アニメや漫画、小説などの登場人物の性格について台詞や行動をもとに性格診断し、予想を書き出してまとめるwikiです。キャラクターの性格と人間関係を考察したり、創作論に役立てることを目的としています。
最終更新:ID:WQh9Z8vIAA 2023年02月02日(木) 16:59:20履歴
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カイザーはISTP派。翔に対して口下手で、真意を伝えられていないことに気付かず兄弟関係に溝を作るなどFe劣等の特徴はある。本当はもっと深い考えがあるのに、表面的な正論っぽいことしか言えてなかったのなんかはSTPとしてわりと典型的。ヘルカイザーへの変化は不健全化ではなく、むしろ見失っていた補助Seの回復だと思う。ヘルカイザーを経て、健全に代替Niと劣等Feを成熟させていったのが作中のカイザーの成長だと思う。
うーん、言いたいことがあまり伝わらなかったようで残念だ。別に唯一とまで言ってないしフィクション云々も何でもかんでも当てはまるとは思ってないとだけ最後に言い訳させてくれ…色々な意見が出てこその議論だと思うし、見落としてた点に気付かされたし、ISTP説を聞けてよかったと思う。自分も流石に答え方が理屈っぽすぎて反省してる。風通し悪くしてゴメンな。色々あったけどここまで見てくれてありがとう。
↓への返信です。失礼しました。
十代ISTP派の方への返答お互いに診断する際の前提や方針が異なっていることや、二十代INFJに関してはさほど積極的ではないことを頭の片隅に置いてもらえるとありがたいです。あと一部回答は長文になると思います。色々ゴメン。一つ目の質問について下のツリーで書いたことが概ね返答になっていると思う。ユベルの人格とは相互独立可能なのはその通りだが、だとしても超融合以前とそれ以後では冷めた雰囲気になっただけでなく顔つきから能力スペックまで変わっている。超融合〜破滅の光との戦いの間に十代に起こったことは不明瞭なので議論の話題として取り上げにくい。少なくともユベルと超融合したのを契機に意図的に大胆なキャラ改変が加えられているので、ひとつの性格タイプに無理に拘らなくてもいいと思った。元も子もないけど、結局はフィクションだから多少は道理から逸脱したご都合展開みたいなものがあってもまあ仕方ないかもね。
二つ目の質問について4期からはINFJっぽい点について。価値基準としてNiが優先的に使われていそうで恐らく内向型、F>TでF機能がそもそも不得意というよりは傷ついて思い通りに使えないように見えること、以前のように自分の心のままに生きること(Fi)よりも人と心を通わせて輪の中に受け入れられること(Fe)で精神的に満たされる、4期序盤は仲間と距離を置いたり干渉されたくなさそうな態度だったのは代替Ti、新たな危機に対して2度と仲間を巻き込みたくないために孤立する選択をとっていたので実情としてFe>Ti、というのがざっくりな概要。正直なところ自分も半分は消去法で判断している。物語の進行とともにFeを回復させていくが、遊戯とのラストデュエルが最後の一押しとなり完全復活(ENFPに戻った?)、と見るべきか。二十代をINFJとすると劣勢Seがわかりやすく表現がされてないのが、大まかには納得できてもいまいちしっくりこないポイント。波はあるけど行動力は高い。必ずしもSe=運動神経ではないが、外界への興味から行動力の強さには関係しそうである。フットワークが軽いのが強みというよりは、自分がやるべきことだから動くというスタンスでいるのがNi>Seっぽいかな。ちなみに身体能力については、十代は元々スポーツが得意な設定だけどあの動きは最早そういう次元じゃない感じがする。バトルもののマンガやアニメではNi優勢でもSeをある程度まともに使えるキャラは傾向として多いけど、作劇上都合がいい表現方法なのかもしれない。強いて言うなら明日香とのペアデュエルまでのやや不健全だった時期に劣勢Seムーブらしきものを見出せるくらいだと思う。普段はレッド寮に引きこもっているが、危機が迫っていると知るとたちまち動き出す、大徳寺先生に魂をトイレに流すと脅迫したり、目覚めたばかりの吹雪の体を揺さぶって情報を聞き出そうとする、どちらかが消し飛ぶほどの全力なデュエルをしようとする…とかかな。外界の情報から殆どシャットダウンしてるか、異様にせっかちだったり乱暴になるかの両極端なところが劣勢Seと言えそうではある。加えてFeはまともに機能しておらず、代わりに不器用なTiを使っていると思う。ISTP説もフォローしておくと、INFJとISTPは内向型同士かつ持っている心理機能は同じなので、ISTPの不健全時でも同様な反応はあり得る。ここからは3期以前についても言及する。ISTPは補助Seで五感を使って周囲のノリに機敏に反応するのはその通りだが、劣勢Feで他者の感情に配慮することは優先順位が低く扱いも苦手。例えば誰かが何らかの問題を抱えて落ち込んでいた場合、その人に共感しながら話を聞いて心を慰めることは難しいが、事実関係を確認して有効な解決策を考えることは得意。万丈目が自分とのデュエルで負けたという事実に対して、プレッシャーを与えていた兄たちには勝ったと価値を付与するのはF型(特にFi)の考え方だろう。Fiユーザーがヒーローなどの普遍的なものや広く知れ渡っているものに熱中することは可能性として大いにあり得る。Fiユーザーの独自のセンスについて理解するにあたって、情熱を注ぐ対象が何であるかという問題よりも、熱の注ぎ方やそのプロセスの方が重要。感情が自身の内側で深く狭く強く処理されるものであるため、結果として世間一般の価値観と一致するとは限らないような個性的な感覚を形成する。周囲と相対的に見て個性的という傾向はあっても、それを前提とした機能ではない。平たく言えば自分の感性に響いたものを愛する機能。Fiは他者の個人的な感情にも寛容な機能である。パワー・ボンドを使うかどうかは、カイザーのリスペクトデュエルに追いつこうとしていた翔の感情に判断を委ねているのでは。Fiについての詳細は8つの心理機能のページに書いてあるので読んでみてほしい。息切れしてきたのでとりあえず今回はここまで。質問の要点にちゃんと答えられてなかったらゴメン。
「4期は明らかに違うが、3期までの十代はENFP。つまり途中で性格タイプが変わっている」「自分が見てきた作品群の中で唯一十代は判断機能が全て反転する現象が2度起きている」「それは作中の描写でそうなっているからそうとしか言えない」「それについてはフィクションだから一つの性格タイプに無理にこだわらなくてもいい」は、ちょっと強引すぎるし、最後の一つについてはそれを言い出したら何でもありになってしまうのではないと思います。しかし、熱くなって返答してくださいと書き込みましたが、このウィキの趣旨からずれていたと思います。かなりご負担になっているようですし、これ以上は結構です。未熟者の相手をしていただきありがとうございました。本当に失礼しました。
ユベルはここでISTP・ENFJ・ESFJ説が出てるけど、ISFJの可能性はない?候補のタイプ見るとFe-Ti軸なのは疑う余地なさそうだけど、健全時でも基本的に自分と十代のことで完結してて、遊馬みたいなFe主機能故の対人への広い興味・関心が見られない気がする昔も十代が勝てればそれで良くて、超融合後も自分と十代>その他で、外界に積極的な様子があまりない(十代以外に見えないのを差し引いても)優勢Feや補助Seとは考えにくいんだよね
自分もユベルはFe-Ti軸派、ついでに言うとFe優勢だと思うが、自分と十代の関係性のみに終始するという見方をとるならばFiの可能性もありかもだな。4期のツンデレムーブは小鳥ちゃんみたいな幼馴染系ヒロインを星10/闇属性/悪魔族にするとあんな感じになるのかなと思った。ユベルはヤンデレ研究にはもってこいなキャラだと思う。もっと議論されてほしい。
Fe優勢だったらENFJとESFJのどっちがよりありそうだと思う?自分はユベルの興味関心が自分と十代のみに終始・十代と超融合して落ち着いたのを、Siが優勢か補助だからと判断した。(十代と共にいるという)安定して心地良い状態の維持・(十代と超融合して)愛を共有する状態を望むと解釈したのでSi-TeよりはSi-Fe。I型と判断したのはFe優勢に多い「みんなで」ムーブが健全時に無いこと、周りを巻き込む(E)行動がヤンデレという不健全時に発揮されてたことからなんで、あまり確証はない。EXFJでここまで1人に入れ込む・興味関心の対象が限定されるキャラっているのかな?
