議論
ENTのイメージが強いが、史書に残る感情表現の描写の多さ、弱気になる頻度の高さ、理想主義的な性格、部下に対する大袈裟な誉め言葉、愛妾たちへの「わしが死んだ後お前たちが嫁に出されることになったら、わしの気持ちを言い伝えて皆に心を理解させてほしいと思っている」という言葉などからほぼ確実にENFと思われる。いつも冗談交じりに喋ったこと、咄嗟の機転が得意なことからP。→ENFP
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負けても立ち直るポジティブな面や、孫子注釈、酒造や作詩など興味の幅が広く好奇心が旺盛。味方を励まし寛容と思えば非常に切り捨てる二面性。悪事を悪いと思わないその特徴からENT。いつも冗談交じりに喋ったこと、咄嗟の機転が得意なことからP。→ENFP
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喜怒を表情に表さないことからI。子どもの頃に「自分は将来皇帝になるんだ」と言って実際にそれを達成したことからNJ。喜怒を表さないにしては史書に感情的な描写が多いこと、刺客さえ魅了してしまうほどの人間的魅力、大義を重んじていることからINFJ>INTJ
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厳しく処罰した兵士を自分の側に仕えさせるなど、他人の個人的心情が分からない部分があったことからTe優位・Fi盲点。目上の者は敬愛し目下の者には傲慢=上下関係を守っていたこと、独立的でなく劉備の忠実な部下だったことからESTJ>ENTJ
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劉備が天下統一するための具体的ビジョンを描き死ぬまでその目的に忠実だった点(Ni優位)、機を見るに敏でないと言われている点(Se盲点)からINxJ。出師表に自らの動機として大義や人道的理由より劉備に対する恩や忠誠心を中心に書いている点(Fi>Fe)、奇策を用いず慎重で現実的だった点(Te>Ti)から、INTJ>INFJ
議論
冗談好きで闊達な性格だったことからE。和睦の席で厳輿を冗談を交えつつ殺害したことからT。軽率な外出が多く、「しかつめらしく座っていると鬱屈してくる」と言っていることからSP。→ESTP
議論
「皆で楽しむことが好き」という言葉からEF。文化的なことより酒宴や虎狩りを好んだ点からS。危険な行為を好んだことや臨機応変な外交、悪ノリの多さからP→ESFP
議論
劉協の論理的な状況説明に感服して彼を皇帝に立てようとしたこと、合理的だが民に配慮のない長安遷都の強行からNTJ。若い頃に異民族の豪族ほぼ全員と交わりを結んでいること、短気でかっとなりやすい性格からE。→ENTJ
議論
喜怒を表情に表さなかったことからI。機を見るに敏でないと言われている(Se盲点)が、宦官皆殺しなど急進的な行動を起こしていることからINxJ。本拠地を落とされた際に家族を心配して泣き出す者もいる中で平然としていたこと(Te>Fe)、息子のうち袁尚の美しさを偏愛していたこと(Fi>Fe)からINTJ>INFJ
議論
主に戦略面で活躍しており、曹操の天下を望む急進派だったにせよ漢の忠臣であったにせよ己の信条に殉じていることから、INJ。郭貢への対応や曹操と袁紹の比較、袁紹配下への評価等において人間性や心情に注目していることから、INFJ
議論
臨機応変な戦略家で斜め上の策が多いことからNTP。若い頃に財産をばらまいて積極的に人脈を築いていたことからE→ENTP
議論
窮地に陥った孫桓に救援をしなかったことからT。他人に干渉することが多く直言しすぎる性格と、全体的な慎重さ・堅実さからESJ→ESTJ
議論
主君含め色々な相手に積極的に干渉していることと、厳格で剛直な性格からEJ。戦略に関わっておらず補佐に徹したことからS。実利より道義的観点からの諫言が多いためESFJ>ESTJ
議論
心情に配慮した遠回しで穏やかな諫言をしたことからIF。計画を立てた上で行動に移し、臨機応変の戦術を取れない性格だったことからJ。補佐的役割で戦略に関わっていないことからS→ISFJ
議論
