アニメや漫画、小説などの登場人物の性格について台詞や行動をもとに性格診断し、予想を書き出してまとめるwikiです。キャラクターの性格と人間関係を考察したり、創作論に役立てることを目的としています。

1-3ループについて

全てのタイプは補助機能の使用がうまくいかない場合に補助機能と対立する機能を代替として用いる事で打開を図ります。この機能を代替機能、または第三機能と言います。(当ページでは「代替機能」と呼ばせていただきます。)
ある機能を使い続けると、「補償」という現象が起こり、対立する機能が作動し始めます。
外界と内界を結ぶ正常な情報代謝装置として働く主機能と補助機能のシステムを再構築するために、主機能と代替機能をループさせる事で代替機能と対立する補助機能を作動させようとするものが1-3ループです。(主機能は正常な構えである限りは自然に扱える)
第1・3機能は無意識に使われるため、1-3ループから抜け出すためには意識して第2機能を使わなければならない(第4機能は苦手意識があるため、あまり使われない)

ここで各タイプの1-3ループについての一例を挙げた表を置いておきましょう。
タイプ主機能第3機能1-3ループの特徴の一例(補助機能[第二機能]の使用がうまくいかない場合の代替機能[第三機能]活用時)
ISFJSiTi習慣的にやっていた事を自分の論理とする。過去のトラウマを何度も思い出し思考のループに陥る。自分の習慣や分析に固執し、過度に閉鎖的になる。
INFJNiTi自分で見出したパターンを自分の論理とする。感情的な視点を排除し、理想のためならモラルを破っても構わなくなる。
ESFPSeTe自分の観察は客観的な論理だとする。極端にドライかつ現実主義者になり、目的のために手段を選ばない。多動になる。
ENFPNeTe本当に好きなことや大切なことをを見失い、評価や称賛、お金を稼げることに目が向くようになるが、満たされず空虚感に陥る
INTPTiSi自分の論理を循環するかの様に繰り返し考える。過去のトラウマを何度も思い出し思考のループに陥る。自分の習慣や分析に固執し、過度に閉鎖的になる。
INFPFiSi自分の好きな事を繰り返し行う。過去の悪い記憶に捕らわれ、豊かな発想力や理想を見失う。
ENTJTeSe客観的な論理を扱おうとして論理の一字一句を観察する。極端にドライかつ現実主義者になり、目的のために手段を選ばない。多動になる。
ENFJFeSe周囲の人々の意を満たすために人々の感情を一人一人と観察する。即物的で見栄っ張りになり、集団に媚びを売ったり好かれようとするあまり無節操になる。過度に衝動的になる。他者を操ることも。
ISTPTiNi自分の論理を抽象化する。思考を抽象化してしまい、現実を踏まえた考えができなくなる。
ISFPFiNi自分の好きな事を抽象化する。目の前の素直な現実を見失い、悪い直観や妄想に捕らわれ動けなくなる。
ESFJFeNe周囲の人々の意を満たすために自分の発想を持ち出す。好奇心のために他者を操る or 他人に貢献したいという気持ちが暴走して空回りする。
ESTJTeNe客観的な論理を扱おうとして自分の発想を持ち出す。自分の知識やアイディアを公理化する。現実面や倫理を無視して論理的に筋が通らなくなる。
ISTJSiFi習慣的にやっていた事に愛着をもつ。過去の悪い記憶に捕らわれ、己の価値感情が侵害され苦しむ。客観的で合理的な判断が難しくなる。
INTJNiFi自分で見出したパターンに愛着をもつ。悪い直観や妄想に捕らわれ、己の価値感情が侵害され苦しむ。客観的で合理的な判断ができなくなる。
ENTPNeFe自分の発想は周囲の人々の意を満たすとする。好奇心のために他者を操る or 他人に貢献したいという気持ちが暴走して空回りする。
ESTPSeFe自分の観察は周囲の人々の意を満たすとする。即物的で見栄っ張りになり、集団に媚びを売ったり好かれようとするあまり無節操になる。過度に衝動的になる。他者を操ることも。

使用する優先順位としては主機能→代替機能→主機能→代替機能→・・・→主機能→補助機能(ループ脱出)というものになります。
この順序を間違えなければ人間の自然な反応をうまく描く事ができるものと考えられます。