自分はどちらかと言えばENFJ派。まずユベルにとっての至上の価値観は愛。F機能優勢と見るべき。ユベルの愛は与えるものであり、コブラ、マルタン、アモン、ヨハンなど、結構な人の元に渡って憑依するだけでなく、自分の力に気を惹かせるようなことを話しながら接触しているところも活動的で外向型だと思った。補助NiはFe(愛で12次元を満たす)ための手段として使われており、壮大でかなり計画的。3期で起きた事件のほとんどがユベルの掌の上の出来事だった。ユベルのFeが歪んでいるのは宇宙に打ち上げられたときの痛みや苦しみこそが十代が教えてくれた愛の表現だと思い込んでいるから。これは代替Seの不健全な発露でFeと一緒にループしている。でもESFJ説も結構納得している。根拠は下の方にある考察にほぼ同意。Fiユーザー説も言い出しっぺになったからには書くけど、その場合はINFPが一番しっくりくる。Fi優勢で十代に限定して深い愛情を寄せる、Neで多次元宇宙にまで視野を広げる、Siで前世も含めて過去に執着する、Te劣勢はボクを愛してくれないキミなんかいらない、みんな消えちゃえ!と強行に走りかけたところ。ただ個人的には、Fi優勢にしては人の心を煽ったり魅了したりするのがやや不自然。Fiは自分が思ったままのことを正直に言った結果相手に煽られていると受け取られてしまうというイメージ。人心掌握に長けている感じがするのでFeユーザー説を推したいところ。ちなみに海外ではユベルINFPと診断してるところもあるみたいです。
ちょい長いです。ざっくりなのでおかしいところあるかも。十代 ISTP(Ti-Se-Ni-Fe) SeもNiが働けば展開や敵の戦術の予測はできる。 Neはまだ形になっていないアイデアや可能性に目を向けるので、カードゲームでいうと「目の前にあるこのカードを使ってなにかおもしろい動き・戦術が完成しないだろうか?」とかそういう知的探究心だと思う。十代のワクワクはあくまで「完成した相手のデッキの戦略、仕組み」。完成している玩具をバラして、構造を知って満足したいような感じ。Ti優勢なので自然と相手のデッキのTiに尊敬を払えるが、自分のデュエルスタイルをそれによって大きく変えることはない。翔はISFP(Fi-Se-Ni-Te)で亮より近い機能の十代に惹かれたが、3期で周りの感情に配慮しないことに強く反感を示した(FiとTiのギャップ)。 2,3期での不健全時の言動(Ti-Niループ)。活動的(補助Se)でなくなっている。4期冒頭も近い状態だが、ダークネスの騒動ではオブライエン(ISTP)とビジネスライクなコンビを組んで冷静に行動できていた(4期は割とISTPっぽい描写だと思う)。さらに3期では自分の行動により仲間を失う結果を招き、Tiにエラーを起こし感傷的になる(Feグリップ)。覇王はFeグリップの反動から、「悪を倒すためになら悪になり、この弱肉強食の世界を支配しなければならない」歪んだTi-Niを持つ人格。「悪」のペルソナを被る事により、Fe劣勢の特徴が更に強調されている。代替Niの暴走により仲間や異世界の住民の命を奪ったトラウマから自信を喪失していたが、強大な闇の力を自覚し、「自身を満たす楽しいデュエルではなく、他者を守るためのデュエルに使う(SeからNiへの意識の移行)」ことでTiを復活させた。万丈目 ENFJ(Fe-Ni-Se-Ti) ”サンダー”のコールを好んで使い、会場全体が高揚した雰囲気で一体になることを好む。彼のNiに強く影響を与えているのは、「カードゲーム界で成功する」目標だが、これは彼の兄弟から与えられたもの。兄弟の中でも落ちこぼれというコンプレックスから、上手くFeを満たすことができていなかった。「兄弟から与えられた目標を達成すれば、落ちこぼれではないと認められる」=兄弟への承認欲求(Fe)が彼本人の動機と推測できる。ノース校や対抗戦、ジェネックス優勝などの経験で、「落ちこぼれから這い上がり栄誉を獲得した自分」というオリジナルのアイデンティティを獲得したので、自信が出て段々とENFJらしいお人好しで世話好きな所が見られたと思う。 口うるさく他人を見下すような発言に反し、十代を励ましたり、捨てられた弱小カードを引き受けたりするツンデレっぽい描写が多い。それがツンデレ類型の1つのETJと似て見えるのだろうが、劣勢Fiの発露なら好意を持つ明日香にはもっと俺様的態度を取るはず。完全に憶測だが、「自分はエリート(代替Ni)なのだから、本来はこんな落ちこぼれ連中に感情移入などしないはず。なのに気持ちがわかってしまうのは自分が同じ境遇にいたことがあるから、自分はエリートなのに…」っていう主機能Feへの自己嫌悪に近い感じだと思う。 「場の雰囲気や状況に自身の判断を委ねる」Fe-Seループ且つ劣勢Tiっぽい描写は彼の人の良さでもあり、Fe>Teである彼の自己嫌悪の原因の一つでもある。弱小カードを渋々全員受け入れたり、プロデューサーの指示に従ってわざと負けを演じるなど。3期で十代が周囲を顧みず行動したときには「周囲の仲間の不安に構わず、自分勝手に行動する」Tiの特性に誰よりも強く怒りを示した。 反面4期で師事を仰いだエドはNi-Teで他人に流されず、且つ代替FiでFeの倫理観に最低限抵触しない振る舞いができるので、万丈目の指導役としては適任だったのでは。
続きです。カイザー INTP(Ti-Ne-Si-Fe) そもそもNiユーザーではないと思う。主機能Niは自分の直観、目標を絶対に譲らない。「連敗続きがなんだ、自分の目標はそんな所にはない」と自信満々に振る舞うのがこのタイプ(エドは干された時も「お前はクビだ」と皮肉を返し、孤児院に隠遁したが大して落ち込んだ様子も見せていない)。更に劣勢Seは慎重で頭でっかちなので行動力に難がある。声をかけられて、前情報もなしに地下デュエルに飛び込むのはNe>Ni。「鬼にならねば見えぬ地平がある」も、目標を定め道を作るNi-Teではなく、道を定めまだ見ぬ終着点を求めるTi-Neの働きによるもの。そして明らかに内向型かつ「感覚派の十代」⇔「頭脳型のカイザー」なので、消去法でINTP。カイザー時はFe劣勢らしい描写は見られないが、ヘルカイザー時はそれっぽい。 「勝つためにどこまでも計算され尽くした、誰も寄せ付けない」圧倒的な強さと「相手のことを考え、すべての可能性に対応した戦術」を持つ。