アニメや漫画、小説などの登場人物の性格について台詞や行動をもとに性格診断し、予想を書き出してまとめるwikiです。キャラクターの性格と人間関係を考察したり、創作論に役立てることを目的としています。
最終更新:ID:9bizWBNuUg 2023年08月21日(月) 13:29:52履歴
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少し返信が遅くなってしまいました。わざわざまとめてくださってありがとうございます。分かりやすいですし、これに則って返させてもらいますね。1切嗣の場合、「より多くを救う」は理想ではなく、理想への手段ではないかと思います。確かに、「より多くを救いたい」ならばFe.Te共に持ち得る理想だと僕も思いますが、切嗣の理想は別にあると考えています。そこで切嗣の理想というのは、聖杯に託した「あらゆる戦乱と流血の根絶、恒久的平和」に近しいものかそれ自体だと思います。(もっとも、切嗣としては過去の行いに正当性を持たせる為に抱いている、要は逃避的な側面を含んだ理想もどきなのかもしれませんが...)僕が前のコメントに込めた趣旨としましては、「大を救い小を切り捨てる」という「手段」を取るのは、先述の理想の達成において、些か効率性や合理性に欠ける。何故そう思うのかというと、Te>Fiであれば、主機能をNiとしたとき、この非効率性は排除して、「理想の実現に役立つ人間を優先的に生かす」という、より合理的な手段を選ぶのではないかと思うから。ということでした、伝わっていなかったら申し訳ないです。確かにFe.Teユーザーならば、理想の実現に組織を欲するかもしれませんね。(ル〇ーシュみたいに…)その点、切嗣は自陣営の舞弥やアイリ、サーヴァントのセイバーを動かしていたくらいで、INFJ・INTJ共に典型的な印象では通用しないですね。そこで、(>>「大を救い、小を切り捨てる」がなぜNi-Fe特有の発想なのかを、もう少し知ることができたら、自分も納得ができそうです。)という、僕が求められている説明を分かりやすくまとめてくださった質問に対して、返答させていただき、それを元にINFJであると思った点について述べさせていただきます。まず、僕の前の返信にも書きましたが、「大を救い小を切り捨てる」というのは、Ni-Fe-Tiの共同で導き出した手段だと考えています。Ni-(FeかTe)で「あらゆる流血と紛争の根絶、恒久的平和」という理想を持ったとして、判断機能(Fe-Fi-Te-Ti)のどれで「大を救い小を切り捨てる」を実行しているのかと考えたとき、Feにしては人に対する配慮がなく外的な情報からの判断を怠った内向的判断、Fiにしては個人の感情を軽視したある種の大局的判断、Teにしては非効率性を感じざるを得ない上に状況を考慮しない内向的信条に基づいた判断、Tiにしても洗練されておらず効率的でない手段。こうした時に考えると、まず「大を救い小を切り捨てる」を実行する上で内向機能で判断していることは間違いなさそう、ではその際に代替(Fi.Ti)のどちらを使っているかというと、僕としてはTiだと考えます。先程の各心理機能に対する否定は、それが優勢か補助である場合のみに通用するものと僕は考えていますので、今からは代替としてのFiとTiを考慮していきます。そして僕は、代替Tiだからこそ、人に対する感情配慮を一時的に無視した判断が可能だったとします。先程も言った通り「大を救い小を切り捨てる」自体が、理想に対する内向的な信条を元にした行動と言えるので、INTJのTeによるFiを抑圧した行動とは言えないと考えたのもあり、Tiの拙い合理性と過去からの逃避を綯い交ぜとして「大を救い小を切り捨てる」という手段が取れたのだと考えました。この考えから、代替機能はTiと仮定でき、その場合補助はFeになり、よって理想を抽出した心理機能はNi-Feとできるのではないか、そして実行係が代替Tiとなっている為の作中の「大を救い小を切り捨てる」という行動ではないかとしました。2確かに自発的に心理機能を使い分けるなんてありえないですよね、そこに関して僕の解釈が誤っていたことを認めます。3.4確かにセイバーに対する対応に関しては、内向的な感情の暴走(Fi)として説明するのが適格だと、読んでいて感じました。しかし、「可哀想だから」というのは少し誤っているように思います、切嗣はアルトリアに責任を押し付けた大人を嫌悪しましたが、一方それに従ったアルトリアをも嫌悪していました。なので正しくは「同情と嫌悪(Fi)」ではないかと思います。この部分に関して、代替Fiとしての性質に当てはまると感じる説明ですし、そこに信憑性は感じます。ですが、「直接話さない」に関して「効率(Ti)」や「調和(Fe)」を感じないと言いますが、そちらが挙げられたFiはあくまで上手く機能していない場合なのに対し、否定しているFeやTiは上手く機能している前提であるのには矛盾を感じざるを得ません。そこで、上手く機能していないTiでも、自身の信条や論理性から外れた存在に対して、排他的(Feを軽視したTi)になる可能性は十分にある。という説明でも、セイバーに対しての「直接話さない」という行動が取れるのではないかと意見します。前のコメントの意図としては、生前のアルトリアの様子からして自分とは相容れないので、話し合っても無駄と考え、意思疎通を度外視した道具として扱った。という意味を含んでの「道具として使う」 ですので、話し合った方がいいことしかないから切嗣は効率的でない、というのは健全なTiに対する否定にしかなりえません。文字数が多く投稿制限があるので分割します。
5具体的に「大を救い小を切り捨てる」のどの要素にTeを見出したのですか?秩序や公平性を守ろうと考えたときに、なんら社会的に敷かれているルールを遵守しない、「大を救い小を切り捨てる」という自分の内(内向的判断)で見出した手段に固執することが、Teと直結しているとは思えません。効率を遵守しない特徴を指摘するのは、代替Tiが下位機能であることを忘れているように思います。世界全体の秩序を守るために、と言いますが、その点に関してFeかTeどちらの由来か判断するのはこれまでのやりとりから考えて不可能だと思います。結局主観による判断ですので。僕も人類の救済を導き出した心理機能をFeと考えていましたが、どちらでもその発想に至るというのは僕達の共通する認識だと思いますので、この件はイーブンにしませんか?6なるほど、行動の真意こそが心理機能というのは僕も同意するところです。それを踏まえ、「道具として使う」と判断する上で、Ti的な視点もあったと主張します。確かに同情心があったのは事実でしょう、それでも、アルトリアの信念と自身の信念が相容れない為、意思疎通による相互理解が不可能と判断したこともまた事実だと考えています。その上での「道具として使う」は、主機能や補助のTiでなら合理性に欠きますし、選択しなかったのかもしれませんが、代替としてならありえる範囲だとします。(根底には感情的な面で遠ざけたかった部分があるのも事実だと思います、ですが、その行動に一定の論理性を付与した事実は、判断に対するTiやTeの可能性が疑えるので、Fiによる判断と言い切れないものがあると思います)長文をタラタラとすみません。まとめてくださったことで、返信がしやすくなったことにお礼させてください。そして、以上のことから僕としてはINFJ診断に変わりはないです。ですが、どうも切嗣の行動は下位Fiとしての性質も所々垣間見える事には同意します。ですので、Teに対する明確な根拠があるのなら、併記でも問題ないように思いました。 返信する場所間違えた…