劣等グリップについて

全てのタイプは補助機能と第3機能をうまく使えない、主機能ばかりに頼らざるを得ない状況に長期間立たされると主機能と対立する機能である劣等機能が上述の補償現象によって現れてくるというものです。
こちらは不健全な表出となりやすいです。
EJ型EP型IJ型IP型
主機能外向判断機能外向知覚機能内向知覚機能内向判断機能
補助機能内向知覚機能内向判断機能外向判断機能外向知覚機能
第3機能外向知覚機能外向判断機能内向判断機能内向知覚機能
劣等機能内向判断機能内向知覚機能外向知覚機能外向判断機能

このグリップというのは、in the grip of 〜という、「〜に支配されて」とか「〜に捕らわれて」といった意味の英語から来ている言葉だそうです。
タイプ主機能劣等機能劣等グリップによる影響
ESFJFeTi感情判断によってうまく事が進まない時、批判的になる。「そんなものは〜に過ぎない」といった創造的ではない思考
ENFJ
ESTJTeFi公理によって物事が動かない場合、自分の価値観を周囲に構わずゴリ押す
ENTJ
ESFPSeNi現実主義が強まり、理性を介したものを受け入れなくなる。「そうなっとるやろがい!」など。不健全が進行すると妄想にも囚われる。
ESTP
ENFPNeSi飽きっぽい性格が行きすぎて、貧困に苦しむ事になる。身体的な不調が顕著となる。
ENTP
ISFPFiTe自分の感情が公理に(主に規則など)脅かされる様になり、神経衰弱を起こす
INFP
ISTPTiFe自分の思考が伝わらない事に憤慨する。
INTP
ISFJSiNe悪い想像ばかりに圧倒される様になる。強迫神経症など。
ISTJ
INFJNiSe外的な情報と内界にて導き出した可能性との摩擦によって苦しむ
INTJ

参考

・タイプ論10章「タイプの一般的説明」
http://rinnsyou.com/archives/category/0200sinriryo...

このページへのコメント

今までの方法でどうにもならない、受け入れられない状況になって代替機能が過剰に働き出したり、不健全状態で元々自分が指向してるのと同じ方向の機能ばかりを使ってしまう状態でも、補助機能が全く意識されないことはまずありえない
代替機能が働きにはそれまでの思考や優勢機能による生来の性質による下地がある
何かを無理にやったり言い訳する時は葛藤やジレンマが起こるように同じことが補助と代替の間にも言える
補助だから劣等だから動いてないんだ、とかもよくあるけど
補助…使うだけ無駄だと思ってたり気力がなかったり言い訳をして使えずにいるけど、時々ちらっと顔をのぞかせたり保身のために偏った使い方はする
劣等…あまり使えないけど工夫によりカバーすることはある(Ne劣等が事前に備えたり)、苦手=軽視や嫌いだとは言い切れないから一見使えてて重要視してそうな場合はあっても融通は効かない(苦手だからこそ注意してるのが犹箸辰討覘瓩箸いΣ鮗瓩砲覆辰燭蝓苦手だから面白がったり使おうとすることで強がってみたり…複雑すぎる)
こんな感じだと思うけど、これを判別するにはキャラを解剖して基本的性格や価値観を知らないと無理だから心理機能以外にも考えることが多いし土台から誤ると全部崩れて駄目になる

4
Posted by ななし 2024年02月07日(水) 18:26:27 返信

少し考えた上で、言い出してしまったのが自身である以上はハッキリさせたいと思います
ハッキリさせるというのは補償理論の根拠となる「タイプ論10章」についてです
そもそもID:oTHmclX44g氏のおっしゃるように、タイプ論10章は原文を無料で読めるWebサイトが存在します
私の知るサイトと氏が挙げられているそれがこちらです

psychclassics.yorku.ca/Jung/types.htm

wikisocion.github.io/content/psychological_types.html

氏の挙げたWebサイト(前者)と私の知るサイト(後者)の書き出しを翻訳サイトで読み解けば、すぐにこれが同じものである事と、ユングの執筆した原文のタイプ論そのものであることが分かるはずです
そして両者を比較すれば、前者は八つの機能について説明したところで記載が終わっていますが、私の提示した後者のWebサイトでは"Chapter XI: Definitions"つまり"第11章:定義"まで記載があり、情報源として更に信頼度が高いことが分かります
そして、その項目の中に"Compensation"が存在していて、つまりユングの言う「補償」とは何かをこれから読み取ることができ、更に第10章中の"THE PRINCIPAL AND AUXILIARY FUNCTIONS"という項目、訳すなら「主要な機能と補助的な機能」からは、ユングはタイプ論中で言及した補助機能の性質を読み取れます
この2点と私が既にまとめている代替ループの大元である"Tertiary Function Temptation"についての情報と"Tertiary Loop"自体についての情報を照らし合わせれば、「補償=代替ループではない」を証明し、更にループ理論についての解像度も上げることが出来るはずです