欲しいカードを的確に引き当てるドロー力の強さをもとに、完成されたロジックでのデュエルを行う。ドロー力はなんか修行で鍛えられる物らしいので、研鑽を怠らない実直さ(Si)とすべての戦術に反応・対応する柔軟さ(Ne-Si)、更にそれらすべてをサイバーエンドの力で叩き潰す勝ち筋(Ti)がカイザーの持ち味。礼儀正しい姿勢、リスペクトデュエルの思想(Si-Fe)も道場で学んだのだろう。幼少期から一際突出した才能を持っていたとされていたこと、周囲に認められる形でFeを満たせていたことで、Feに嫌悪を抱かなかったのだろう。代替Siなので伝統、習慣を繰り返すことに抵抗感が無い。Si-Feは学校では尊重される傾向があるので、TiユーザーながらもSi-Feを発揮できるカイザーは教師からも十代みたいな一匹狼からも尊敬を集めた。 これらの背景から「相手を敬い、全力をぶつけ合うことがデュエル。勝ち負けは関係ない」というFeを前提としたTiで自らを律していたのがカイザー。だがどん底まで落ちたところでFeの価値を完全否定されたことで、元来発揮されるNeが台頭してきた。衝撃増幅装置にハマったのは、痛みから逃れ勝つために劣勢Feを切り捨て、本来のTi-Neの機能にスイッチした瞬間の高揚があったのでは。代替Siで過去の経験に変な固執をしやすい。エド INTJ(Ni-Te-Fi-Se) Se劣勢で、初期は悪に対する強い憎悪(Fi)がNiを支配するNiユーザー。 このタイプは得られたNiが補助Teを通して外界に伝わるプロセスを経るわけだが、エドは幼少期の事件のトラウマにより、代替FiがNiの舵取りをしている状態なので、したがってTeも多少偏った出力がされてるのだろう。それが2期や3期での周りを顧みない(vs十代、vsアモン)、未熟な倫理観のみに従った行動につながっていると推測される(Ni-Fiループ)。 Ni-Fiに前述のようにエラーが起きており、なおかつSe劣勢のためリラックスすることが苦手。幼い頃の大事な思い出である「新しいヒーローへの高揚感(Se)」もNiによって抑圧されていたために、補助Seの十代をほとんど言いがかりに近い形で非難した。それぞれ補助Seと劣勢Seなので、悪い予感に圧倒されて現状が見えなくなる事、不健全時に感傷的になる面などは共通している。3期でもまず拠点を構え、敵から情報収集を得た後行動するなど慎重派(Se劣勢)。そしていち早くユベルの策謀がもたらす異世界の違和感を口にしていたが、Niによるものなので明快な答えは出来ていない。 彼の偏っていたFiは、4期では孤児院に多額の寄付をするという健全な形でTeにつながっている。また不本意な形でプロを引退することになっても、代替Fiで怒りや落胆を抑えて行動できている。割とわかりやすくINTJではないだろうか。
ざっくり考察とのことで、心理機能に関してはMBTIの理論的には正確でない点もあるかな。人によって診断する際のポイントは異なるとは思うけど、傾向としてどういった機能を使いがちか、表現としてどの機能の得意・不得意が強調されているかに着目したほうがより正確にキャラクターの全体像を掴みやすいと個人的には思う。とはいえ興味深く読ませてもらった。十代はENFP。外向型・感情型で、少なくとも3期まではFiユーザー。基本的に気ままで集団に対する関心は薄いが(十代のドライな感じはこの個人主義っぷりに由来すると思う)、自分の心の琴線に触れたものには前のめりになるタイプだろう。ヒーローへのこだわりも「こうすると上手くいく」というTiの考え方ではなく、Fi的な独自のロマンやセンスによるものだと思う。プレッシャーに負けそうなのに自分に挑んでくる万丈目に感心したり、パワー・ボンドをわざわざ探してきて翔のデッキに入れるなど、友人を気にかける描写はこれ以外にも多々あるし、一回限りのゲストキャラに対しても、戦術以上にその人の心持ちや価値観に理解を示そうとする。対集団ではなく個人間での感情的な接触を好むところがFi。目の前にあるカード(Se)から戦術の完成形を想像する(Ni)のはむしろISTPの方が得意だと思う。元々あるカード同士(Si)を融合させて新たなヒーローを召喚する(Ne)というスタイルからNeの強さを感じる。デュエルが直感的と評されていたりと、筋道立てた考え方はどちらかといえば得意ではなさそう。覇王の支配欲求は不健全時の代替Teのみでも説明できるし、ヨハンを救出するという本来の目的をオブライエンに指摘されるまで忘れていたこともNiが意識下にあるようには見えない。方向性が定まらないまま支配を広げたところがNe-Teループだと思う。3期は十代が大人になる=社会的な責任感(Te)を獲得することがテーマとなったストーリーとも言える。授業中居眠りが多いのもそうだが、覇王のときを思い出してパニックになりかけるのはSi劣勢。あと不健全時の反応として、Fe-Ti軸は周囲に感情を爆発させたり、やることなすことが偏狭な考え方に囚われたりとおおよそ短気になりやすいが、Te-Fi軸は感傷的になって自己憐憫や自罰に陥ったり、周囲に対して過度に道理を押し付けるようになる。ショックなことがあると普段の陽気さからは考えられないくらい落ち込む十代は後者だろう。TiとNiでループしてるのはどちらかと言えば4期十代(二十代)。守備範囲の壮大さとユベルの目の力がNiを強調していてかつ全体的にFeとTiの間で心が揺らいでいるのでINFJでもまあまあ納得できるが、4期序盤はやや不健全で仲間との接し方に困っているようだから、ISTPっぽく見えるのは感覚としてはわかる。ついでにオブライエンは父親やコブラに従順で常に冷静な判断ができる(Si-Te)、ジムを喪った後に覇王に対して怯え悪い妄想に囚われているのは代替Fi・劣勢Neと、かなりISTJらしいキャラクターだと思う。とりあえず十代についてはこんな感じ。ここまで書いて力尽きた(ゴメン)。
