最終更新:ID:xE2UKtXBHQ 2023年01月21日(土) 18:04:58履歴
J(判断的態度)かP(知覚的態度)かは、外界への接し方の違いを表しています。
PとJは、自分の外の世界に対して、情報を得る(ものを見る)ために使う機能と、判断するために使う機能のどちらがよく使われるかを表すものです。
たとえば、「ENTP」の人は、情報収集についてはN(直観型)であり、判断のしかたについてはT(思考型)です。
また、P(知覚的態度)であるため、論理的に判断をするよりも直観を使って情報を得ることを重視するということになります。
一方、内省する時は、論理的に判断する機能がよく用いられます。
J(判断的態度)を指向する人は、外界の物事について決着を付けたい(判断したい)という衝動を持っています。
そのため、計画的に余裕をもって仕事などを進めることに満足します。
そして、ものごとを曖昧なまま放置したり、土壇場で計画を変更することに抵抗を感じます。
一方、P(知覚的態度)を指向する人は、外界の新しい情報をできるだけ取り入れたいという衝動を持っています。
また、計画は出来るだけたてず、ものごとの流れに対して柔軟でありたいと考えています。
「今手持ちの情報で判断してしまうと、後で状況が変わったときに対応できないのではないか?」と考えるからです。
以下、JかPかを見分けるための項目をいくつか挙げてみましたので参考にしてください。
引用元:MBTI日本版標準化の試み, 加茂ら
http://ci.nii.ac.jp/naid/11001878732
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008124605
⇒ 指標によるタイプ診断
⇒ 指標によるタイプ診断
PとJは、自分の外の世界に対して、情報を得る(ものを見る)ために使う機能と、判断するために使う機能のどちらがよく使われるかを表すものです。
たとえば、「ENTP」の人は、情報収集についてはN(直観型)であり、判断のしかたについてはT(思考型)です。
また、P(知覚的態度)であるため、論理的に判断をするよりも直観を使って情報を得ることを重視するということになります。
一方、内省する時は、論理的に判断する機能がよく用いられます。
J(判断的態度)を指向する人は、外界の物事について決着を付けたい(判断したい)という衝動を持っています。
そのため、計画的に余裕をもって仕事などを進めることに満足します。
そして、ものごとを曖昧なまま放置したり、土壇場で計画を変更することに抵抗を感じます。
一方、P(知覚的態度)を指向する人は、外界の新しい情報をできるだけ取り入れたいという衝動を持っています。
また、計画は出来るだけたてず、ものごとの流れに対して柔軟でありたいと考えています。
「今手持ちの情報で判断してしまうと、後で状況が変わったときに対応できないのではないか?」と考えるからです。
以下、JかPかを見分けるための項目をいくつか挙げてみましたので参考にしてください。
引用元:MBTI日本版標準化の試み, 加茂ら
http://ci.nii.ac.jp/naid/11001878732
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008124605
⇒ 指標によるタイプ診断
J(判断的態度) | P(知覚的態度) |
---|---|
外界の物事について決着を付けたい(判断したい) | 外界の新しい情報をできるだけ取り入れたい |
計画的に余裕をもって仕事などを進めることに満足 | 計画は出来るだけたてず、ものごとの流れに対して柔軟でありたい |
ものごとを曖昧なまま放置したり、土壇場で計画を変更することに抵抗を感じる | 今手持ちの情報で判断してしまうと、後で状況が変わったときに対応できないのではないか?と考える |
慣れてることこそ、できるだけ計画が先にあるのが好き。仕事をするときなすべき事や順序をなるべく先に頭に入れておく方が向いてる | 慣れてることなら、仕事を始めながら必要に応じて動いていくのが好き。先に細かくは考えずとりかかりながら適宜微調整していく方が向いてる |
待ち合わせ時間は早めに具体的に知りたい | 待ち合わせ時間の決定は直前で良い、アバウトでも良い |
するべき仕事はあらかじめ決まっていると助かる | する仕事がその都度変わるのは結構楽しい |
事前に計画を立てて対応 | その場その場で柔軟に対応 |