〇引用:"This absolute sovereignty always belongs, empirically, to one function alone, and can belong only to one function, since the equally independent intervention of another function would necessarily yield a different orientation, which would at least partially contradict the first.
But, since it is a vital condition for the conscious adaptation-process that constantly clear and unambiguous aims should be in evidence, the presence of a second function of equivalent power is naturally forbidden’ This other function,
therefore, can have only a secondary importance, a fact which is also established empirically.
Its secondary importance consists in the fact that, in a given case, it is not valid in its own right, as is the primary function, as an absolutely reliable and decisive factor, but comes into play more as an auxiliary or complementary function. "

〇訳:この絶対的な主権は、経験上、ただ一つの機能だけに常に属し、ただ一つの機能だけに属しうるものである。なぜなら、他の機能が同じように独立して介入すれば、必然的に異なる方向性がもたらされ、それは少なくとも部分的には最初の機能と矛盾するからである。
しかし、意識的な適応過程にとって、常に明確で曖昧さのない志向性が証明されることが不可欠な条件であるため、それと同等の力を持つ第二の機能が存在することは、当然ながら禁じられている、
よって、この機能は二次的な意義しか持ち得ない。
その二次的な意義とは、ある場合において、第一の機能のようにそれ自体が絶対的に信頼できる決定的な要素として有効なのではなく、むしろ補助的あるいは補完的な機能として作用するという事実にある。

・我々の知る補助機能についての大まかな定義は、既にここで示されているという事が分かる
優勢機能に対して補助機能が存在していて、それは二次的な要素である
これはそのタイプの意識の中において補助機能が優勢機能と同じだけの割合を占有をすることはないということです
「機能が優勢」ということはそれがそのタイプの中でそれだけ強い志向性を持ち、他の機能がその領域に介在することはない……というか出来ないのです
何故か?

5
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月21日(木) 03:39:17 返信数(4) 返信

〇引用:"Experience shows that the secondary function is always one whose nature is different from, though not antagonistic to, the leading function :
thus, for example, thinking, as primary function, can readily pair with intuition as auxiliary, or indeed equally well with sensation, but, as already observed, never with feeling.
Neither intuition nor sensation are antagonistic to thinking, i.e. they have not to be unconditionally excluded, since they are not, like feeling, of similar nature, though of opposite purpose,
to thinking—for as a judging function feeling successfully competes with thinking—but are functions of perception, affording welcome assistance to thought.
As soon as they reached the same level of differentiation as thinking, they would cause a change of attitude, which would contradict the tendency of thinking.
For they would convert the judging attitude into a perceiving one; whereupon the principle of rationality indispensable to thought would be suppressed in favour of the irrationality of mere perception.
Hence the auxiliary function is possible and useful only in so far as it serves the leading function, without making any claim to the autonomy of its own principle."

〇訳:経験上、副次的な機能とは常に、主導的な機能とは敵対しないまでも、その性質が異なるものである
例えば、主機能としての思考は、補助機能としての直観とは容易に対になりうるし、感覚とも同様に対になりうるが、すでに述べたように、感情とは決して対にならない。
直観も感覚も思考とは拮抗しない、つまり、無条件に排除する必要はない、
感覚は判断の機能として思考とうまく競合する知覚の機能であり、思考にありがたい援助を与えるからである。
もし、この機能が思考と同じ分化のレベルに達すれば、思考の傾向に反するような態度の変化を引き起こすだろう。
というのも、それらは判断する態度を知覚する態度に変えるからである。そうなると、思考に不可欠な合理性の原理は、単なる知覚の非合理性を支持して抑制されることになる。
したがって、補助的な機能は、それ自身の原理の自律性を主張することなく、主導的な機能に奉仕する限りにおいてのみ可能であり、有用である。