見てくれてありがとうございます。いくつか理論を正確に把握していないとのことでしたし、こちらからも質問ありますので、返答いただけると今後のために大変助かります。○が特に答えていただきたい文です。○3期まで Neユーザー、挫折と融合を経てNiユーザー、また最終回後はNe…というのはMBTの理論的には正確なのでしょうか。使われる機能によって表面的な判断は変わることはあっても、生涯を通して判断機能そのものが変わることはないというのが前提だと思っていたのですが。ユベルと融合して人格が変わったから、というのは最終回後再びENFPに戻ったことの説明にならないです。またユベルと十代の間には人格として境界があり、破滅の光と斎王のように侵食があるようには見えません。○また4期でINFJに新しく変わったとして、Se劣勢があんなにフットワーク軽くNiに基づいて立ち回れるでしょうか。仮に全てまだ未発達だとして、Ni-Seだけで緊急事態に問題なく動けているのは、精霊たちの助けがあるからですか?ISTPは状況を判断し(Se)動くべきだ、と判断したらすぐに動ける行動力の高さがあり外向型に近い性質があるとされてます。Seがあるので周りの盛り上がりにも寛容です。ヒーローはあまり独自のセンスではないです。子供に普遍的な趣味の一つで、十代が元々ハマっていたからヒーローデッキを愛用しているのでは。幼すぎるという意味ではある意味独特かも?万丈目に対してはトイレでは話しかけずにその場を去り、自分のデュエルを貫き通した彼に初めて「お前は間違ってなかった」と励ます。翔もカードをこっそり入れましたが、使う/使わないは翔の判断に委ねられている。相手の判断を尊重すると決め、判断する内向型らしい気の使い方とも言えます。○またカイザーの豹変に対し、「あんなのお兄さんじゃない」と嫌悪した翔に、「俺も最初はびっくりしたけど、だからこそ今何が彼に起こってるのか、最後まで見届けようじゃないか」と発言している。ENFPだったら直観に基づいた推論に基き、好悪を口にするか、Si劣勢から脱走して直接会いに行きそうと思います。○目の前にあるカード(Se)⇔元々あるカード(Si)の違いはなんですか?またSi劣勢がSiに対し注目を向けますか?十代はネオスペーシアンを迎い入れたあとも引き続きEHEROも使っている。あと私はカードそのものが機能を象徴しているとは思いません。新しいカードを見て何を考えるだろうか、で考えました。「方向性が定まらないまま支配を広げた」とありますが、覇王誕生の経緯は「何が間違って失敗したのかわからない→悪を倒すためなら悪にもなる。悪として弱肉強食の世界を支配すれば間違えない」なので方向性は野蛮すぎるだけで決まっているのでは。結果を見ずやり方だけにこだわるのはTi>Teではないでしょうか。授業中居眠りするのはSi劣勢以外もやります。それにSi劣勢は伝統的文化・構造をNeとFiにかけて嫌悪を示すが、十代はアカデミアの3組による処遇の差や、初期の万丈目とクロノス教諭の差別発言にも強い好悪は示していない。隣で翔が粗食に文句を言っても感情移入せずまあまあという風。ISTPはTeが無くかつFe劣勢なので、万人に納得できる理論を説明できるわけではないと思います。なので他人にも過剰な説明や共感を求めません。あとVSブロン戦では怒りを爆発させ敵に当たり散らしています。直後には「俺はやるべきことをやったのに、俺は間違っていたのか?」と何度もオブライエンに共感を求めようとしています。この状態をFeグリップと判断しました。陽気さが影を潜め落ち込むというのは補助にSeが不能の時もそう見えます。立ち直れないくらい落ち込むというのは、感情制御が下手ということなので、Fが下位であるとも言えます。オブライエンについてはISTJかもしれませんね。よく考えず判断しました。ごめんなさい。もともと「一人の人間の判断機能が短期間で2回変わっているのはMBTI的に変だろう、全部まとめて一つで判定できないだろうか」という思い込みから始まったので、この思い込みが間違っている、もしくはENFPorINFJで全編判定可能だよ、と示していただければ全然納得します。長々とすいません。
なるほど。十代ISTP説は3期までと4期以降でも同一人物である以上は、MBTI的には性格に連続性があるはずだと仮定した上での診断だったってことか。自分もいつもなら同一人物なら態度が変われば心理機能の優先順位が変わっただけでタイプごと変わるはずはないと判断するよ。MBTIの理論としては同一人物ならその人に心境の変化があってもひとつのタイプに収まるはずと考えるのは至極真っ当な考え方だと思う。ただ十代に関しては自分は例外に当たると考えている。ユベルの魂と超融合という超常現象じみたイベントを挟んでいて、斎王に人智を超えた存在になったことを指摘されたり、今まで近くにいた明日香にもあなたは変わってしまったと言われるなど、作中で今までの十代とは何かが違うことを明確に示されている。心境の変化というよりは存在ごと作り変わった感じが尋常ではないと思った。同じ作品を見た人たちの間でより公平に議論の前提を共有しやすそうだという理由から、個人的には作中の描写をベースにMBTIの理論を当てはめるというやり方をとっている。よって十代の変化の描写は作品からできる限り客観的に共有できるように受け取って分析した。その結果が3期まではENFP、4期からは暫定INFJということです。使ってるペア機能からして違うって何事だよって感じだよな…気持ちはわかる。正直二十代INFJに関しては筋自体は通っているから特に反論もないというだけで確信には至ってない。もっとしっくりくる考察が出たらたぶんそっちに乗り換える。ただT機能よりF機能使ってる方が精神的に安定してるし比較的幸せそうに見えるからT型ではないと思う。各質問については手の空いてるときに追って小分けで回答させてほしい。
あと劇場版の十代もENFPっぽいと思う。ENFP→INFJ?→ENFPと性格の連続性が見られないのは気になるけど、作中描写ベースで考えるとそうなるってことで受け取っていただきたい。
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カイザーはISTP派。
翔に対して口下手で、真意を伝えられていないことに気付かず兄弟関係に溝を作るなどFe劣等の特徴はある。
本当はもっと深い考えがあるのに、表面的な正論っぽいことしか言えてなかったのなんかはSTPとしてわりと典型的。
ヘルカイザーへの変化は不健全化ではなく、むしろ見失っていた補助Seの回復だと思う。