今までの議論読んだうえで、切嗣はINTJも併記してほしい。INTJを主張する声もしかりとあるので。INFJ派も併記であれば構わないのではないか?個人的意見では、冷たい人間INTJ(切嗣)VS暖かいロボットINTP(綺礼)にそのまま当てはまると思う。
原作見た上で、切嗣を冷たい人間と形容出来る人いるんだね。確かに暖かさは見えにくいし、判断基準も定量的で冷たく見えるかもしれないが、それに対する自己矛盾が生む苦しみこそ切嗣の人間味であり体温のような暖かさだと思うけどな。綺礼もだけど、そもそもロボット要素が無い、親父と妻を自分の手で殺せなくて後悔するロボット人間が暖かったら人類終わりだろ。もっとも、抑圧傾向にあった物語序盤の頃ならそう見えるかもしれないけどね。一つ疑問なんだけど、何で思い入れもない上に対して知らない作品の診断結果に興味を持つんです?書き込むなら、せめてアニメ見てからにしてほしい。確か最近abemaでやってたよね、そうでなくても食費削ってdアニメ登録すればすぐ見れる。それさえすれば診断結果がなんであれ是非書き込んで欲しいし。
冷たい人間云々にはノータッチで行きたいのですが、自分も切嗣はINTJだと思います。特に「自分や他人の心を無視して、世界のためならば、どんなに心が傷んでもの大切な人をも犠牲にする」という理念自体がTe-Fiだと感じました。というか、Fate Zero って全編通して切嗣の表面上のTeと、心の奥底にある本心のFiの葛藤を描いた作品じゃないですか?生まれつきFeを持った士郎が、自分の打算や得(Ti)などを考えずに、ありのままひたむきに、時には人間性すら感じれないほどにみんなのために動けていたとする(Fe)ならば平和や秩序を維持するためとはわかってはいても(Te)、本心では平和とか何もかも捨てて、愛する人や娘と静かに暮らしていたい(Fi)。っていう人間性が垣間見える切嗣との対比があるから、本編とはまた違う方向に、あんなに面白い作品になっているだと考えていました。よくある、「元は優しく温和だったけれど、とある経験がきっかけで一見冷たく、目的のためなら冷酷に見えるようになったINFJ」は創作によく見かけますが、そのようなキャラは元々理想が高く(Ni)、また人々の幸せを願っていた(Fe)が、現実は残酷で思うままにはならない。だから第三機能のTiを利用して、時に打算的で冷酷に計画を遂行するようになっています。このようなキャラは、よく言えば底なしのお人よし、悪く言えば現実が見えていない人です。しかし、切嗣は違います。幼少期から、過度に人々の幸せを願うような描写はありませんでした。もちろん、人並みのいい子ではありましたが、きちんと地に足のついた思考を持つ少年です。しかし、父親が悪事に加担していたと知ると一変、彼を殺害します。これは「人々を幸せにしたいという理想(Fe)の前に、時に冷酷にならざるを得ないから父親を殺めた(Ti)」というよりは、至ってシンプルで「悪いことをしたから、報いを受けるべきだと判断した」という、極めてTe的な思考で行動しています。他の行動もこの一例に則っており、常に切嗣は「本当は身内と平和に暮らしたい(Fi)、けど、世界の平和のために、自分や周りを犠牲にしてでも秩序を守る(Te)行動」を心がけています。Feで動いている士郎とは異なり、です。以上から、切嗣はINTJだと思うのですが、個人的にはこの論点は興味深く、INFJの意見も聞きたいです。よろしくお願いします。
僕は切嗣INFJだと思いますね。まず認識を合わせたいのですが、切嗣が父親を殺したのは、貴方の言うような社会的制裁ではなく、ここで父が生き延びたらまた同じ惨劇を繰り返しかねないからです。ここは解釈ではなく、きちんとした設定ですので、僕としては前提に置いておきたいです。ここからは僕の解釈や意見なんですけど、>「自分や他人の心を無視して、世界のためならば、どんなに心が傷んでも大切な人をも犠牲にする」世界の為ではなく、世界の人々の為(Fe)というのが正しいように思います。それと「自分や他人の心を無視して、世界のためならば・・・」というのはTe優勢Fi劣等では?INTJならば、代替Fiもある程度考慮すると思いますよ。衛宮士郎と衛宮切嗣はよく対比されていますよね、僕が思うに、二人には異なる点があり、切嗣には理想を叶える為の手段(大を救い小を切り捨てる)があったのに対し、衛宮士郎は作中で誰一人切り捨てたくないという衛宮切嗣以上に実現不可能な理想を抱いて、尚且つ実現手段を持たない(Ti劣等)点にあります。そこで思うのが、貴方の言うような「現実が見えていない人」というのは、INFJ(代替Ti)でなく、ENFJ(Ti劣等)のことではないのですか?それに、切嗣は社会的な秩序の維持でなく、争いの根絶(世界の恒久的平和)という、人類史から考えてありえない望みを聖杯に抱いています。これは明らかにTeの範疇外でしょう、人の営みや社会的秩序を著しく脱しています(セイバーも指摘していましたね)、聖杯がなければ荒唐無稽な妄想(Ni-Fe)にすぎないですね。INFJでない理由として、切嗣の幼少期は人々の幸せを願う描写が無く、地に足のついた思考を持つ少年といいますが、INFJだからといって理想を抱くわけではありませんよ。それに、地に足のついた思考と言いますが、INTJも主機能はNiで劣等はSeです。この並びからして、INFJと指向性は違えど、時として現実を顧みない理想に耽ることもあるでしょう。>「本当は身内と平和に暮らしたい(Fi)、けど、世界の平和のために、自分や周りを犠牲にしてでも秩序を守る(Te)行動」切嗣が身内と平和に暮らしたいと、殊更強調するような描写は無かったような気がします。アンリ・マユを拒絶する上で、アイリとイリヤを見捨てたのは、社会的秩序を守る為でなく、それ以外の「全人類」を選んでの行動というのは、広く共通する認識だと思います。以上のことから、切嗣の行動動機は人に起因して、理想を指向するものが多く(Ni-Fe)、社会的な法の執行者としての振る舞いが見られない(Teスタック外)ことから、僕はINFJと考えます。
とてもわかりやすく、明快な分析です。とても勉強になります。まず一つ目ですが、確かに切嗣は「同じ惨劇を繰り返さないように」ということで父親を殺害しました。これは自分も認識していたのですが、この行動の真意は「他の場所でも当然、秩序を崩して悲劇を生んではいけない(悪いことをしてはいけない)」ということで、それを未然に防ぐために報いを受けさせた。という趣旨で語っていました。ここは自分の解釈を広げすぎ、説明が足りてなかったことをまずは謝罪させてください。>>世界の為ではなく、世界の人々の為(Fe)というのが正しいように思います。FeもTeも、どちらも人々のため。という前提は共通しています。その手段が、感情に則るか、論理に則るかの違いだと自分は解釈しています。ですが確かに、純粋に人々の感情、調和のために行動しているならば、Feに近いなと感じました。そこのところを意識しているシーンがあれば、ぜひとも語り合いたいです。>>それと「自分や他人の心を無視して、世界のためならば・・・」というのはTe優勢Fi劣等では? INTJならば、代替Fiもある程度考慮すると思いますよ。はい、貴方がおっしゃる通り、自分には切嗣が度々Fiを考慮しているように見えます。だからこその、作中でも見せた数度の葛藤なのではないでしょうか? 逆に言えば、Tiを意識している点があまり見当たらないと思いました。もし見当たれば、貴方のお話はとてもわかりやすく丁寧なので、もっと聞きたいです。