・ユングは機能に非合理な知覚機能と合理的な判断機能の二つが存在すると定義しており、MBTIやソシオニクスにおいてもこの考えは継承され根底に根差していることは既知の通りです
そして、このどちらかが優勢の場合、その対となる何かが劣勢機能、弱く意識されない機能となる
もし、判断機能優勢の思考タイプの知覚機能が優勢機能を侵すほど強いとしたら、あるどこかの段階で優勢機能の性質を超えて精神上の優位性を上回ってしまうでしょう
そうなれば、それを判断機能優勢の思考タイプであるという事は出来なくなります
よって、思考、感情、直観、感覚の四つの機能と内向性と外向性の志向を組み合わせた時に、全てが均一に発達している一種の「奇妙な人格」と呼べるようなものは存在しないというのが、ユングの導きだした結論であるということです
これらの点から考えると、優勢機能と劣勢機能の対立と補助機能と代替機能の対立は異なった意味合いを持つために、同一視するべきではないという事が分かります

3
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月21日(木) 03:39:42

続けましょう

最も重要な点はただ一つで、それは"Compensation"の定義です

〇第11章の項目にある「補償」の項目から引用:"Whereas Adler restricts his concept of compensation to a mere balancing of the feeling of inferiority, I conceive it as a general functional adjustment, an inherent self-regulation of the psychic apparatus [24].
In this sense, I regard the activity of the unconscious (q.v.) as a compensation to the onesidedness of the general attitude produced by the function of consciousness.
Psychologists often compare consciousness to the eye: we speak of a visual-field and of a focal point of consciousness.
The nature of consciousness is aptly characterized by this simile:
only a few contents can attain the highest grade of consciousness at the same time, and only a limited number of contents can be held at the same time in the conscious field.
The activity of the conscious is selective.
Selection demands direction.
But direction requires the exclusion of everything irrelevant.
On occasion, therefore, a certain onesidedness of the conscious orientation is inevitable.
The contents that are excluded and inhibited by the chosen direction sink into the unconscious, where by virtue of their effective existence they form a definite counterweight against the conscious orientation.
The strengthening of this counterposition keeps pace with the intensification of the conscious onesidedness until finally a noticeable tension is produced."

〇訳:アドラーが補償の概念を単なる劣等感の均衡化に限定しているのに対し、私はそれを一般的な機能的調整、すなわち精神装置に内在する自己調整と考える。
この意味で、私は無意識の活動を、意識の機能によって生み出される一般的な態度に対する一方的な補償と見なしている。
心理学者はしばしば意識を眼に例えるが、私たちは視覚野と焦点について語る。 意識の性質は、このたとえで適切に特徴づけられる
一度に高いレベルの認識に達することができるのは、きわめて少数の内容だけであり、同時に意識視野に保持することができるのは、それほど多くない内容だけなのである。
意識の活動は選択的である。選択には方向性が求められる。
しかし、方向を定めるには、無関係なものをすべて排除する必要がある。
そのため、意識的な方向づけがある一方的なものになることは避けられない。
選択された方向性によって排除され、抑制された内容は無意識の中に沈み、そこで効果的に存在することによって、意識的な方向性に対して明確な対抗軸を形成する。
このカウンターポジションの強化は、意識的な一面性の激化と歩調を合わせ、ついには顕著な緊張が生まれるまで続く。

・これが何を意味するか?それを読み解くためにはタイプ論10章の全体的な構造を理解せねばなりません
章全体を見ると「はじめに」から「外向的なタイプ」についてに続き、最後に「内向的なタイプ」で終わります
後ろ二つの章の流れは「意識の態度」と「無意識の態度」の説明から、「そのタイプの持つ心理特性」でそれぞれの思考、感情、感覚、直観タイプについての見解が記されて終わります
つまり、「意識の態度」とは外向性/内向性を示すそれぞれのタイプにとっての「優勢」の態度であり、「無意識の態度」とはそれぞれのタイプにとっての「劣勢」の態度です

〇引用:"The superior position of the subjective factor in consciousness involves an inferiority of the objective factor. The object is not given that importance which should really belong to it."

〇訳:意識における主観的要素の優位性は、客観的要素の劣位を伴う。対象は、本来それに属するべき重要性を与えられていない。

"The attitude of the unconscious as an effective complement to the conscious extraverted attitude has a definitely introverting character."