ヘルカイザーを経て、健全に代替Niと劣等Feを成熟させていったのが作中のカイザーの成長だと思う。
うーん、言いたいことがあまり伝わらなかったようで残念だ。別に唯一とまで言ってないしフィクション云々も何でもかんでも当てはまるとは思ってないとだけ最後に言い訳させてくれ…
色々な意見が出てこその議論だと思うし、見落としてた点に気付かされたし、ISTP説を聞けてよかったと思う。自分も流石に答え方が理屈っぽすぎて反省してる。風通し悪くしてゴメンな。
色々あったけどここまで見てくれてありがとう。
↓への返信です。失礼しました。
十代ISTP派の方への返答
お互いに診断する際の前提や方針が異なっていることや、二十代INFJに関してはさほど積極的ではないことを頭の片隅に置いてもらえるとありがたいです。あと一部回答は長文になると思います。色々ゴメン。
一つ目の質問について
下のツリーで書いたことが概ね返答になっていると思う。ユベルの人格とは相互独立可能なのはその通りだが、だとしても超融合以前とそれ以後では冷めた雰囲気になっただけでなく顔つきから能力スペックまで変わっている。超融合〜破滅の光との戦いの間に十代に起こったことは不明瞭なので議論の話題として取り上げにくい。少なくともユベルと超融合したのを契機に意図的に大胆なキャラ改変が加えられているので、ひとつの性格タイプに無理に拘らなくてもいいと思った。元も子もないけど、結局はフィクションだから多少は道理から逸脱したご都合展開みたいなものがあってもまあ仕方ないかもね。
二つ目の質問について
4期からはINFJっぽい点について。価値基準としてNiが優先的に使われていそうで恐らく内向型、F>TでF機能がそもそも不得意というよりは傷ついて思い通りに使えないように見えること、以前のように自分の心のままに生きること(Fi)よりも人と心を通わせて輪の中に受け入れられること(Fe)で精神的に満たされる、4期序盤は仲間と距離を置いたり干渉されたくなさそうな態度だったのは代替Ti、新たな危機に対して2度と仲間を巻き込みたくないために孤立する選択をとっていたので実情としてFe>Ti、というのがざっくりな概要。正直なところ自分も半分は消去法で判断している。物語の進行とともにFeを回復させていくが、遊戯とのラストデュエルが最後の一押しとなり完全復活(ENFPに戻った?)、と見るべきか。
二十代をINFJとすると劣勢Seがわかりやすく表現がされてないのが、大まかには納得できてもいまいちしっくりこないポイント。波はあるけど行動力は高い。
必ずしもSe=運動神経ではないが、外界への興味から行動力の強さには関係しそうである。フットワークが軽いのが強みというよりは、自分がやるべきことだから動くというスタンスでいるのがNi>Seっぽいかな。ちなみに身体能力については、十代は元々スポーツが得意な設定だけどあの動きは最早そういう次元じゃない感じがする。バトルもののマンガやアニメではNi優勢でもSeをある程度まともに使えるキャラは傾向として多いけど、作劇上都合がいい表現方法なのかもしれない。
強いて言うなら明日香とのペアデュエルまでのやや不健全だった時期に劣勢Seムーブらしきものを見出せるくらいだと思う。普段はレッド寮に引きこもっているが、危機が迫っていると知るとたちまち動き出す、大徳寺先生に魂をトイレに流すと脅迫したり、目覚めたばかりの吹雪の体を揺さぶって情報を聞き出そうとする、どちらかが消し飛ぶほどの全力なデュエルをしようとする…とかかな。外界の情報から殆どシャットダウンしてるか、異様にせっかちだったり乱暴になるかの両極端なところが劣勢Seと言えそうではある。加えてFeはまともに機能しておらず、代わりに不器用なTiを使っていると思う。ISTP説もフォローしておくと、INFJとISTPは内向型同士かつ持っている心理機能は同じなので、ISTPの不健全時でも同様な反応はあり得る。
ここからは3期以前についても言及する。ISTPは補助Seで五感を使って周囲のノリに機敏に反応するのはその通りだが、劣勢Feで他者の感情に配慮することは優先順位が低く扱いも苦手。例えば誰かが何らかの問題を抱えて落ち込んでいた場合、その人に共感しながら話を聞いて心を慰めることは難しいが、事実関係を確認して有効な解決策を考えることは得意。万丈目が自分とのデュエルで負けたという事実に対して、プレッシャーを与えていた兄たちには勝ったと価値を付与するのはF型(特にFi)の考え方だろう。
Fiユーザーがヒーローなどの普遍的なものや広く知れ渡っているものに熱中することは可能性として大いにあり得る。Fiユーザーの独自のセンスについて理解するにあたって、情熱を注ぐ対象が何であるかという問題よりも、熱の注ぎ方やそのプロセスの方が重要。感情が自身の内側で深く狭く強く処理されるものであるため、結果として世間一般の価値観と一致するとは限らないような個性的な感覚を形成する。周囲と相対的に見て個性的という傾向はあっても、それを前提とした機能ではない。平たく言えば自分の感性に響いたものを愛する機能。
Fiは他者の個人的な感情にも寛容な機能である。パワー・ボンドを使うかどうかは、カイザーのリスペクトデュエルに追いつこうとしていた翔の感情に判断を委ねているのでは。Fiについての詳細は8つの心理機能のページに書いてあるので読んでみてほしい。
息切れしてきたのでとりあえず今回はここまで。質問の要点にちゃんと答えられてなかったらゴメン。
「4期は明らかに違うが、3期までの十代はENFP。つまり途中で性格タイプが変わっている」
「自分が見てきた作品群の中で唯一十代は判断機能が全て反転する現象が2度起きている」
「それは作中の描写でそうなっているからそうとしか言えない」
「それについてはフィクションだから一つの性格タイプに無理にこだわらなくてもいい」
は、ちょっと強引すぎるし、最後の一つについてはそれを言い出したら何でもありになってしまうのではないと思います。
しかし、熱くなって返答してくださいと書き込みましたが、このウィキの趣旨からずれていたと思います。
かなりご負担になっているようですし、これ以上は結構です。
未熟者の相手をしていただきありがとうございました。本当に失礼しました。
ユベルはここでISTP・ENFJ・ESFJ説が出てるけど、ISFJの可能性はない?