>>そこで思うのが、貴方の言うような「現実が見えていない人」というのは、INFJ(代替Ti)でなく、ENFJ(Ti劣等)のことではないのですか?これは……、少し口ごもる質問ですね。INFJは現実が見えてて、ENFJは現実が見えてないキャラのことです。とは、自分の方からはもちろんここでは断定はできません(笑)。個人差もあり、どのような思想かによって異なるでしょうし。あくまで、自分が言いたかったのは、「よくある冷酷になってしまった(?)INFJキャラは、現実が見えてなかった傾向がありますよね」ということなので、その点においては幼少期の冷酷になる前の切嗣は、別にそのような思想は持っていなかったのでは? ということでした。>>聖杯がなければ荒唐無稽な妄想(Ni-Fe)にすぎないですね。確かに、現実世界で生きる私たちからしてみれば、得体も知れない聖杯にお願いする。なんてことは荒唐無稽な話ですが、実際に、あの世界では聖杯で夢が叶います。そういう認識として切嗣も了承しているのです。それを待って、野望、または夢を抱いているのはTeやFeの範疇ではなく、Niの分野ではないでしょうか? よくENTJが起業家や、会社のトップなどに立つ傾向があるのは、一見荒唐無稽な夢でもひたむきに追ってるからではないでしょうか? TeかFeかは、第一機能であるNiを補助する機能であり、その夢を調和的に叶えようとするか(Fe)、秩序を持って叶えようとするか(Te)で性格が分かれると私は判断しているので、ここではNiが強調される分野で、FeかTeかは判断しかねると考えます。>>INFJでない理由として、切嗣の幼少期は人々の幸せを願う描写が無く、地に足のついた思考を持つ少年といいますが、INFJだからといって理想を抱くわけではありませんよ。そうですね。幼少期に過度に幸せを願う描写がない=INFJではない。ということにはなりません。これだけで自分も切嗣はINFJでは絶対にない! と言うつもりはありませんでした。言葉が足らず、申し訳ありません。ですが、私が疑問に思ったのは、その後の行動です。INFJがあそこまでFeを隠すのなら、Feが通用しない。という第三機能を使うに至る経験があるはずだと考えました。他のINFJの闇落ちキャラ。例えば、女王の教室の阿久津先生を例に出すと(ご存じなかったらすみません)、昔は優しく、生徒たちとひたむきに接すればきっと分かり合える。と考えていたが、現実はそうではなく、時には冷酷に動かないと誰も幸せにはなれない。ということを悟ったので、Feを隠し、Tiを使っている。という感じなのですが、切嗣はどうかというと、別にFeを意識し、そして挫折したような描写はないように見えました。そのことから、今回のような指摘を行ったのです。>>切嗣が身内と平和に暮らしたいと、殊更強調するような描写は無かったような気がします。アインツベルン城にて、切嗣がアイリに弱音を吐くシーンがあります。その点を指摘していました。他にも、旅客機を撃墜した時も、本心から叫び泣き崩れるシーンも当てはまると考えます。もちろん、INFJでもこのような弱音を吐くことはありえますが、少なくとも、このシーンはTe-Fiの劣勢Fiが表に出てきたシーンではないかと考えました。また、アンリ・マユを拒絶する上で、アイリとイリヤを見捨てたのは、社会的秩序を守る為でなく、それ以外の「全人類」を選んでの行動だとするなら、もう少し詳しく聞きたいです。具体的に、どの辺りの行動や台詞で、切嗣は社会的秩序ではなく、全人類を念頭に置いていたと把握したのかを知りたいです。とても丁寧に返してもらってありがとうございます。知見が広がります……!
返信ありがとうございます。僕自身、Te-Fiに関しては理解が及んでいない部分も多いので、お互いの意見を交換できますと、より理解が進んで、なんだかいいですね。全てには返せないかもしれませんが、なるべく自分なりの意見を伝えたいと思いますね。まず、父親の殺害の件ですが、もう同じことが起こらないようにするため実行した、というのは同じ認識ですね。ですが、「秩序を崩して悲劇を生んではいけない(悪いことをしてはいけない)」という、社会的視点は切嗣には無かったと思います。長くなるかもしれませんが理由を述べますね、まず切嗣は父親を殺す前から「正義の味方」に憧れていましたよね。それで、ある日シャーレイが矩賢の試薬を飲んで死徒化しちゃった時に、切嗣はシャーレイに自分を殺してと頼まれたのにも関わらず、助ける為に神父を頼った結果として、矩賢が潜伏していた島の人が全員殺されちゃった、という負の経験(トラウマ)があって、父を殺害するという結論に至った訳ですよね。要は切嗣は、シャーレイを助けようとして全て失った経験から、「全てを救う正義の味方」(Ni-Fe)が如何に欺瞞であり無意味であるかを知り、今まで抱いていた「正義の味方」へのアプローチを、Fe的な博愛性でなく、Tiで見出した「大を救い小を切り捨てる」という、下位機能故に盲目的なルールを敷いて、シャーレイの時の過ちを繰り返さない為に、愛していた、また愛してくれていた父を機械的に殺害したのだと思います。これらから、殺害を実行する上で使用した心理機能は、下位機能としてのTiであると思いますし、補助Teが正常に機能していたのだとしたら、父親の咎を告げ更生を促すであったり、もう少し正常な対応を取ったと思います。つまり、優勢機能でないからこその殺害であったのだと推測しています。以後の人生において、「60億の人類と、家族2人・・・僕は、君を殺して世界を救う。」と、物語終盤でもそれを厳守し続けています。(これは社会的秩序でなく、人類を重視しての行動だと思った根拠でもありますね)まとめますと、「全てを救う正義の味方(Ni-Fe)」を指向して、その現実離れした無邪気さ(幼少期のFe)による失敗(シャーレイの件)を繰り返さない為に、また、父親を殺したことが無駄で無かったと自分に証明するためにも「最大多数を救う正義の味方(Ni-Ti)」を張り続けるしかなかった、切嗣はそういう人間だと思います。(これはFeを意識して、挫折した経験と言えるのかな?意見を聞かせてほしいです)一つ前のコメントは数ヶ月前にアニメを見て、覚えてることを元に書きましたが、これは一部見返してきて意見をまとめたので、一つ前のとは矛盾しているかもしれません。その時は手間を掛けますが、こちらの意見を採用して返信くださるとありがたいです。散々自分の意見ばかり言ってすみません。返信させていただくと、>切嗣が度々Fiを考慮しているように見えます。言われて考えましたが、確かにいくつかの箇所はFiで説明出来ると僕も思いますね。ですが、Fiが具体的な行動にあまり出ていない部分が、やはり納得しかねる要因にもなっています。Fiがあると仮定しても、それに対する抑圧が強すぎて代替機能にすら見えないのですよね、どちらかというと劣等機能に映ります。(Te-補助or代替)で苦しんで、劣等のFiが見え隠れする、というのならまだ納得がいきます。これに関しては、行動としてのFi、或いはTeが機能してる時のFi抑圧描写があれば、教えていただきたいです。INFJとENFJのくだりは僕の認識が足りていませんでした…すみません。恣意的に言葉を抜き取ったわけではないんです…Tiに移行する前のFeは先述した通りです、「正義の味方」のくだりですね。>FeとTeもどちらの人々のため。という前提は共通しています。その手段が感情に則るか、論理に則るかの違いだと自分は認識しています。できれば、どちらが正しい、という話は無しでいきたいと断っておきますね。僕としては、行動原理としてのFeとTeに違いを見出すとしたら、Fe(人間との協調)Te(社会性との同調)にあると考えています。その点で切嗣にTe要素は無いのではと思い発言したのですが、Teに対して僕が思う「社会性との同調」が人と繋がる為の手段として使われるのだと考えたとき、巡り巡ってTeも人々のため、という目標を設定することも当然あるのか、という納得がいきました。これに関して、今までの自分の認識を少し改める機会を得て、Teに対する認識が深まったことに対して、お礼します。正直に言いますと、僕の診断結果はINFJと変わらないのですが、Teの多様性を新しく考慮に入れたとき、INTJの信憑性が自分の中で増しました。>アインツベルン城にて、切嗣がアイリに弱音を吐くシーンがあります。確かにありますね…記憶抜けてました…すみません。ただ、この描写も、人が当たり前に持ち合わせる感情であって、人の表層に影響を与える心理機能としては、Fiはスタック外にあるのではと考えます。アンリ・マユを拒絶する上で、アイリとイリヤを見捨てたのは、先述したように、60億人を優先した結果なのだと思います。以上のことから、僕としてはINFJ診断は変わりません。こちらこそ、ご丁寧にありがとうございます。