〇訳:意識的な外向的態度を効果的に補完する無意識の態度は、間違いなく内向的な性格を持っている。

・これは、内向タイプ/外向タイプのそれぞれの「無意識の態度」からの引用です
それぞれのタイプが持つ「無意識の態度」というのが後世において体系化された理論の中において一般に言われる「劣勢機能」であると分かります

3
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月21日(木) 03:40:48


少し話が逸れましたが、"Compensation"の項目にはまだ続きがあります
続けましょう

〇引用:"This tension involves a certain inhibition of the conscious activity which can assuredly be broken down by increased conscious effort.
But as time goes on, the tension becomes so acute that the inhibited unconscious contents begin to break through into consciousness in the form of dreams and spontaneous images.
The more onesided the conscious attitude, the more antithetic are the contents arising from the unconscious, so that we may speak of a real opposition between the conscious and the unconscious; in which case, compensation appears in the form of a contrasting function Such a case is extreme.
Compensation by the unconscious is, as a rule, not so much a contrast as a levelling up or supplementing of the conscious orientation.
In dreams, for instance, the unconscious may supply all those contents which are constellated by the conscious situation, but which are inhibited by conscious selection, although a knowledge of them would be quite indispensable to a complete adaptation.
In the normal condition the compensation is unconscious, i.e. it performs an unconscious regulation of conscious activity.
In the neurotic state the unconscious appears in such strong contrast to the conscious that compensation is disturbed.
The aim of analytical therapy, therefore, is to make the unconscious contents conscious in order that compensation may be reestablished."

〇訳:この緊張は意識的な活動のある種の抑制を伴うが、意識的な努力を高めれば確実に打破できる。
しかし、時間が経つにつれて、その緊張は非常に鋭くなり、抑制されていた無意識の内容が、夢や自発的なイメージという形で意識に侵入し始める。
意識的な態度が一方的であればあるほど、無意識から生じる内容はより反感的なものとなり、意識と無意識の間に真の対立があると言えるかもしれない。
無意識による補償は、原則として、対照というよりも、意識的な志向性を平準化したり補足したりするものである。
たとえば夢の中では、無意識は、意識的な状況によって構成され、意識的な選択によって抑制される内容をすべて供給することがある。
正常な状態では、補償は無意識的なものであり、意識的な活動を無意識的に制御している。
神経症状態では、無意識が意識と強い対照をなして現れ、補償が妨害される。
したがって、分析的治療の目的は、無意識の内容を意識化し、補償を再確立することである。

・この点から、私個人も誤解していたことですが、劣勢グリップは「補償」の一つの側面であってそれ自体ではないということが言えます
無意識(劣勢機能)が意識(優勢機能)を蝕み、一種の神経症のような状態に陥って、自我が希薄となる状態は更に先の段階へと至った結果起こることと分かります

・そもそも、実際には補償現象自体は害悪を伴うものではないこと
さらに言えば、補償の定義は「本来無意識下にあるもの(劣勢機能)が意識下(優勢機能)へと影響を与えてバランスを取る」ことであること
そして、補助的な役割を果たしている機能軸は劣勢機能足り得ないということ
なら、なおさらこの「1-3 ループ・劣等機能グリップについて」当ページにある
「ある機能を使い続けると、「補償」という現象が起こり、対立する機能が作動し始めます。
外界と内界を結ぶ正常な情報代謝装置として働く主機能と補助機能のシステムを再構築するために、主機能と代替機能をループさせる事で代替機能と対立する補助機能を作動させようとするものが1-3ループです。」
という記述は完全に誤りであるといえる……
ましてや、参考は「タイプ論10章」です

3
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月21日(木) 03:44:11

この結論に至るまでにはいくつかの要点があります
それをまとめると以下の通りです

・意識される態度と、無意識下に抑圧される態度は内向性/外向性が互いに異なり、補償"Compensation"は抑圧されている態度の影響が無意識に現れるものである
よって優勢機能と同じ志向を持つ代替機能はこのタイプ論原文における補償を起こす機能の定義から外れる

・優勢の機能が持つ非合理(知覚)/合理(判断)の性質と異なる機能軸は優勢機能に成りえず、心理の上でも極端に抑圧されるものではない
この点からも補助機能や代替機能に該当する機能は補償を引き起こしえない