候補のタイプ見るとFe-Ti軸なのは疑う余地なさそうだけど、健全時でも基本的に自分と十代のことで完結してて、遊馬みたいなFe主機能故の対人への広い興味・関心が見られない気がする
昔も十代が勝てればそれで良くて、超融合後も自分と十代>その他で、外界に積極的な様子があまりない(十代以外に見えないのを差し引いても)
優勢Feや補助Seとは考えにくいんだよね
自分もユベルはFe-Ti軸派、ついでに言うとFe優勢だと思うが、自分と十代の関係性のみに終始するという見方をとるならばFiの可能性もありかもだな。
4期のツンデレムーブは小鳥ちゃんみたいな幼馴染系ヒロインを星10/闇属性/悪魔族にするとあんな感じになるのかなと思った。
ユベルはヤンデレ研究にはもってこいなキャラだと思う。もっと議論されてほしい。
Fe優勢だったらENFJとESFJのどっちがよりありそうだと思う?
自分はユベルの興味関心が自分と十代のみに終始・十代と超融合して落ち着いたのを、Siが優勢か補助だからと判断した。
(十代と共にいるという)安定して心地良い状態の維持・(十代と超融合して)愛を共有する状態を望むと解釈したのでSi-TeよりはSi-Fe。
I型と判断したのはFe優勢に多い「みんなで」ムーブが健全時に無いこと、周りを巻き込む(E)行動がヤンデレという不健全時に発揮されてたことからなんで、あまり確証はない。
EXFJでここまで1人に入れ込む・興味関心の対象が限定されるキャラっているのかな?
自分はどちらかと言えばENFJ派。まずユベルにとっての至上の価値観は愛。F機能優勢と見るべき。ユベルの愛は与えるものであり、コブラ、マルタン、アモン、ヨハンなど、結構な人の元に渡って憑依するだけでなく、自分の力に気を惹かせるようなことを話しながら接触しているところも活動的で外向型だと思った。補助NiはFe(愛で12次元を満たす)ための手段として使われており、壮大でかなり計画的。3期で起きた事件のほとんどがユベルの掌の上の出来事だった。ユベルのFeが歪んでいるのは宇宙に打ち上げられたときの痛みや苦しみこそが十代が教えてくれた愛の表現だと思い込んでいるから。これは代替Seの不健全な発露でFeと一緒にループしている。
でもESFJ説も結構納得している。根拠は下の方にある考察にほぼ同意。
Fiユーザー説も言い出しっぺになったからには書くけど、その場合はINFPが一番しっくりくる。
Fi優勢で十代に限定して深い愛情を寄せる、Neで多次元宇宙にまで視野を広げる、Siで前世も含めて過去に執着する、Te劣勢はボクを愛してくれないキミなんかいらない、みんな消えちゃえ!と強行に走りかけたところ。ただ個人的には、Fi優勢にしては人の心を煽ったり魅了したりするのがやや不自然。Fiは自分が思ったままのことを正直に言った結果相手に煽られていると受け取られてしまうというイメージ。人心掌握に長けている感じがするのでFeユーザー説を推したいところ。
ちなみに海外ではユベルINFPと診断してるところもあるみたいです。
ちょい長いです。ざっくりなのでおかしいところあるかも。
十代 ISTP(Ti-Se-Ni-Fe)
SeもNiが働けば展開や敵の戦術の予測はできる。
Neはまだ形になっていないアイデアや可能性に目を向けるので、カードゲームでいうと「目の前にあるこのカードを使ってなにかおもしろい動き・戦術が完成しないだろうか?」とかそういう知的探究心だと思う。十代のワクワクはあくまで「完成した相手のデッキの戦略、仕組み」。完成している玩具をバラして、構造を知って満足したいような感じ。Ti優勢なので自然と相手のデッキのTiに尊敬を払えるが、自分のデュエルスタイルをそれによって大きく変えることはない。翔はISFP(Fi-Se-Ni-Te)で亮より近い機能の十代に惹かれたが、3期で周りの感情に配慮しないことに強く反感を示した(FiとTiのギャップ)。
2,3期での不健全時の言動(Ti-Niループ)。活動的(補助Se)でなくなっている。4期冒頭も近い状態だが、ダークネスの騒動ではオブライエン(ISTP)とビジネスライクなコンビを組んで冷静に行動できていた(4期は割とISTPっぽい描写だと思う)。
さらに3期では自分の行動により仲間を失う結果を招き、Tiにエラーを起こし感傷的になる(Feグリップ)。覇王はFeグリップの反動から、「悪を倒すためになら悪になり、この弱肉強食の世界を支配しなければならない」歪んだTi-Niを持つ人格。「悪」のペルソナを被る事により、Fe劣勢の特徴が更に強調されている。代替Niの暴走により仲間や異世界の住民の命を奪ったトラウマから自信を喪失していたが、強大な闇の力を自覚し、「自身を満たす楽しいデュエルではなく、他者を守るためのデュエルに使う(SeからNiへの意識の移行)」ことでTiを復活させた。
万丈目 ENFJ(Fe-Ni-Se-Ti)
”サンダー”のコールを好んで使い、会場全体が高揚した雰囲気で一体になることを好む。彼のNiに強く影響を与えているのは、「カードゲーム界で成功する」目標だが、これは彼の兄弟から与えられたもの。兄弟の中でも落ちこぼれというコンプレックスから、上手くFeを満たすことができていなかった。「兄弟から与えられた目標を達成すれば、落ちこぼれではないと認められる」=兄弟への承認欲求(Fe)が彼本人の動機と推測できる。ノース校や対抗戦、ジェネックス優勝などの経験で、「落ちこぼれから這い上がり栄誉を獲得した自分」というオリジナルのアイデンティティを獲得したので、自信が出て段々とENFJらしいお人好しで世話好きな所が見られたと思う。
口うるさく他人を見下すような発言に反し、十代を励ましたり、捨てられた弱小カードを引き受けたりするツンデレっぽい描写が多い。それがツンデレ類型の1つのETJと似て見えるのだろうが、劣勢Fiの発露なら好意を持つ明日香にはもっと俺様的態度を取るはず。完全に憶測だが、「自分はエリート(代替Ni)なのだから、本来はこんな落ちこぼれ連中に感情移入などしないはず。なのに気持ちがわかってしまうのは自分が同じ境遇にいたことがあるから、自分はエリートなのに…」っていう主機能Feへの自己嫌悪に近い感じだと思う。
「場の雰囲気や状況に自身の判断を委ねる」Fe-Seループ且つ劣勢Tiっぽい描写は彼の人の良さでもあり、Fe>Teである彼の自己嫌悪の原因の一つでもある。弱小カードを渋々全員受け入れたり、プロデューサーの指示に従ってわざと負けを演じるなど。
3期で十代が周囲を顧みず行動したときには「周囲の仲間の不安に構わず、自分勝手に行動する」Tiの特性に誰よりも強く怒りを示した。
反面4期で師事を仰いだエドはNi-Teで他人に流されず、且つ代替FiでFeの倫理観に最低限抵触しない振る舞いができるので、万丈目の指導役としては適任だったのでは。
続きです。
カイザー INTP(Ti-Ne-Si-Fe)
そもそもNiユーザーではないと思う。主機能Niは自分の直観、目標を絶対に譲らない。「連敗続きがなんだ、自分の目標はそんな所にはない」と自信満々に振る舞うのがこのタイプ(エドは干された時も「お前はクビだ」と皮肉を返し、孤児院に隠遁したが大して落ち込んだ様子も見せていない)。更に劣勢Seは慎重で頭でっかちなので行動力に難がある。声をかけられて、前情報もなしに地下デュエルに飛び込むのはNe>Ni。「鬼にならねば見えぬ地平がある」も、目標を定め道を作るNi-Teではなく、道を定めまだ見ぬ終着点を求めるTi-Neの働きによるもの。そして明らかに内向型かつ「感覚派の十代」⇔「頭脳型のカイザー」なので、消去法でINTP。カイザー時はFe劣勢らしい描写は見られないが、ヘルカイザー時はそれっぽい。