機知に富んだ臨機応変な受け答えからETP。一見非現実的な目標を掲げる場合が多かったことからN→ENTP
議論
「人の心が同じでないのは、それぞれの顔が違うのと同じだ」という言葉、仕事を放置して泥酔し処罰されかけたこと、他人に対する甘さからFP。諸葛亮が亡くなった際にも感情を表さず態度がいつもと変わらなかったことからI。処罰等において個人的感情を交えなかった=私情より理想を重んじた=理想主義者だったこと、やや非現実的な北伐計画を立てたことからN→INFP
このページへのコメント
正史三国志の関羽、ISFP説を考えてみた。
考察のために、正史の記述を持ってくることにする。
(原文)既而遼以問羽,羽歎曰:「吾極知曹公待我厚,然吾受劉將軍厚恩,誓以共死,不可背之。吾終不留,吾要當立效以報曹公乃去。」
(日本語訳)「曹操様が、とても私を手厚く待遇して下さっていることは、痛いほど分かっています。しかし、私は劉備将軍に、厚い恩を受けました。私は、劉備将軍と同じときに死のうと、心に誓っております」
これは関羽が劉備とはぐれて曹操の元にいた時、張遼に向かって言った台詞だ。
この内容から考えると、関羽は個人的な恩や、自分自身の誓いを重視している点が伺える。この点から考えると、関羽は『自分が何を感じるか』を大事にしている。これは心理機能からするとFiに相当し、Fiを生き方の指針にしていることからすると、Fiが第一機能であるように見える。
この時点で、関羽のmbti候補はINFPとISFPに絞られる。
で、関羽はあまり突飛な発想をしないのでNeは見えない。対して、関羽は一万の敵兵を突破して文醜を一騎打ちし、倒した点から類稀なる武勇を誇っている。この身体的な操作の上手さをSeだと考えると、関羽はISFPであると思えてくる。
いかがだろうか?
あっ、いけね。原文と日本語訳の情報量が一致してねーや。ミスしました、ごめんなさい。
法正はENFPな気がする
劉璋統治下の蜀の現状の改善策として、劉備を引き入れて統治者を変えるというのは非常に革新的な方法で、Ne-Siっぽい
特にSiは法正にとって過去に恨みを覚えた者への執着みたいな形で作用している
恨みがあった者への処断の仕方はTe的
→恨みを覚えFiを黒く染めた相手への思いをSiで募らせ執着し、権力を得たのちにTeで処刑するという流れ
諸葛亮の諫言すら無視するあたりからFe持ちではないと思われる(Ti-FeのENTPっぽさがない)
TiよりはTeを使っており、FeよりはFiを使っているように見える、Neが強く、Siが不健全な形で働いている者
→ENFP
司馬懿はINTJ?
ちゃぶ台ひっくり返すようなこと言って申し訳ないんだけど、正史三国志って実在の人物じゃないのか?
蒋エンはINFPじゃなくてINTPに見える
・人の心が同じでないのは、それぞれの顔が違うのと同じだ
→このエピソードはむしろT型のエピソードに見える。蒋エンと楊儀の議論の中で、蒋エンに反論しないで黙った楊儀の様子を、楊儀の立場と今後のことを勘案して楊儀が黙ったことに理解を示すエピソードなので感情ではなく論理で許容している
・処罰等において個人的感情を交えなかった
→これもT型であり、F型の否定に見える
法正の方がINFPに見える
法正は権力を得てから過去に恨みのあった者に報復しているあたり、F型
劉備と曹操の戦いの中で、怒って撤退しない劉備に対して、自分が劉備の矢避けになるかのように前に出て、それを見た劉備が矢を避けろと言ったが、劉備のところまで矢が飛んできてるのになんで俺が避けるんだ!と言い、それを見たを撤退させたエピソードも、命をなげうって劉備を守ろうとしながらも、我は曲げないあたり、INFPに見える
自レスですが、劉璋は誰が見てもINFPな人物だと思います
『漢紀』を記した張ハンによる劉璋評
>「劉璋は愚かで脆弱な男だったが、善言を守っている
宋の襄公や徐の偃王と同じ種類の人間で、無道の君主というほどではない」
>宋の襄公は春秋時代の君主で、楚と戦った際に、敵が川を渡りきるのを待ち、有利な状況で開戦しなかったために、敗北した人物
>これが「宋襄の仁」という故事なりました(身の程知らずの情けをかけること)
>徐の偃王は、楚の攻撃を受けた際に、人民を戦わせるのに忍びなく、戦わずして逃亡した人物
例に出た二人も同様にINFPに見えますね