・そもそも補償"Compensation"自体へのユング自身の言及と参考とされる情報源が意図するのは「心理上のバランスを保つため、優位性がある機能に対して無意識下の機能の起こすカウンター」であり
真逆の機能、つまり「優勢機能や補助機能を動作させるために起こるもの」という定義は原文からはほとんど読み取れない

この3点です

6
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月21日(木) 05:13:36

下記のループ理論はどこが出典なんだ?
情報源としてあげられていたwebサイトを翻訳してみたが
記載内容がだいぶ異なっているように思える

2
Posted by 名無し 2023年09月18日(月) 16:41:18 返信数(2) 返信

本当に読みましたか?読んだ上でどう異なるのか具体的に指摘できるのであれば、いくらでも説明しますよ

www.the16types.info/vbulletin/showthread.php/39133-Article-MBTI-Tertiary-Temptation

引用

"For introverts

When introverts run into a situation that their Dominant Function can't handle, they need to adapt by negotiating, going along with the limitations of low-bandwidth social interaction, or otherwise doing something that does not involve total control or understanding of the situation. The Tertiary Function provides justification for maintaining an Introverted approach directly opposite to the worldly expansiveness that the person is ready for."

内向的な人の場合

内向的な人は支配的機能では対処できない状況に遭遇したとき、交渉したり、帯域幅の狭い社会的相互作用の制限に付き合ったり、あるいは状況を完全にコントロールしたり理解したりすることなく、何かをすることで適応する必要がある。第三の機能は、その人が準備している世俗的な広がりとは正反対の内向的なアプローチを維持する正当性を提供する。

・「第三の機能は、その人が準備している世俗的な広がりとは正反対の内向的なアプローチを維持する正当性を提供する。」とあります
つまり、内向タイプにとってのループというのは、そのタイプの準備している外向的な機能に対する拒絶です
これが"Tertiary Function Temptation"つまり代替ループの根底にあるものがこれなのです

更に続けましょう

引用

"For extraverts

For extraverts, the Tertiary Temptation arises when Orienting by socially defined expectations is failing them. To find their way, they need an independent integrity or awareness, which cannot be developed by understanding oneself solely in terms of how people respond to you. The Tertiary Function provides a way of Orienting in an Extraverted way--a way of Orienting directly opposite to the Introverted discovery that the person's current situation is naturally leading to."

訳文

外向的な人の場合

外向的な人にとって、社会的に定義された期待によって方向づけをすることがうまくいかないとき、第三次誘惑が生じる。
自分の道を見つけるためには、独立した誠実さや自覚が必要であり、それは人が自分にどう反応するかという点だけで自分を理解するのでは育たない。
第三の誘惑は、外向的な方向づけの方法--その人の現在の状況が自然に導いている内向的な発見とは正反対の方向づけの方法--を提供する。

・「自分の道を見つけるためには、独立した誠実さや自覚が必要であり、それは人が自分にどう反応するかという点だけで自分を理解するのでは育たない。
第三の誘惑は、外向的な方向づけの方法--その人の現在の状況が自然に導いている内向的な発見とは正反対の方向づけの方法--を提供する。」
これも同じことです。内面に目を向けて自省することを拒ませて「その人が自然に導いている内向的発見と正反対の方法を提供する」のが「第三の機能」つまり代替機能であると書かれています

mbti-notes.tumblr.com/theory#tert

こちらのサイトではループ理論へと発展した概念について言及されています

引用

The defensive “strategy” for addressing auxiliary+inferior threats: The dominant function “teams up” with the tertiary to “even the playing field”. This creates a problem where the introverted and extraverted sides of oneself are in constant conflict, thus wasting precious mental energy. This defense is commonly called tertiary temptation or tertiary loop. The long term consequence of tertiary loop is that a person becomes very extreme in their introversion or extraversion, i.e., introverts become much too withdrawn/removed from the world and extraverts never stop moving and don’t realize the harm that it does them.