「勝つためにどこまでも計算され尽くした、誰も寄せ付けない」圧倒的な強さと「相手のことを考え、すべての可能性に対応した戦術」を持つ。欲しいカードを的確に引き当てるドロー力の強さをもとに、完成されたロジックでのデュエルを行う。ドロー力はなんか修行で鍛えられる物らしいので、研鑽を怠らない実直さ(Si)とすべての戦術に反応・対応する柔軟さ(Ne-Si)、更にそれらすべてをサイバーエンドの力で叩き潰す勝ち筋(Ti)がカイザーの持ち味。礼儀正しい姿勢、リスペクトデュエルの思想(Si-Fe)も道場で学んだのだろう。幼少期から一際突出した才能を持っていたとされていたこと、周囲に認められる形でFeを満たせていたことで、Feに嫌悪を抱かなかったのだろう。代替Siなので伝統、習慣を繰り返すことに抵抗感が無い。
Si-Feは学校では尊重される傾向があるので、TiユーザーながらもSi-Feを発揮できるカイザーは教師からも十代みたいな一匹狼からも尊敬を集めた。
これらの背景から「相手を敬い、全力をぶつけ合うことがデュエル。勝ち負けは関係ない」というFeを前提としたTiで自らを律していたのがカイザー。だがどん底まで落ちたところでFeの価値を完全否定されたことで、元来発揮されるNeが台頭してきた。衝撃増幅装置にハマったのは、痛みから逃れ勝つために劣勢Feを切り捨て、本来のTi-Neの機能にスイッチした瞬間の高揚があったのでは。代替Siで過去の経験に変な固執をしやすい。
エド INTJ(Ni-Te-Fi-Se)
Se劣勢で、初期は悪に対する強い憎悪(Fi)がNiを支配するNiユーザー。
このタイプは得られたNiが補助Teを通して外界に伝わるプロセスを経るわけだが、エドは幼少期の事件のトラウマにより、代替FiがNiの舵取りをしている状態なので、したがってTeも多少偏った出力がされてるのだろう。それが2期や3期での周りを顧みない(vs十代、vsアモン)、未熟な倫理観のみに従った行動につながっていると推測される(Ni-Fiループ)。
Ni-Fiに前述のようにエラーが起きており、なおかつSe劣勢のためリラックスすることが苦手。幼い頃の大事な思い出である「新しいヒーローへの高揚感(Se)」もNiによって抑圧されていたために、補助Seの十代をほとんど言いがかりに近い形で非難した。それぞれ補助Seと劣勢Seなので、悪い予感に圧倒されて現状が見えなくなる事、不健全時に感傷的になる面などは共通している。
3期でもまず拠点を構え、敵から情報収集を得た後行動するなど慎重派(Se劣勢)。そしていち早くユベルの策謀がもたらす異世界の違和感を口にしていたが、Niによるものなので明快な答えは出来ていない。
彼の偏っていたFiは、4期では孤児院に多額の寄付をするという健全な形でTeにつながっている。また不本意な形でプロを引退することになっても、代替Fiで怒りや落胆を抑えて行動できている。割とわかりやすくINTJではないだろうか。
ざっくり考察とのことで、心理機能に関してはMBTIの理論的には正確でない点もあるかな。人によって診断する際のポイントは異なるとは思うけど、傾向としてどういった機能を使いがちか、表現としてどの機能の得意・不得意が強調されているかに着目したほうがより正確にキャラクターの全体像を掴みやすいと個人的には思う。とはいえ興味深く読ませてもらった。
十代はENFP。
外向型・感情型で、少なくとも3期まではFiユーザー。基本的に気ままで集団に対する関心は薄いが(十代のドライな感じはこの個人主義っぷりに由来すると思う)、自分の心の琴線に触れたものには前のめりになるタイプだろう。
ヒーローへのこだわりも「こうすると上手くいく」というTiの考え方ではなく、Fi的な独自のロマンやセンスによるものだと思う。プレッシャーに負けそうなのに自分に挑んでくる万丈目に感心したり、パワー・ボンドをわざわざ探してきて翔のデッキに入れるなど、友人を気にかける描写はこれ以外にも多々あるし、一回限りのゲストキャラに対しても、戦術以上にその人の心持ちや価値観に理解を示そうとする。対集団ではなく個人間での感情的な接触を好むところがFi。
目の前にあるカード(Se)から戦術の完成形を想像する(Ni)のはむしろISTPの方が得意だと思う。元々あるカード同士(Si)を融合させて新たなヒーローを召喚する(Ne)というスタイルからNeの強さを感じる。
デュエルが直感的と評されていたりと、筋道立てた考え方はどちらかといえば得意ではなさそう。覇王の支配欲求は不健全時の代替Teのみでも説明できるし、ヨハンを救出するという本来の目的をオブライエンに指摘されるまで忘れていたこともNiが意識下にあるようには見えない。方向性が定まらないまま支配を広げたところがNe-Teループだと思う。3期は十代が大人になる=社会的な責任感(Te)を獲得することがテーマとなったストーリーとも言える。
授業中居眠りが多いのもそうだが、覇王のときを思い出してパニックになりかけるのはSi劣勢。
あと不健全時の反応として、Fe-Ti軸は周囲に感情を爆発させたり、やることなすことが偏狭な考え方に囚われたりとおおよそ短気になりやすいが、Te-Fi軸は感傷的になって自己憐憫や自罰に陥ったり、周囲に対して過度に道理を押し付けるようになる。ショックなことがあると普段の陽気さからは考えられないくらい落ち込む十代は後者だろう。
TiとNiでループしてるのはどちらかと言えば4期十代(二十代)。守備範囲の壮大さとユベルの目の力がNiを強調していてかつ全体的にFeとTiの間で心が揺らいでいるのでINFJでもまあまあ納得できるが、4期序盤はやや不健全で仲間との接し方に困っているようだから、ISTPっぽく見えるのは感覚としてはわかる。
ついでにオブライエンは父親やコブラに従順で常に冷静な判断ができる(Si-Te)、ジムを喪った後に覇王に対して怯え悪い妄想に囚われているのは代替Fi・劣勢Neと、かなりISTJらしいキャラクターだと思う。
とりあえず十代についてはこんな感じ。ここまで書いて力尽きた(ゴメン)。
見てくれてありがとうございます。
いくつか理論を正確に把握していないとのことでしたし、こちらからも質問ありますので、返答いただけると今後のために大変助かります。○が特に答えていただきたい文です。
○3期まで Neユーザー、挫折と融合を経てNiユーザー、また最終回後はNe…というのはMBTの理論的には正確なのでしょうか。使われる機能によって表面的な判断は変わることはあっても、生涯を通して判断機能そのものが変わることはないというのが前提だと思っていたのですが。ユベルと融合して人格が変わったから、というのは最終回後再びENFPに戻ったことの説明にならないです。またユベルと十代の間には人格として境界があり、破滅の光と斎王のように侵食があるようには見えません。
○また4期でINFJに新しく変わったとして、Se劣勢があんなにフットワーク軽くNiに基づいて立ち回れるでしょうか。仮に全てまだ未発達だとして、Ni-Seだけで緊急事態に問題なく動けているのは、精霊たちの助けがあるからですか?
