（強い友情で結ばれていると信じていた仲間を助けているつもりが裏で疎まれていた）が尾を引いているためと思われる

倉持は一見粗暴に見えるんですが、実はFeとSiが強いです
周囲の空気や雰囲気感情に敏感で、身近な人の異変にはすぐに気付いて水面下でのフォローや手回しをしようとします
Se-FiのESFPならもっと衝動的になりますし、こういう繊細で慎重な振舞いは（やろうと思えば出来ないわけではありませんが）積極的にはしません
上下関係には厳しいが面倒見の良い兄貴気質で、周りに頼られることに喜びを感じるなど、全体的に行動原理がESFJです

コメント欄より転記。
バッティングでは「来たボールを普通に打つだけ」って感覚の持ち主で、タイミングばっちり素早いスイングかっちりミート左右に打ち分けグラブさばきも天才的〜みたいなキャラがN型でSe弱い気がしない。一度失敗しても経験に学んで次には改善させてるし、物の見方は現実的、時々ドライなくらいで夢見がちな面はあまりない。あるとすれば兄亮介への憧れくらいだけど、それも亮介の活躍を実際に目で見て感じた事であって幻想ではない。仲間想いで協調性もあるけど、INFPほど人助けとか弱者擁護の観点から人に構ってる感じも特にしない。物腰と雰囲気は静かで柔らかいけど観察眼が鋭く毒舌で、外から見るとつかみどころがない。あと誰に何を言われようと木製バットにこだわり続ける姿勢は、信念に頑固なくらい忠実なISFPらしいかな。

コメント欄より転記。
春市ISFP説は、奥村（『不健全状態のINFP＝Fi-Siループ＆Teグリップ（Fi-Ne-Si-Te）』と推測）と比較してみると分かりやすいかもしれない。
奥村が沢村に「消えろ」と突っかかった食堂の件、一応後から『浅田を庇うためだった』と（浅田自身の見方であり真偽は不明だが）フォローが入っている。浅田は奥村と同じ新一年生で気が弱く、この時には精神的に参ってもいて、先輩でベンチメンバーである沢村よりも圧倒的に立場が弱い。それでもなお奥村の言動に正当性があったかは怪しいものの、弱者擁護と自身の（観念上の）信念で突っ走るINFPらしいエピソードと言える（奥村はループの他に『過度に批判的になる』Teグリップも入っていそう）。
一方の春市は沢村と仲が良くて一緒にいるシーンが（無印では特に）多いが、お調子者でよく周りからいじられる（罵倒される）沢村をフォローするよりむしろ毒舌（冷静な正論）で突っ込む（オチとしてとどめを刺す）場面の方が多い。それも実際に沢村が調子に乗りすぎていたり、場にそぐわない言動が見られたりする場合のみで、理不尽な扱いはほぼなく、沢村が正しいと思えばきちんと味方になってくれる。その場で適切且つ常識的な判断を下すS型の特徴が出ている。春市もIF型らしく信念は強いが実際的な経験からくるS型のもので、周囲とは無関係に自分自身の軸にしているように見える。INFの場合はもっと概念的というか、周囲に波及させる動きがあるように思う。

コメント欄より転記。
スレではESTPとされているが、伊佐敷は常に自身の経験則で物を語り、感情で（また脊髄反射的に）反応していた印象がある。客観視や論理的思考が可能で合理的判断をするESTPよりどこまでも情緒的なESFPの方が当てはまるように感じる。

コメント欄より転記、修正。
原作で未だ心を閉ざしている奥村は判断が非常に難しいが、過去回想からの経緯も含めて不健全状態のINFPであると推測した。表向きはクールだが、その実『私的感情』にその場の判断や決定が左右されやすく（Fi優勢Te劣勢）、御幸と沢村に（つまりレギュラーメンバーである先輩達に何の正当性もなく、過去の経験からの勝手な思い込みからただ気に入らないというだけで）食ってかかり暴言を吐く（Fi-Siループ&Teグリップ）、自らの信念を優先し（IF型）監督の采配を拒絶したりと非論理・非合理且つ後先を考えない行動が目立つ（Te劣勢）。思い込みが激しく、関わりの初期に自らが抱いたイメージを通して相手を見るので、実像と奥村の認識とが著しく乖離している場合が多々ある（Fi-Ne）。捕手としては高い技術力を持つ他、鋭い洞察力を発揮して投手をリードする。またNeユーザーらしく未知の可能性を青道投手陣に見出して青道進学を決めている。普段から御幸沢村に抱く奇抜で極端なイメージもNeの要素。
中学時代のシニア監督の裏切りによって、現在は瀬戸など一部の親しい者を除いた他人や、何より『野球』自体に不信感を抱いて殻に籠っているが（Fi-Siループ）、恐らく元々は他者との繋がりを重視するタイプ（でなければ他者の裏切りにそもそも失望しない。よってT型・特にTJ型ではないと判断した）。相手への期待や要求が大き過ぎ、重過ぎ、入れ込み過ぎる（Fi-Ne）が故の反動のように感じる（むしろあの執着っぷりに鑑みて、もはやあのおっさんを信仰していたと言っても過言ではないのでは）。バッテリーを組んだ沢村がピンチの際の『死なばもろとも』発言からもその片鱗が伺える（元は献身的なタイプの捕手なのだろう）。しかし慕った相手に自身の理想を反映し実像を無視する（Fi-Ne）ところがあって、現実を突きつけられると受け止めきれず憎しみに代わってしまう、割と危うい気質の持ち主に見える（INFPが危ない人と言っているのではない）。実際に復讐もしたが未だに根に持っているのは、一度憎むと根が深くなりがちなINFPの特徴でもある。