ウェイバーが固まったところで、ついでにライダーについて言うとN型ではないと思うN型の主な根拠は「ライダーは目標が強固」というものだったがこれは大変恐縮だが心理機能というものを誤解していると言わざるを得ない心理機能とは物事の捉え方や考え方であって、S=過去や現在、N=未来と単純に当てはめられるものではないN型は物事を観念的に捉えようとし、意味や意義に目を向けるからこそ、結果的に長期的な視野を持ちやすいというタイプライダーにこの特徴があるかというとむしろ真逆だセイバーとランサーの戦いに割り込んだ理由を問われて「さあてなあ」何よりオケアノスを目指す理由すらアーチャーに倒され消滅する瞬間まで理解していなかったその意味や意義というものを意識せず、ただ目指したいから、楽しいからひたすらに進んでいたこれはS型だアサシンが倒されたってだけで自分はまだ何もしていないのに部屋の中で一人でテンションが爆上がりかと思えばヒステリックで心配性な一面を見せたり、意外な用意周到性で人を感心させるウェイバーのこれらの特徴はまさに前述したN型のそれだそんなウェイバーに対しライダーは作中を通して分かりやすく真逆のタイプの性格として描写されている序盤のウェイバーとライダーの噛み合わなさはまさしくS型とN型N型ならウェイバーに共感できるって人多いんじゃないか?
ウェイバー、1ヶ月近く反論なかったのでENFPに絞ります。再び揉めないように議論欄を設け、そこに決まった理由を書いておくので参考にしてください。
難癖つけたいわけじゃないんだが、議論と銘打つならINFPやINTJの意見も書いてどう論破されたのかを残した方がいいのでは?
そうだね、「議論」はおかしかったかもしれない。「参考」に変えておく。
そもそも同意をとっていないのに一方的に固定するのは如何なものだろうか?自分はまだ未視聴なのでそこまで詳しく無いが、FGOの方のでの彼はもう一人の彼である孔明の人格的影響はほとんど見られず、典型的なINTJと判定されている。確かにキャラの一側面でしかないとは思うが、成長後でハッキリとINTJと分かるくらいなのだから、Zero本編では不健全なループ状態だったように思える。これはあくまで、彼が現実の人間と等しく成長によって性格タイプまでは変化しないという仮説の下での一意見だと留意してほしい。
議論の最中わるいんだけど、ウェイバーENFP(Ne-Teループ)説を推したい。というか自分の中で一番しっくりくるのがこれしかないんだけどどうだろうか。ウェイバーに見られるのは現代技術や機械など、本来の魔術師が忌避するもの(いわば、魔術師の文明の外部にあるもの)を=(e)、自分の目的にあわせて的確に取り入れることができる柔軟性や発想力=(N)というNe(外向的直観)と、とにかく魔術師として世間(外部)に認められる為=(e)に、客観的な実力を有さなければならない(魔術回路の出来が悪くとも)=(T)というTe(外向的思考)。この内どちらの心理機能が自然にきちんと使えているか?というと、明らかにNe>Te。Teに意識を向ければ向けるほど自分の才能を認めさせようとしたり、それにより嫉妬に駆られるなどどんどん良くない方向(ライダーの言う「器が小さい」状態)に向かっていってるため、Te優勢のINTJは無い。ではINFPか?というとそれも疑問。Teの価値観に従うこと自体に忌避感はないため、Teは劣勢ではあっても第四機能ではない。結論としてNe-Teループだったウェイバーが、ライダーの大成したFiに触れてループを解消し、ENFPとして成長していくというキャラに見える。
能力判定的な側面のみられる考察ではあるが、着眼点は悪くない。ENFP説もありだと思う。ただ、自分はウェイバーINFP派だからTe劣勢説を推す。例えば、>Teに意識を向ければ向けるほど自分の才能を認めさせようとしたり、それにより嫉妬に駆られるなどどんどん良くない方向(ライダーの言う「器が小さい」状態)に向かっていってるため、とあるが、INFPがTeを無理につかってる可能性は考えられないだろうか。なお念のため断っておくが、自分はウェイバーがFi-Teグリップだ、とは言っていない。不健全でなくても第四機能を使うことはあるからだ。大抵ぎこちない使い方にはなるが。
返信ありがとう。>INFPがTeを無理につかってる可能性グリップでなく、意図的に劣勢機能を使っているとすると、Teに関して義務感のようなものを感じているはず。(参考 心理機能の順列のページ、第四機能について「やむを得ずこれを働かさざるを得ない場合は否定的な感情が生じ、義務として捉えます。 」)でもウェイバーはTeを「使用しなければならない義務」として捉えてはいないのでは。むしろどんどん自発的に「認めさせるー」「成果を出してー」という方向に向かっていくため、Te劣等ではないと感じる。ここからはただの仮説なんだけど、もしウェイバーがINFPだった場合、「魔術回路や刻印のあるなし、家柄の古さなんかで人としての価値を決めてくる魔術師達がクソ」「聖杯を使って魔術師の道以外で自己実現する」というそっちに向かうと思うんだよな。Te劣等であれば、「聖杯戦争に勝って周囲(=他の魔術師)を見返す」という外部からの成績や成果のようなものに自分の人生を左右されることに強烈な忌避感があるはず。Fi主機能にとって自らの精神価値は「大前提」としてあるものだから、「クソな魔術界を見返すため〜」という周囲のTe的価値観に迎合することはしてたまるかと思うだろうし、魔術界が腐りきっていることはわかっているのだから、とっとと見限るだろうと思うんだよな。ウェイバーINFP派の意見みて色々考えて見たけど、やっぱりウェイバーはENFPに思える。
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このページへのコメント
少し返信が遅くなってしまいました。
わざわざまとめてくださってありがとうございます。分かりやすいですし、これに則って返させてもらいますね。
1
切嗣の場合、「より多くを救う」は理想ではなく、理想への手段ではないかと思います。
確かに、「より多くを救いたい」ならばFe.Te共に持ち得る理想だと僕も思いますが、切嗣の理想は別にあると考えています。
そこで切嗣の理想というのは、聖杯に託した「あらゆる戦乱と流血の根絶、恒久的平和」に近しいものかそれ自体だと思います。(もっとも、切嗣としては過去の行いに正当性を持たせる為に抱いている、要は逃避的な側面を含んだ理想もどきなのかもしれませんが...)