補助+劣位の脅威に対処するための防御的な「戦略」: 支配的な機能は「土俵を均等にする」ために第三の機能と「手を組む」。そのため、自分の内向的な側面と外向的な側面が常に対立し、貴重な精神エネルギーを浪費するという問題が生じる。この防衛策は、一般に第三次誘惑または第三次ループと呼ばれている。三次ループの長期的な結果は、人が内向性または外向性において非常に極端になってしまうことである。つまり、内向的な人は世界からあまりに引っ込み思案になり、外向的な人は決して動きを止めず、それが自分に及ぼす害に気づかないのである。

内向タイプは外向的な機能に対して、外向タイプは内向的な機能に対して、心理の中で抵抗する
ループは自身の持つ態度と異なるものに対する「防衛反応」であると書かれています
このサイトではそれぞれの機能がループに入った際にどのように反応するのか?はこれに基づいて記されています

4
Posted by 名無し(ID:EAFKnO0zQA) 2023年09月18日(月) 17:31:29

"Two contributing factors to tertiary loop are
: 1) encountering too many failures with auxiliary expression during the auxiliary development phase, and
2) spending long periods of time in a social environment that discourages proper dominant and auxiliary development.
Generally speaking, a person is more prone to suffering tertiary loop the more the auxiliary function lacks proper development throughout life.
As auxiliary development falters in more and more obvious and problematic ways, a person comes to rely more heavily on tertiary loop to avoid facing up to those problems.
The loop refers to a vicious cycle:"

訳文

三次ループの2つの要因
: 1)補助的発達段階において、補助的発現に失敗することが多すぎる。
2)適切な支配と補助の発達を妨げるような社会環境で長期間過ごすこと。
一般的に言って、補助機能が生涯を通じて適切に発達しないほど、人は三次ループに陥りやすい。
補助機能の発達がより明白で問題のある形で遅れれば遅れるほど、人はその問題に直面するのを避けるために、第三次ループにより大きく依存するようになる。
このループは悪循環を意味する:

・補助機能が適切に発達していないor補助機能による過度の失敗
それがそのタイプの中での補助機能への信用を失わせ、内向タイプは内側に閉じこもるようになり、外向タイプは更に自省を欠いている態度を持つようになる
その状態が解消されない悪循環がループであると記されています

"auxiliary use produces too much discomfort/failure ->
activation of tertiary loop to distance from discomfort/failure ->
auxiliary discomforts/failures grow worse over time through denial ->
tertiary loop pattern becomes a habitual defense mechanism"

訳文

補助機能の使用によって、不快感や失敗が生じすぎる

不快感/失敗から距離を置くためにループが活性化する

補助機能への不快感/失敗は、否定によって時間とともに悪化する

三次ループのパターンが習慣的な防衛反応になる

・これがプロセスであるということです

・言わねばならないので言いますが、ループ=補償(compensation)のソースというのはどちらにあるのですか?
大元であると思われる"Tertiary Function Temptation
"についてのサイトにはcompensationという単語は出てきません
このページに記されている理論は誤訳が招いたものではないのですか?

8
Posted by 名無し(ID:EAFKnO0zQA) 2023年09月18日(月) 17:47:00

いくつかの情報源を参考にし、現状の海外のコミュニティで言われる「Tertiary Temptation」から派生した一般に言われるループ理論について、まとめたものを記します
今この際、「ループ理論」自体の整合性については考慮しないものとします


以下、情報源としたWebの情報源です

mbti-notes.tumblr.com/theory#tert


www.the16types.info/vbulletin/showthread.php/39133-Article-MBTI-Tertiary-Temptation

表記についてですが「優勢-代替ループ」という表記は理論が混沌とする為に控えるべきであると思われます
ESTJを例とするなら、Te-Neループと表記するべきではなく、Neループとするべきです
海外圏にも優勢-代替という形で表記するWebページが存在するのは事実ですが、現状のループ理論は「補助機能へ意識を向けることを拒んでいる結果として発生する心理上の問題」についての総称である以上、表記は「代替ループ」とするのが適切です

まずは内向ループからです

・Tiループ(IXFJ)
補助Feは社会的な調和を保つために、周囲の人々との一体感を重視し、それを基準に物事を判断する働きをします
よって、健康なIXFJは周囲の人々が望むときに思いやりを示したり、自分一人だけで何かを達成できないと思った時に人々との間を繋いでチームワークを発揮し、認知の累積によって法則化された指針を示すことで社会の中での役割を果たそうとする
しかし、Feの発達していない未熟なIXFJは自分が自身が周りからどのように思われているか気にしすぎてしまう。あるいは、自身はコミュニティから切り離されているのではないか?などと考えてしまって周囲への共感を苦に感じたりする
そのような状態に陥ったIXFJはTiループに陥って「自身に対して気を遣わない周囲へと気を払う必要はなく、そして周囲に非があるということは自身のこの決定にも誤りはない」という判断へと行きついてしまう
結局IXFJはTi優勢ではないので、外側からの説得に対して持論を持って論理的に応対するというよりは相手の主張ありきの「ああ言えばこう言う」的な反論で説得を突っぱねる
自立した思考を持っているいうよりはコミュニティに対して猜疑的に反発することで「自身は周囲を頼らずに判断を行うことのできる自立した人間である」という歪んだ思考によって自己認識を肥大化させる
この時、補助機能のFeはTiの支配下に置かれ、この自意識の肥大すらをも社会の期待に自身が応えた結果であるのだと思い込ませる
結果、周囲から相手にされなくなっていき、最終的には孤立し社会的なつながりの全てを損なうことになる

