最終更新:ID:eFTGiHU6ww 2019年01月14日(月) 01:49:47履歴
自分のタイプや近しい人のタイプ、あるいはお気に入りのキャラのタイプについてなら、タイプの概要が掴めのは比較的容易です。しかし16タイプを満遍なく理解するとなるとなかなか難しいものです。4つの指標の二項対立は覚えやすいですが、「指標を4つ並べてみたがイマイチどんなタイプなのかピンとこない……」、なんて声もあるでしょう。
かといってタイプ論の源流をたどり各心理機能をきちんと理解する道は、MBTIを知り始めた人には重たく険しいものです。ですがタイプを深く理解するには心理機能は欠かせません。
そこで、指標の考え方と心理機能の考え方の間をとって、新たな視点で16タイプをシンプルにとらえる方法を考えました。指標のみで考えてきた人にやさしく心理機能の考え方に触れてもらおうという狙いです。おおざっぱな記述ではありますが、キャラ診断の際の1つのチェック項目やタイプ絞り込みの方法としても中々有用ではないかと考えています。よりよいタイプ理解の一助となれば幸いです。
かといってタイプ論の源流をたどり各心理機能をきちんと理解する道は、MBTIを知り始めた人には重たく険しいものです。ですがタイプを深く理解するには心理機能は欠かせません。
そこで、指標の考え方と心理機能の考え方の間をとって、新たな視点で16タイプをシンプルにとらえる方法を考えました。指標のみで考えてきた人にやさしく心理機能の考え方に触れてもらおうという狙いです。おおざっぱな記述ではありますが、キャラ診断の際の1つのチェック項目やタイプ絞り込みの方法としても中々有用ではないかと考えています。よりよいタイプ理解の一助となれば幸いです。
タイプを表す4文字のうち内側の2文字はその人の心理機能の上位2つを表します。(厳密にはSNTFそれぞれに外向と内向の2種類があり、同じSでもSeとSiではいろいろと異なりますが、細かい話は省略します。詳しくは8つの心理機能へ。)
S/Nは知覚機能T/Fは判断機能と呼ばれ、その人の知覚と判断の傾向、まさしく思考の中核を表すものです。簡単に言えば「考え方のクセ」でしょうか。ST ⇔ NF、SF ⇔ NTが対立軸になります。
S/Nは知覚機能T/Fは判断機能と呼ばれ、その人の知覚と判断の傾向、まさしく思考の中核を表すものです。簡単に言えば「考え方のクセ」でしょうか。ST ⇔ NF、SF ⇔ NTが対立軸になります。
ST | NF |
---|---|
現実的 | 理想主義 |
事実に基づいて考える | 想像に基づいて考える |
秩序や安定を好む | 独創性や変化を好む |
現実的な問題への対処を求める | 個人・集団の成長や幸福を求める |
SF | NT |
---|---|
社交的 | 合理的 |
個人的なことに基づいて考える | 論理的証拠に基づいて考える |
人と信頼関係を築く | アイデアで人を引っ張る |
具体的な行動で人を助けることを好む | 分析し理論を組み立てることを好む |
タイプを表す4文字のうち外側の2文字はその人の心理機能の上位2つを表します。(E/IとJ/Pは心理機能の主機能に関わっており、この2項対立を真に理解するには心理機能の理解が必要不可欠となります。)
心理機能の主機能の特徴を表すこの2文字は、その人の得意とするものを表します。簡単に言えば「得意なスタイル」でしょうか。EJ ⇔ IP、EP ⇔ IJが対立軸になります。
〇心理機能から見るJとP
心理機能の順列の話を少しすると、行動が主機能の場合必ず貯蔵が補助機能に、評価が主機能の場合必ず探索が補助機能になります。(それぞれ逆もまた然り。)つまり、行動+貯蔵のスタイルがJ型(規範型)で、評価+探索のスタイルがP型(柔軟型)なのです。
心理機能の主機能の特徴を表すこの2文字は、その人の得意とするものを表します。簡単に言えば「得意なスタイル」でしょうか。EJ ⇔ IP、EP ⇔ IJが対立軸になります。
EJ | IP |
---|---|
行動・実行方針 | 評価・判断基準 |