僕が前のコメントに込めた趣旨としましては、「大を救い小を切り捨てる」という「手段」を取るのは、先述の理想の達成において、些か効率性や合理性に欠ける。何故そう思うのかというと、Te>Fiであれば、主機能をNiとしたとき、この非効率性は排除して、「理想の実現に役立つ人間を優先的に生かす」という、より合理的な手段を選ぶのではないかと思うから。
ということでした、伝わっていなかったら申し訳ないです。
確かにFe.Teユーザーならば、理想の実現に組織を欲するかもしれませんね。(ル〇ーシュみたいに…)
その点、切嗣は自陣営の舞弥やアイリ、サーヴァントのセイバーを動かしていたくらいで、INFJ・INTJ共に典型的な印象では通用しないですね。
そこで、(>>「大を救い、小を切り捨てる」がなぜNi-Fe特有の発想なのかを、もう少し知ることができたら、自分も納得ができそうです。)という、僕が求められている説明を分かりやすくまとめてくださった質問に対して、返答させていただき、それを元にINFJであると思った点について述べさせていただきます。
まず、僕の前の返信にも書きましたが、「大を救い小を切り捨てる」というのは、Ni-Fe-Tiの共同で導き出した手段だと考えています。
Ni-(FeかTe)で「あらゆる流血と紛争の根絶、恒久的平和」という理想を持ったとして、判断機能(Fe-Fi-Te-Ti)のどれで「大を救い小を切り捨てる」を実行しているのかと考えたとき、Feにしては人に対する配慮がなく外的な情報からの判断を怠った内向的判断、Fiにしては個人の感情を軽視したある種の大局的判断、Teにしては非効率性を感じざるを得ない上に状況を考慮しない内向的信条に基づいた判断、Tiにしても洗練されておらず効率的でない手段。
こうした時に考えると、まず「大を救い小を切り捨てる」を実行する上で内向機能で判断していることは間違いなさそう、ではその際に代替(Fi.Ti)のどちらを使っているかというと、僕としてはTiだと考えます。
先程の各心理機能に対する否定は、それが優勢か補助である場合のみに通用するものと僕は考えていますので、今からは代替としてのFiとTiを考慮していきます。
そして僕は、代替Tiだからこそ、人に対する感情配慮を一時的に無視した判断が可能だったとします。
先程も言った通り「大を救い小を切り捨てる」自体が、理想に対する内向的な信条を元にした行動と言えるので、INTJのTeによるFiを抑圧した行動とは言えないと考えたのもあり、Tiの拙い合理性と過去からの逃避を綯い交ぜとして「大を救い小を切り捨てる」という手段が取れたのだと考えました。
この考えから、代替機能はTiと仮定でき、その場合補助はFeになり、よって理想を抽出した心理機能はNi-Feとできるのではないか、そして実行係が代替Tiとなっている為の作中の「大を救い小を切り捨てる」という行動ではないかとしました。
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確かに自発的に心理機能を使い分けるなんてありえないですよね、そこに関して僕の解釈が誤っていたことを認めます。
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確かにセイバーに対する対応に関しては、内向的な感情の暴走(Fi)として説明するのが適格だと、読んでいて感じました。
しかし、「可哀想だから」というのは少し誤っているように思います、切嗣はアルトリアに責任を押し付けた大人を嫌悪しましたが、一方それに従ったアルトリアをも嫌悪していました。
なので正しくは「同情と嫌悪(Fi)」ではないかと思います。
この部分に関して、代替Fiとしての性質に当てはまると感じる説明ですし、そこに信憑性は感じます。
ですが、「直接話さない」に関して「効率(Ti)」や「調和(Fe)」を感じないと言いますが、そちらが挙げられたFiはあくまで上手く機能していない場合なのに対し、否定しているFeやTiは上手く機能している前提であるのには矛盾を感じざるを得ません。
そこで、上手く機能していないTiでも、自身の信条や論理性から外れた存在に対して、排他的(Feを軽視したTi)になる可能性は十分にある。
という説明でも、セイバーに対しての「直接話さない」という行動が取れるのではないかと意見します。
前のコメントの意図としては、生前のアルトリアの様子からして自分とは相容れないので、話し合っても無駄と考え、意思疎通を度外視した道具として扱った。
という意味を含んでの「道具として使う」 ですので、話し合った方がいいことしかないから切嗣は効率的でない、というのは健全なTiに対する否定にしかなりえません。
文字数が多く投稿制限があるので分割します。
5
具体的に「大を救い小を切り捨てる」のどの要素にTeを見出したのですか?
秩序や公平性を守ろうと考えたときに、なんら社会的に敷かれているルールを遵守しない、「大を救い小を切り捨てる」という自分の内(内向的判断)で見出した手段に固執することが、Teと直結しているとは思えません。
効率を遵守しない特徴を指摘するのは、代替Tiが下位機能であることを忘れているように思います。
世界全体の秩序を守るために、と言いますが、その点に関してFeかTeどちらの由来か判断するのはこれまでのやりとりから考えて不可能だと思います。
結局主観による判断ですので。
僕も人類の救済を導き出した心理機能をFeと考えていましたが、どちらでもその発想に至るというのは僕達の共通する認識だと思いますので、この件はイーブンにしませんか?
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なるほど、行動の真意こそが心理機能というのは僕も同意するところです。
それを踏まえ、「道具として使う」と判断する上で、Ti的な視点もあったと主張します。
確かに同情心があったのは事実でしょう、それでも、アルトリアの信念と自身の信念が相容れない為、意思疎通による相互理解が不可能と判断したこともまた事実だと考えています。
その上での「道具として使う」は、主機能や補助のTiでなら合理性に欠きますし、選択しなかったのかもしれませんが、代替としてならありえる範囲だとします。(根底には感情的な面で遠ざけたかった部分があるのも事実だと思います、ですが、その行動に一定の論理性を付与した事実は、判断に対するTiやTeの可能性が疑えるので、Fiによる判断と言い切れないものがあると思います)
長文をタラタラとすみません。
まとめてくださったことで、返信がしやすくなったことにお礼させてください。
そして、以上のことから僕としてはINFJ診断に変わりはないです。
ですが、どうも切嗣の行動は下位Fiとしての性質も所々垣間見える事には同意します。
ですので、Teに対する明確な根拠があるのなら、併記でも問題ないように思いました。
返信する場所間違えた…
今までの議論読んだうえで、切嗣はINTJも併記してほしい。INTJを主張する声もしかりとあるので。INFJ派も併記であれば構わないのではないか?個人的意見では、冷たい人間INTJ(切嗣)VS暖かいロボットINTP(綺礼)にそのまま当てはまると思う。
原作見た上で、切嗣を冷たい人間と形容出来る人いるんだね。
確かに暖かさは見えにくいし、判断基準も定量的で冷たく見えるかもしれないが、それに対する自己矛盾が生む苦しみこそ切嗣の人間味であり体温のような暖かさだと思うけどな。
綺礼もだけど、そもそもロボット要素が無い、親父と妻を自分の手で殺せなくて後悔するロボット人間が暖かったら人類終わりだろ。
もっとも、抑圧傾向にあった物語序盤の頃ならそう見えるかもしれないけどね。
一つ疑問なんだけど、何で思い入れもない上に対して知らない作品の診断結果に興味を持つんです?