ISTPは状況を判断し(Se)動くべきだ、と判断したらすぐに動ける行動力の高さがあり外向型に近い性質があるとされてます。Seがあるので周りの盛り上がりにも寛容です。
ヒーローはあまり独自のセンスではないです。子供に普遍的な趣味の一つで、十代が元々ハマっていたからヒーローデッキを愛用しているのでは。幼すぎるという意味ではある意味独特かも?
万丈目に対してはトイレでは話しかけずにその場を去り、自分のデュエルを貫き通した彼に初めて「お前は間違ってなかった」と励ます。翔もカードをこっそり入れましたが、使う/使わないは翔の判断に委ねられている。相手の判断を尊重すると決め、判断する内向型らしい気の使い方とも言えます。○またカイザーの豹変に対し、「あんなのお兄さんじゃない」と嫌悪した翔に、「俺も最初はびっくりしたけど、だからこそ今何が彼に起こってるのか、最後まで見届けようじゃないか」と発言している。ENFPだったら直観に基づいた推論に基き、好悪を口にするか、Si劣勢から脱走して直接会いに行きそうと思います。
○目の前にあるカード(Se)⇔元々あるカード(Si)の違いはなんですか?またSi劣勢がSiに対し注目を向けますか?十代はネオスペーシアンを迎い入れたあとも引き続きEHEROも使っている。あと私はカードそのものが機能を象徴しているとは思いません。新しいカードを見て何を考えるだろうか、で考えました。
「方向性が定まらないまま支配を広げた」とありますが、覇王誕生の経緯は「何が間違って失敗したのかわからない→悪を倒すためなら悪にもなる。悪として弱肉強食の世界を支配すれば間違えない」なので方向性は野蛮すぎるだけで決まっているのでは。結果を見ずやり方だけにこだわるのはTi>Teではないでしょうか。
授業中居眠りするのはSi劣勢以外もやります。それにSi劣勢は伝統的文化・構造をNeとFiにかけて嫌悪を示すが、十代はアカデミアの3組による処遇の差や、初期の万丈目とクロノス教諭の差別発言にも強い好悪は示していない。隣で翔が粗食に文句を言っても感情移入せずまあまあという風。
ISTPはTeが無くかつFe劣勢なので、万人に納得できる理論を説明できるわけではないと思います。なので他人にも過剰な説明や共感を求めません。あとVSブロン戦では怒りを爆発させ敵に当たり散らしています。直後には「俺はやるべきことをやったのに、俺は間違っていたのか?」と何度もオブライエンに共感を求めようとしています。この状態をFeグリップと判断しました。
陽気さが影を潜め落ち込むというのは補助にSeが不能の時もそう見えます。立ち直れないくらい落ち込むというのは、感情制御が下手ということなので、Fが下位であるとも言えます。
オブライエンについてはISTJかもしれませんね。よく考えず判断しました。ごめんなさい。
もともと「一人の人間の判断機能が短期間で2回変わっているのはMBTI的に変だろう、全部まとめて一つで判定できないだろうか」という思い込みから始まったので、この思い込みが間違っている、もしくはENFPorINFJで全編判定可能だよ、と示していただければ全然納得します。長々とすいません。
なるほど。十代ISTP説は3期までと4期以降でも同一人物である以上は、MBTI的には性格に連続性があるはずだと仮定した上での診断だったってことか。
自分もいつもなら同一人物なら態度が変われば心理機能の優先順位が変わっただけでタイプごと変わるはずはないと判断するよ。MBTIの理論としては同一人物ならその人に心境の変化があってもひとつのタイプに収まるはずと考えるのは至極真っ当な考え方だと思う。
ただ十代に関しては自分は例外に当たると考えている。ユベルの魂と超融合という超常現象じみたイベントを挟んでいて、斎王に人智を超えた存在になったことを指摘されたり、今まで近くにいた明日香にもあなたは変わってしまったと言われるなど、作中で今までの十代とは何かが違うことを明確に示されている。心境の変化というよりは存在ごと作り変わった感じが尋常ではないと思った。同じ作品を見た人たちの間でより公平に議論の前提を共有しやすそうだという理由から、個人的には作中の描写をベースにMBTIの理論を当てはめるというやり方をとっている。よって十代の変化の描写は作品からできる限り客観的に共有できるように受け取って分析した。
その結果が3期まではENFP、4期からは暫定INFJということです。使ってるペア機能からして違うって何事だよって感じだよな…気持ちはわかる。
正直二十代INFJに関しては筋自体は通っているから特に反論もないというだけで確信には至ってない。もっとしっくりくる考察が出たらたぶんそっちに乗り換える。ただT機能よりF機能使ってる方が精神的に安定してるし比較的幸せそうに見えるからT型ではないと思う。
各質問については手の空いてるときに追って小分けで回答させてほしい。
あと劇場版の十代もENFPっぽいと思う。
ENFP→INFJ?→ENFPと性格の連続性が見られないのは気になるけど、作中描写ベースで考えるとそうなるってことで受け取っていただきたい。