主機能がTe/Fe | 主機能がTi/Fi |
外界に働きかけている印象 | 一人で考え込んでいる印象 |
考えすぎる前にすぐ行動 | 行動の前にじっくり考える |
常識や慣習を重んじる | 常識や慣習にとらわれない |
EP | IJ |
---|---|
探索・情報収集 | 貯蔵・情報整理 |
主機能がSe/Ne | 主機能がSi/Ni |
落ち着きがない印象 | 自分の世界観を固く守る印象 |
未知の体験を求める | 習慣的な行動を好む |
次々新しいものを試してみる | 辛抱強くコツコツ積み重ねる |
〇心理機能から見るJとP
心理機能の順列の話を少しすると、行動が主機能の場合必ず貯蔵が補助機能に、評価が主機能の場合必ず探索が補助機能になります。(それぞれ逆もまた然り。)つまり、行動+貯蔵のスタイルがJ型(規範型)で、評価+探索のスタイルがP型(柔軟型)なのです。
内側の2文字と外側の2文字を組み合わせることで16タイプをシンプルにとらえることができます。
4文字とも異なるタイプは内側も外側も対立項であり、ちょうど長所短所が入れ替わるかたちになります。あらゆる場面で考え方・行動が対立するためお互いの印象が悪いことが多いでしょう。裏を返せば、真逆のタイプからは学べることが多いとも言えます。
※表は現在作成中です。既に記入している欄を変更する可能性も大いにあります。
4文字とも異なるタイプは内側も外側も対立項であり、ちょうど長所短所が入れ替わるかたちになります。あらゆる場面で考え方・行動が対立するためお互いの印象が悪いことが多いでしょう。裏を返せば、真逆のタイプからは学べることが多いとも言えます。
※表は現在作成中です。既に記入している欄を変更する可能性も大いにあります。
タイプ | 内側 | 外側 | 内側+外側による特徴の記述 | 裏を返すと |
---|---|---|---|---|
ESTJ | 現実的 | 行動 | 現実的な利益を求めて積極的に実行する | INFPの弱点 |
ISTJ | 現実的 | 貯蔵 | 現実に目を向け事実や経験を貯蔵する | ENFPの弱点 |
ESFJ | 社交的 | 行動 | 周りの人の幸福を求めて積極的に人に働きかける | INTPの弱点 |
ISFJ | 社交的 | 貯蔵 | 周りの人に目を向け事実や経験を貯蔵する | ENTPの弱点 |
ESTP | 現実的 | 探索 | 現実に目を向け新しい刺激を探す | INFJの弱点 |
ISTP | 現実的 | 評価 | 現実的な視点で物事を独自の推論枠組みから評価する | ENFJの弱点 |
ESFP | 社交的 | 探索 | 周りの人と楽しめる新しい刺激を探す | INTJの弱点 |
ISFP | 社交的 | 評価 | 周りの人を考慮して物事を独自の価値観から評価する | ENTJの弱点 |
ENTJ | 合理的 | 行動 | 合理的な戦略に基づいて積極的に実行する | ISFPの弱点 |
INTJ | 合理的 | 貯蔵 | 合理的な理論を作るべく事実や経験を整理する | ESFPの弱点 |
ENTP | 合理的 | 探索 | 合理的な思考に合う新しいアイデアを探す | ISFJの弱点 |
INTP | 合理的 | 評価 | 合理的な視点で物事を独自の推論枠組みから評価する | ESFJの弱点 |
ENFJ | 理想主義 | 行動 | 理想像を求めて積極的に人に働きかける | ISTPの弱点 |
INFJ | 理想主義 | 貯蔵 | 理想像に基づいて事実や経験を整理する | ESTPの弱点 |
ENFP | 理想主義 | 探索 | 理想像に適う新しいアイデアを探す | ISTJの弱点 |
INFP | 理想主義 | 評価 | 理想像をもとに物事を独自の価値観から評価する | ESTJの弱点 |
このページへのコメント
ページ作成者です。タイトル変更に伴い新しいページを作り直したので、このページは管理人へ削除依頼を出しています。もし管理人以外でページ削除権限をお持ちの方がいらっしゃれば、当ページを削除していただけないでしょうか。