書き込むなら、せめてアニメ見てからにしてほしい。
確か最近abemaでやってたよね、そうでなくても食費削ってdアニメ登録すればすぐ見れる。
それさえすれば診断結果がなんであれ是非書き込んで欲しいし。
冷たい人間云々にはノータッチで行きたいのですが、自分も切嗣はINTJだと思います。
特に「自分や他人の心を無視して、世界のためならば、どんなに心が傷んでもの大切な人をも犠牲にする」という理念自体がTe-Fiだと感じました。
というか、Fate Zero って全編通して切嗣の表面上のTeと、心の奥底にある本心のFiの葛藤を描いた作品じゃないですか?
生まれつきFeを持った士郎が、自分の打算や得(Ti)などを考えずに、ありのままひたむきに、時には人間性すら感じれないほどにみんなのために動けていたとする(Fe)ならば
平和や秩序を維持するためとはわかってはいても(Te)、本心では平和とか何もかも捨てて、愛する人や娘と静かに暮らしていたい(Fi)。っていう人間性が垣間見える切嗣との対比があるから、本編とはまた違う方向に、あんなに面白い作品になっているだと考えていました。
よくある、「元は優しく温和だったけれど、とある経験がきっかけで一見冷たく、目的のためなら冷酷に見えるようになったINFJ」は創作によく見かけますが、そのようなキャラは元々理想が高く(Ni)、また人々の幸せを願っていた(Fe)が、現実は残酷で思うままにはならない。だから第三機能のTiを利用して、時に打算的で冷酷に計画を遂行するようになっています。このようなキャラは、よく言えば底なしのお人よし、悪く言えば現実が見えていない人です。
しかし、切嗣は違います。幼少期から、過度に人々の幸せを願うような描写はありませんでした。もちろん、人並みのいい子ではありましたが、きちんと地に足のついた思考を持つ少年です。
しかし、父親が悪事に加担していたと知ると一変、彼を殺害します。これは「人々を幸せにしたいという理想(Fe)の前に、時に冷酷にならざるを得ないから父親を殺めた(Ti)」というよりは、至ってシンプルで「悪いことをしたから、報いを受けるべきだと判断した」という、極めてTe的な思考で行動しています。
他の行動もこの一例に則っており、常に切嗣は「本当は身内と平和に暮らしたい(Fi)、けど、世界の平和のために、自分や周りを犠牲にしてでも秩序を守る(Te)行動」を心がけています。Feで動いている士郎とは異なり、です。
以上から、切嗣はINTJだと思うのですが、個人的にはこの論点は興味深く、INFJの意見も聞きたいです。
よろしくお願いします。
僕は切嗣INFJだと思いますね。
まず認識を合わせたいのですが、切嗣が父親を殺したのは、貴方の言うような社会的制裁ではなく、ここで父が生き延びたらまた同じ惨劇を繰り返しかねないからです。
ここは解釈ではなく、きちんとした設定ですので、僕としては前提に置いておきたいです。
ここからは僕の解釈や意見なんですけど、
>「自分や他人の心を無視して、世界のためならば、どんなに心が傷んでも大切な人をも犠牲にする」
世界の為ではなく、世界の人々の為(Fe)というのが正しいように思います。
それと「自分や他人の心を無視して、世界のためならば・・・」というのはTe優勢Fi劣等では?
INTJならば、代替Fiもある程度考慮すると思いますよ。
衛宮士郎と衛宮切嗣はよく対比されていますよね、僕が思うに、二人には異なる点があり、切嗣には理想を叶える為の手段(大を救い小を切り捨てる)があったのに対し、衛宮士郎は作中で誰一人切り捨てたくないという衛宮切嗣以上に実現不可能な理想を抱いて、尚且つ実現手段を持たない(Ti劣等)点にあります。
そこで思うのが、貴方の言うような「現実が見えていない人」というのは、INFJ(代替Ti)でなく、ENFJ(Ti劣等)のことではないのですか?
それに、切嗣は社会的な秩序の維持でなく、争いの根絶(世界の恒久的平和)という、人類史から考えてありえない望みを聖杯に抱いています。
これは明らかにTeの範疇外でしょう、人の営みや社会的秩序を著しく脱しています(セイバーも指摘していましたね)、聖杯がなければ荒唐無稽な妄想(Ni-Fe)にすぎないですね。
INFJでない理由として、切嗣の幼少期は人々の幸せを願う描写が無く、地に足のついた思考を持つ少年といいますが、INFJだからといって理想を抱くわけではありませんよ。
それに、地に足のついた思考と言いますが、INTJも主機能はNiで劣等はSeです。この並びからして、INFJと指向性は違えど、時として現実を顧みない理想に耽ることもあるでしょう。
>「本当は身内と平和に暮らしたい(Fi)、けど、世界の平和のために、自分や周りを犠牲にしてでも秩序を守る(Te)行動」
切嗣が身内と平和に暮らしたいと、殊更強調するような描写は無かったような気がします。
アンリ・マユを拒絶する上で、アイリとイリヤを見捨てたのは、社会的秩序を守る為でなく、それ以外の「全人類」を選んでの行動というのは、広く共通する認識だと思います。
以上のことから、切嗣の行動動機は人に起因して、理想を指向するものが多く(Ni-Fe)、社会的な法の執行者としての振る舞いが見られない(Teスタック外)ことから、僕はINFJと考えます。
とてもわかりやすく、明快な分析です。とても勉強になります。
まず一つ目ですが、確かに切嗣は「同じ惨劇を繰り返さないように」ということで父親を殺害しました。これは自分も認識していたのですが、この行動の真意は「他の場所でも当然、秩序を崩して悲劇を生んではいけない(悪いことをしてはいけない)」ということで、それを未然に防ぐために報いを受けさせた。という趣旨で語っていました。ここは自分の解釈を広げすぎ、説明が足りてなかったことをまずは謝罪させてください。
>>世界の為ではなく、世界の人々の為(Fe)というのが正しいように思います。
FeもTeも、どちらも人々のため。という前提は共通しています。その手段が、感情に則るか、論理に則るかの違いだと自分は解釈しています。ですが確かに、純粋に人々の感情、調和のために行動しているならば、Feに近いなと感じました。そこのところを意識しているシーンがあれば、ぜひとも語り合いたいです。
>>それと「自分や他人の心を無視して、世界のためならば・・・」というのはTe優勢Fi劣等では? INTJならば、代替Fiもある程度考慮すると思いますよ。
はい、貴方がおっしゃる通り、自分には切嗣が度々Fiを考慮しているように見えます。だからこその、作中でも見せた数度の葛藤なのではないでしょうか? 逆に言えば、Tiを意識している点があまり見当たらないと思いました。もし見当たれば、貴方のお話はとてもわかりやすく丁寧なので、もっと聞きたいです。
>>そこで思うのが、貴方の言うような「現実が見えていない人」というのは、INFJ(代替Ti)でなく、ENFJ(Ti劣等)のことではないのですか?