コメント欄より転記。
兄の哲也（推測：ISTJ）と同じく寡黙な職人タイプでありながら、哲也（『自らのやるべき事』を常に意識し、主将として副主将たちと連携しながら部をまとめ上げていた）よりも我が強い印象を受ける。中学では実績を残しており能力には自信を持っている（哲也も太鼓判を押している）。
自分が兄の立場ならプロを選んでいたと断言（Ti-Se-Ni）したり、場の状況や空気を読まずマイペースに行動（Ti優勢/Fe劣勢）したりと、兄とは違って『自らのやりたい事』にフォーカスした野心的・独立的な人物である。人間関係や精神的な繋がりを重視せず（Fe劣勢）、自らのやりたい事に全集中する（Ti-Se）ので、時に他者からのアドバイスを（ないがしろにするわけではないが）忘れたり、上手く取り入れられないところがある（同タイプと推測される降谷にも見られるISTPの特徴）。自信家で即座に結果を求める傾向があり、時に自らの境遇やチームの在り方に不満を覚える（Ti-Se-Ni）描写がある。

コメント欄より転記。
出番に対して瀬戸個人を推し量れる材料が少ないので相対判断に頼る他なく、正直あまり自信がないことを前置く。
奥村といつも行動を共にしている。奥村が青道への進学を決めて、それにくっついてくる形で青道へ入学。主体性がないのか、奥村と同じ学校へ進む事自体が目的だったのか、詳細な動機は不明（だったはず）。出身シニアが同じなので元監督の裏切りを経験しているはずだが、瀬戸自身が気にしている描写はなくカラっとしている。奥村の言動に気を揉んだり、フォローに入る描写が目立つ保護者気質。
髪にメッシュを入れたりと外見に拘っているところから今風ESFPタイプの可能性も考えたが、あくまでフォロー役で瀬戸自身が目立とうとする描写がない（外見ほどチャラくもウェーイ系でもない）のと、奥村からの反発が一切なく、それを誘発しそうな思考や言動の片鱗もない（ESFPは沢村と同タイプ）ところからESFJと判断した。（作者によると奥村と倉持の相性が悪そうという理由から奥村の部屋割が5号室ではなく11号室に決まったそうだが、倉持は瀬戸と同じESFJタイプと推測されるので、裏切り事件以前の奥村となら上手くやれたのかもしれない）

コメント欄より転記。
沢村降谷の赤点回避に協力したり、新一年生の面倒をまとめて見ようとしたりと、部内の秩序を守るため、目的を達成するためにリーダーシップを発揮して他者と関わろうとする（Te-Si-Ne）。ただし個人の感情にはあまり配慮しない（Fi劣勢）ので、必要なら真正面から相手に意見したり批判する事を厭わない。悪気はないが物言いが端的且つ率直なために誤解されやすい（Te）。組織内の規則・規範・社会的常識には従順で上下関係も順守する（Te-Si-Ne）。だが黙々と自らの仕事を熟す職人タイプ（ISTJ/ISTP）でも、物静かな優等生タイプ（ISFJ）でもなく、自信家で負けず嫌いの目立ちたがり屋であり、他者からの注目や、評価賞賛は大いに求めている（Te）。衆人環視の中でかっこよく活躍出来た時には快感を覚えるらしい（Te-Si）。物語初期は沢村の破天荒な行動や大言壮語に反感を覚え表立って批判もしていたが（Te-Si）、前向きに努力し続ける姿勢や強靭な精神、才能を目の当たりにし次第に態度を軟化させていった（Te-Si-Ne）。そしていつの間にか世話係の位置付けに納まった苦労人。二年になってからは降谷のお守りまで任された。ツンデレ。

コメント欄より転記。
典型的な「穏やかで優しい優等生」タイプ。金丸と同じく規則規範を順守する堅実な常識人（Si）だが、謙虚で温厚なため他人に押し付けることはなく、感情や場の雰囲気にも配慮するため言葉も物腰も柔らかい（Fe）。コミュニケーションは和を重んじる控えめな聞き手役（Si-Fe）。二年ではクラスが離れたが、基本的には出身シニアが同じで親友の金丸と行動を共にしていて、言葉の強い彼のフォローに回る場面も多い（Fe）。中学時代は名の知れた投手だったが、自身の実力ではなく先輩の力のおかげだと認識していたため天狗になることはなく、むしろその事実や肩書を重荷に感じていた（Si-Fe-Ti）。青道では入部後すぐの上級生との試合で12失点し最後まで立て直せなかった（Ne劣勢）ことで高校野球レベルの高さを痛感。更に無名だった沢村降谷の活躍を見て一時投手を断念（Si-Fe-Ti）。外野手に転向したが打撃投手としてもコツコツと地道に努力し続け、二年に上がってからは本格的に投手として復帰した（Si）。他人に優しく自分に厳しく（Si-Fe）、経験から自らの立ち位置を正確に測るが故、自信を持てずに無難な選択をしがち（Si-Fe-Ti）。なお青道では丹波川上に続いて三人目のISFJタイプと推測される投手である。