不慣れなことなら、今あるルールに不備等ないか細かく確認しながら適宜微調整して、今後のためにきちんとルール化していきたい。慣れたらルール通りやりたい。 | 不慣れなことなら、なすべき事や順序が先に一通り分かってる方が気楽。慣れたら自分なりにアレンジしたい。 |
白黒はっきりつけること自体が目的 | 白黒はっきりつけた後の身の振り方を考えることが目的 |
慣れた仕事は締め切りに合わせて計画的にやる | 慣れた仕事は締め切りをあまり意識しない |
慣れた仕事の急な部分的な変更は苦手。あちこち影響しないか心配。 | 慣れた仕事なら急な部分的な変更にも即対応。あちこち影響したらしたで、その時にそこも変更したら良いだけ。 |
計画変更は他の予定や都合にまで影響するところが嫌い | 計画変更で二度手間とかになるのは嫌い |
好んだやり方を変えるのは好きでない | 決まったやり方に固執するのは好きでない |
課題を整理し計画がうまくいくよう対応する | どう転んでもいいように対応する |
苦手な仕事は締め切りを前倒しで考え余裕を持つ | 苦手な仕事は締め切り関係なく適当にさっさと終わらせ余裕を持つ |
結論を出すことや決着をつけることを好む | 結論に変更の余地があることを好む |
メモは漏れがないように取る | メモは分からなかったところだけ取る |
知ってることも念のため再確認したい | 知らないことだけ確認しておきたい |
話す時は理由を伝えたい | 話す時は理由を聞きたい |
(全体的に)行動のリズムに乱れを極力出したくない | (全体的に)行動のリズムに多少の乱れは付き物だと思う |
後輩を干渉しがち | 後輩を放任しがち |
旅行で急に自由時間が増えると困る | 旅行で急に自由時間が減ると困る |
自制的 | マイペース |
システマチック | カジュアル |
確定 | 暫定 |
秩序 | 創発 |
決断 | 気分 |
永久 | 変化 |
左脳的 | 右脳的 |
- 診断のやり方など
- E(外向)かI(内向)か
- S(感覚)かN(直観)か
- F(感情)かT(思考)か
- J(判断的態度)かP(知覚的態度)か
⇒ 指標によるタイプ診断
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このページへのコメント
訂正
このページの最初の説明
「たとえば、「ENTP」の人は、情報収集についてはN(直観型)であり、判断のしかたについてはT(思考型)です。
また、P(知覚的態度)であるため、論理的に判断をするよりも直観を使って情報を得ることを重視するということになります。」
とは逆に、
I型のタイプの第一機能がJ or Pで優先された機能ではなく、異なる方の属性にI型の指向性を加えたものになるのはなぜでしょうか?
J/P指標は第一機能が知覚主機能か判断主機能かではなく「外の世界に開かれた優勢機能(補助までの機能)が」知覚か判断かで分けられます。
そのため知覚優勢のEP型と同じくPとなるのは内向知覚と外向判断を持つIJ型(外に開かれているのは判断機能=J)ではなく、内向判断と外向知覚を持つIP型(外に開かれているのが知覚機能=P)になります。
MBTIのタイプ表記方法では「そのタイプの中で最も強く働く外向的な機能が知覚機能か?判断機能か?」でJ/Pの指標を決める仕組みになっている……ようです
よって、機能の順列がFi-Se-Ni-Teのタイプは外向的感覚が補助機能のため、ISF「P」となります
これは余談ですが、同じくタイプ論から派生したソシオニクスの理論では「優勢機能が知覚機能か?判断機能か?」でJ/Pを決めるため、両者が誤った形で混同されることが多いようで、個人的に問題視しています
Fi-Se-Ni-Teのタイプをソシオニクスで表記する場合ISF「j」となるので、安易な関連付けは危険です
>名無し(ID:Aha0H/AKCg) 2023年09月12日(火) 18:17:23
INTPを例にとって説明します。
INTPは、4つの文字が示すように、エネルギーの方向おいては内向(I)を、知覚においては直観(N)を、判断においては思考(T)を、外界への接し方においては知覚的態度(P)をそれぞれ指向しています。
ここでタイプダイナミクスという、上の4つの指向の相互作用を説明したモデルを見ていきます。
タイプダイナミクスでは、それぞれのタイプが4つの心的機能(感覚機能、直観機能、思考機能、感情機能)にアクセスする序列、発達させる序列が示されています。