これは……、少し口ごもる質問ですね。INFJは現実が見えてて、ENFJは現実が見えてないキャラのことです。とは、自分の方からはもちろんここでは断定はできません(笑)。個人差もあり、どのような思想かによって異なるでしょうし。
あくまで、自分が言いたかったのは、「よくある冷酷になってしまった(?)INFJキャラは、現実が見えてなかった傾向がありますよね」ということなので、その点においては幼少期の冷酷になる前の切嗣は、別にそのような思想は持っていなかったのでは? ということでした。
>>聖杯がなければ荒唐無稽な妄想(Ni-Fe)にすぎないですね。
確かに、現実世界で生きる私たちからしてみれば、得体も知れない聖杯にお願いする。なんてことは荒唐無稽な話ですが、実際に、あの世界では聖杯で夢が叶います。そういう認識として切嗣も了承しているのです。それを待って、野望、または夢を抱いているのはTeやFeの範疇ではなく、Niの分野ではないでしょうか? よくENTJが起業家や、会社のトップなどに立つ傾向があるのは、一見荒唐無稽な夢でもひたむきに追ってるからではないでしょうか? TeかFeかは、第一機能であるNiを補助する機能であり、その夢を調和的に叶えようとするか(Fe)、秩序を持って叶えようとするか(Te)で性格が分かれると私は判断しているので、ここではNiが強調される分野で、FeかTeかは判断しかねると考えます。
>>INFJでない理由として、切嗣の幼少期は人々の幸せを願う描写が無く、地に足のついた思考を持つ少年といいますが、INFJだからといって理想を抱くわけではありませんよ。
そうですね。幼少期に過度に幸せを願う描写がない=INFJではない。ということにはなりません。これだけで自分も切嗣はINFJでは絶対にない! と言うつもりはありませんでした。言葉が足らず、申し訳ありません。
ですが、私が疑問に思ったのは、その後の行動です。INFJがあそこまでFeを隠すのなら、Feが通用しない。という第三機能を使うに至る経験があるはずだと考えました。他のINFJの闇落ちキャラ。例えば、女王の教室の阿久津先生を例に出すと(ご存じなかったらすみません)、昔は優しく、生徒たちとひたむきに接すればきっと分かり合える。と考えていたが、現実はそうではなく、時には冷酷に動かないと誰も幸せにはなれない。ということを悟ったので、Feを隠し、Tiを使っている。という感じなのですが、切嗣はどうかというと、別にFeを意識し、そして挫折したような描写はないように見えました。そのことから、今回のような指摘を行ったのです。
>>切嗣が身内と平和に暮らしたいと、殊更強調するような描写は無かったような気がします。
アインツベルン城にて、切嗣がアイリに弱音を吐くシーンがあります。その点を指摘していました。他にも、旅客機を撃墜した時も、本心から叫び泣き崩れるシーンも当てはまると考えます。
もちろん、INFJでもこのような弱音を吐くことはありえますが、少なくとも、このシーンはTe-Fiの劣勢Fiが表に出てきたシーンではないかと考えました。また、アンリ・マユを拒絶する上で、アイリとイリヤを見捨てたのは、社会的秩序を守る為でなく、それ以外の「全人類」を選んでの行動だとするなら、もう少し詳しく聞きたいです。
具体的に、どの辺りの行動や台詞で、切嗣は社会的秩序ではなく、全人類を念頭に置いていたと把握したのかを知りたいです。
とても丁寧に返してもらってありがとうございます。知見が広がります……!
返信ありがとうございます。
僕自身、Te-Fiに関しては理解が及んでいない部分も多いので、お互いの意見を交換できますと、より理解が進んで、なんだかいいですね。
全てには返せないかもしれませんが、なるべく自分なりの意見を伝えたいと思いますね。
まず、父親の殺害の件ですが、もう同じことが起こらないようにするため実行した、というのは同じ認識ですね。
ですが、「秩序を崩して悲劇を生んではいけない(悪いことをしてはいけない)」という、社会的視点は切嗣には無かったと思います。
長くなるかもしれませんが理由を述べますね、まず切嗣は父親を殺す前から「正義の味方」に憧れていましたよね。
それで、ある日シャーレイが矩賢の試薬を飲んで死徒化しちゃった時に、切嗣はシャーレイに自分を殺してと頼まれたのにも関わらず、助ける為に神父を頼った結果として、矩賢が潜伏していた島の人が全員殺されちゃった、という負の経験(トラウマ)があって、父を殺害するという結論に至った訳ですよね。
要は切嗣は、シャーレイを助けようとして全て失った経験から、「全てを救う正義の味方」(Ni-Fe)が如何に欺瞞であり無意味であるかを知り、今まで抱いていた「正義の味方」へのアプローチを、Fe的な博愛性でなく、Tiで見出した「大を救い小を切り捨てる」という、下位機能故に盲目的なルールを敷いて、シャーレイの時の過ちを繰り返さない為に、愛していた、また愛してくれていた父を機械的に殺害したのだと思います。
これらから、殺害を実行する上で使用した心理機能は、下位機能としてのTiであると思いますし、補助Teが正常に機能していたのだとしたら、父親の咎を告げ更生を促すであったり、もう少し正常な対応を取ったと思います。つまり、優勢機能でないからこその殺害であったのだと推測しています。
以後の人生において、「60億の人類と、家族2人・・・僕は、君を殺して世界を救う。」と、物語終盤でもそれを厳守し続けています。(これは社会的秩序でなく、人類を重視しての行動だと思った根拠でもありますね)
まとめますと、「全てを救う正義の味方(Ni-Fe)」を指向して、その現実離れした無邪気さ(幼少期のFe)による失敗(シャーレイの件)を繰り返さない為に、また、父親を殺したことが無駄で無かったと自分に証明するためにも「最大多数を救う正義の味方(Ni-Ti)」を張り続けるしかなかった、切嗣はそういう人間だと思います。(これはFeを意識して、挫折した経験と言えるのかな?意見を聞かせてほしいです)
一つ前のコメントは数ヶ月前にアニメを見て、覚えてることを元に書きましたが、これは一部見返してきて意見をまとめたので、一つ前のとは矛盾しているかもしれません。
その時は手間を掛けますが、こちらの意見を採用して返信くださるとありがたいです。
散々自分の意見ばかり言ってすみません。
返信させていただくと、
>切嗣が度々Fiを考慮しているように見えます。
言われて考えましたが、確かにいくつかの箇所はFiで説明出来ると僕も思いますね。
ですが、Fiが具体的な行動にあまり出ていない部分が、やはり納得しかねる要因にもなっています。
Fiがあると仮定しても、それに対する抑圧が強すぎて代替機能にすら見えないのですよね、どちらかというと劣等機能に映ります。(Te-補助or代替)で苦しんで、劣等のFiが見え隠れする、というのならまだ納得がいきます。
これに関しては、行動としてのFi、或いはTeが機能してる時のFi抑圧描写があれば、教えていただきたいです。
INFJとENFJのくだりは僕の認識が足りていませんでした…すみません。
恣意的に言葉を抜き取ったわけではないんです…
Tiに移行する前のFeは先述した通りです、「正義の味方」のくだりですね。