主機能(第一機能)は、最も頼りにしている機能で、一番意識されており、一番発達している機能です。
補助機能(第二機能)は、主機能の次に頼りにしている機能で、主機能を補助し、バランスをもたらします。
INTPにおいて、主機能と補助機能はそれぞれ、指向された機能である直観機能か思考機能のどちらかとなります。
主機能は、そのタイプが指向するエネルギーの方向(心的態度)と作用して働きます。INTPにおいては、内向の心的態度と共に内界で用いられます。
補助機能は、知覚と判断のバランスをとるために主機能が知覚機能なら判断機能、判断機能なら知覚機能となります。また、内外のバランスをとるために主機能とは反対の心的態度と共に用いられます。INTPにおいては、外向の心的態度と共に外界で用いられます。
INTPは知覚的態度(P)を指向しており、外界で知覚機能を優先的に用いるため、外界で用いられる補助機能は指向された知覚機能である直観機能だということがわかります。
そして、残る指向された判断機能である思考機能が主機能となります。
INTPにおいて、残りの指向されていない二つの機能、感覚機能と感情機能は第三機能と劣等機能となります。第三機能と劣等機能は、アクセスすること自体はしますが、主機能や補助機能と比べて発達しておらず、それらを用いるのはより苦労します。
第三機能は、補助機能の反対の機能となり、主機能や補助機能と比べて意識されず、発達していません。INTPにおいては、直観機能の逆の感覚機能となります。専門家の間でも意見が割れており、どちらの世界で用いられるかは明確にされていません。
劣等機能(第四機能)は、もっとも意識されず、もっとも発達していない機能で、主機能とは正反対となります。INTPにおいては、主機能の思考機能とは反対の感情機能となり、内界とは逆の外界で用いられます。
以上から、INTPにおいて、主機能は思考機能であり、主に内界で用いられます。補助機能は直観機能であり、主に外界で用いられます。第三機能は感覚機能であり、内界か外界のどちらかで主に用いられます。劣等機能は感情機能であり、主に外界で用いられます。
このページの最初の説明
「たとえば、「ENTP」の人は、情報収集についてはN(直観型)であり、判断のしかたについてはT(思考型)です。
また、P(知覚的態度)であるため、論理的に判断をするよりも直観を使って情報を得ることを重視するということになります。」
とは逆に、
I型のタイプの第一機能がJ or Pで決められた機能ではなく、異なる方の属性にI型の指向性を加えたものになるのはなぜでしょうか?
SJでもちゃんと義務を全うすれば
あとは自由、というスタンスの人はいるし、
NJでも細かい事を気にするタイプの
人もいるから、
過程結果うんぬんは
価値観の違いや神経症傾向の高低も
関わっていそう
あとはエニアグラムによっても、
何に対して完璧主義的か、大雑把なのかは
分かれてくると思う。
p型は可能性を絞るのを嫌がりあらゆる場合に備えようとするJ型は可能性を早めに絞りそれに向かって備えるのを好むみたいな感じかな。J型は例外や想定してなことに興味が薄いP型は例外や想定してないことを気にする
SJ(si) 前はこうだったし今回もこうだろう
SP (se)前はこうだったが今はどうだろう
NP (ne)ああかもしれないこうかもしれない
NJ(ni)たぶんこうだろう
みたいなかな
追記
seは前はこうだったが今はこうの方が近そう
例外や想定外に敏感と言うのは70:30の確率で30の方に興味が向きやすいという話
例えばSJ型はルールに忠実だがルールが通用しない場合のことをあまり気にしないみたいなことを言いたかった
NJは一つの収束と核心が強いので
多分こうだろうという曖昧さはなく
こうに違いないという感じだと思う
自分はNJだけど常日頃から計画的なタイプだと自分では思ってない。
けど、なにか達成したい目標ができると逆算して計画立てて実行をする。
ただ、このままだと目標達成できないと分かると過程を大きく変えるから、計画は立てるけど行くまでは結構臨機応変なタイプかなと思ってる。計画した過程通りには行かないけど目標は達成するみたいな。
だからこそ"計画的か?"だけだと迷いやすいのかなと。
目標にたどり着ければ過程はなんでも良い、みたいな。
NJタイプが激レア扱いされるのって16personalitiesにおけるJ型がほぼSJタイプの特徴だから、実際よりNJが少なくSJが多く出やすいみたいなのありそう
ん?MBTIの統計でも普通にNJ少なめになってると思うけど