>FeとTeもどちらの人々のため。という前提は共通しています。その手段が感情に則るか、論理に則るかの違いだと自分は認識しています。
できれば、どちらが正しい、という話は無しでいきたいと断っておきますね。
僕としては、行動原理としてのFeとTeに違いを見出すとしたら、Fe(人間との協調)Te(社会性との同調)にあると考えています。その点で切嗣にTe要素は無いのではと思い発言したのですが、Teに対して僕が思う「社会性との同調」が人と繋がる為の手段として使われるのだと考えたとき、巡り巡ってTeも人々のため、という目標を設定することも当然あるのか、という納得がいきました。
これに関して、今までの自分の認識を少し改める機会を得て、Teに対する認識が深まったことに対して、お礼します。
正直に言いますと、僕の診断結果はINFJと変わらないのですが、Teの多様性を新しく考慮に入れたとき、INTJの信憑性が自分の中で増しました。
>アインツベルン城にて、切嗣がアイリに弱音を吐くシーンがあります。
確かにありますね…記憶抜けてました…すみません。ただ、この描写も、人が当たり前に持ち合わせる感情であって、人の表層に影響を与える心理機能としては、Fiはスタック外にあるのではと考えます。
アンリ・マユを拒絶する上で、アイリとイリヤを見捨てたのは、先述したように、60億人を優先した結果なのだと思います。
以上のことから、僕としてはINFJ診断は変わりません。
こちらこそ、ご丁寧にありがとうございます。
ウェイバーが固まったところで、ついでにライダーについて言うとN型ではないと思う
N型の主な根拠は「ライダーは目標が強固」というものだったが
これは大変恐縮だが心理機能というものを誤解していると言わざるを得ない
心理機能とは物事の捉え方や考え方であって、S=過去や現在、N=未来と単純に当てはめられるものではない
N型は物事を観念的に捉えようとし、意味や意義に目を向けるからこそ、結果的に長期的な視野を持ちやすいというタイプ
ライダーにこの特徴があるかというとむしろ真逆だ
セイバーとランサーの戦いに割り込んだ理由を問われて「さあてなあ」
何よりオケアノスを目指す理由すらアーチャーに倒され消滅する瞬間まで理解していなかった
その意味や意義というものを意識せず、ただ目指したいから、楽しいからひたすらに進んでいた
これはS型だ
アサシンが倒されたってだけで自分はまだ何もしていないのに部屋の中で一人でテンションが爆上がり
かと思えばヒステリックで心配性な一面を見せたり、意外な用意周到性で人を感心させる
ウェイバーのこれらの特徴はまさに前述したN型のそれだ
そんなウェイバーに対しライダーは作中を通して分かりやすく真逆のタイプの性格として描写されている
序盤のウェイバーとライダーの噛み合わなさはまさしくS型とN型
N型ならウェイバーに共感できるって人多いんじゃないか?
ウェイバー、1ヶ月近く反論なかったのでENFPに絞ります。
再び揉めないように議論欄を設け、そこに決まった理由を書いておくので参考にしてください。
難癖つけたいわけじゃないんだが、議論と銘打つならINFPやINTJの意見も書いてどう論破されたのかを残した方がいいのでは?
そうだね、「議論」はおかしかったかもしれない。
「参考」に変えておく。
そもそも同意をとっていないのに
一方的に固定するのは如何なものだろうか?
自分はまだ未視聴なのでそこまで詳しく無いが、
FGOの方のでの彼はもう一人の彼である
孔明の人格的影響はほとんど見られず、
典型的なINTJと判定されている。
確かにキャラの一側面でしかないとは思うが、
成長後でハッキリとINTJと分かる
くらいなのだから、Zero本編では
不健全なループ状態だったように思える。
これはあくまで、彼が現実の人間と等しく
成長によって性格タイプまでは変化しないという
仮説の下での一意見だと留意してほしい。
議論の最中わるいんだけど、ウェイバーENFP(Ne-Teループ)説を推したい。
というか自分の中で一番しっくりくるのがこれしかないんだけどどうだろうか。
ウェイバーに見られるのは現代技術や機械など、本来の魔術師が忌避するもの(いわば、魔術師の文明の外部にあるもの)を=(e)、自分の目的にあわせて的確に取り入れることができる柔軟性や発想力=(N)
というNe(外向的直観)と、
とにかく魔術師として世間(外部)に認められる為=(e)に、客観的な実力を有さなければならない(魔術回路の出来が悪くとも)=(T)
というTe(外向的思考)。
この内どちらの心理機能が自然にきちんと使えているか?というと、明らかにNe>Te。
Teに意識を向ければ向けるほど自分の才能を認めさせようとしたり、それにより嫉妬に駆られるなどどんどん良くない方向(ライダーの言う「器が小さい」状態)に向かっていってるため、Te優勢のINTJは無い。
ではINFPか?というとそれも疑問。Teの価値観に従うこと自体に忌避感はないため、Teは劣勢ではあっても第四機能ではない。
結論としてNe-Teループだったウェイバーが、ライダーの大成したFiに触れてループを解消し、ENFPとして成長していくというキャラに見える。
能力判定的な側面のみられる考察ではあるが、
着眼点は悪くない。
ENFP説もありだと思う。
ただ、自分はウェイバーINFP派だから
Te劣勢説を推す。
例えば、
>Teに意識を向ければ向けるほど自分の才能を認めさせようとしたり、それにより嫉妬に駆られるなどどんどん良くない方向(ライダーの言う「器が小さい」状態)に向かっていってるため、
とあるが、INFPがTeを無理につかってる可能性は考えられないだろうか。
なお念のため断っておくが、自分はウェイバーがFi-Teグリップだ、とは言っていない。
不健全でなくても第四機能を使うことはあるからだ。大抵ぎこちない使い方にはなるが。
返信ありがとう。
>INFPがTeを無理につかってる可能性
グリップでなく、意図的に劣勢機能を使っているとすると、Teに関して義務感のようなものを感じているはず。
(参考 心理機能の順列のページ、第四機能について
「やむを得ずこれを働かさざるを得ない場合は否定的な感情が生じ、義務として捉えます。 」)
でもウェイバーはTeを「使用しなければならない義務」として捉えてはいないのでは。
むしろどんどん自発的に「認めさせるー」「成果を出してー」という方向に向かっていくため、Te劣等ではないと感じる。
ここからはただの仮説なんだけど、
もしウェイバーがINFPだった場合、「魔術回路や刻印のあるなし、家柄の古さなんかで人としての価値を決めてくる魔術師達がクソ」
「聖杯を使って魔術師の道以外で自己実現する」というそっちに向かうと思うんだよな。
Te劣等であれば、「聖杯戦争に勝って周囲(=他の魔術師)を見返す」という外部からの成績や成果のようなものに自分の人生を左右されることに強烈な忌避感があるはず。
Fi主機能にとって自らの精神価値は「大前提」としてあるものだから、「クソな魔術界を見返すため〜」という周囲のTe的価値観に迎合することはしてたまるかと思うだろうし、魔術界が腐りきっていることはわかっているのだから、とっとと見限るだろうと思うんだよな。
ウェイバーINFP派の意見みて色々考えて見たけど、やっぱりウェイバーはENFPに思える。