・Fiループ(IXTJ)
補助Teは客観的な論理、法律であったり社会の決まり事の価値を認識して、何をすれば正当な行動を取ることが出来るか?を判断して意思決定を行う働きをします
よって、健康なIXTJは「〜しなくてはいけない」という律によって自身をコントロールして責任を果たし、公平な態度を取ることによって社会的な信頼を獲得し、研鑽された知覚体系に基づいて組み上げられたシステムを用いることで社会の中で役割を果たそうとする
しかし、Teの発達していない未熟なIXTJは自身が正しい行いをできているのか?を上手く判断できずに規律に追従することを恐れる。そのために社会的な責任を負うことを拒んだり、しなければならない時に決断することができなくなったりする
そのような状態に陥ったIXTJはFiループに陥って「結局、最後に何が正しいかを決めるのは外側にある規則や社会の評価ではなく、自分自身の中にある価値観以外に存在しない」という結論を出してしまう
結局IXTJはFi優勢ではないので、洗練されている道徳的な価値観によって物事を判断しているというよりは、たとえ自身が判断を誤っていた時でも自身が正しいと言い張ることで価値観の正当性を訴えるような稚拙さが目立つ
価値観自体が高潔であるというよりは、社会的な基準を自身の現状と照らし合わせることは拒み、その査定から逃避することによって「やはり自身の内面にあるものは正しかったのだ」という偏執的な信念を加速させる
この時、補助機能のTeはFiの支配下に置かれ、自身の判断こそが社会の基準に適うただ一つの基準であると思い込ませる
結果、自身の行動に対して結果や信頼がついてこなくなり、
社会の構造の中から脱落することになる

9
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月17日(日) 03:49:14 返信数(3) 返信

・Siループ(INXP)
補助Neは認識した事象のより良い側面を知覚し、複数の可能性を捉える働きを持ちます
よって、健康なINXPはポジティブで良い想像に基づいた明るい視点で世界を捉え、それに基づいたより良い状態へと変化を願って、何らかの自己表現を行って己の役割を果たそうとする
しかし、Neの発達していない未熟なINXPは可能性を捉えはするものの、その負の側面ばかりを見てしまう。そのためにせっかく捉えた可能性に対して悲観的な認識を抱いてしまいそれを棄却したり、認識した事柄に何かマイナスの意図があるのでは?と邪推して疲弊したりしてしまう
そのような状態に陥ったINXPはSiループに陥って「今まで悪い想像の方が当たってきた。良い可能性は見ても意味がないのならその経験を信頼した方が良い」という固定観念を発達させる
結局INXPはSi優勢ではないので、経験してきた事柄を信頼しているというよりは、ただ危険な可能性を恐れて拒むために自分にとって安心な領域の中へと引きこもる
体験してきた事柄によって磨かれた経験則によって物事を知覚するために高い専門性があるというよりは、自身の成長を拒むために意図して経験から負の側面を抽出するために「成功なんてものは所詮妄想でしかなく、何をやっても無駄だ」のような滅びの中に留まることを受け入れているような奇妙な悲観的な態度を示すようになる
この時、補助機能のNeはSiの支配下に置かれ、非活動的な今を肯定するために、過去体験してきた経験から負の可能性ばかりを認識するようになる
結果、歪んだ経験則に基づいた否定的な見解ばかりを並べて活動を拒むようになって、周囲との交流を絶ってしまう

・Niループ(ISXP)
補助Seは現実自体が持つ価値を知覚し、今この瞬間で何を行えるのか?という観点から情報を捉える働きをする
よって、健康なISXPはその場その場で行うことを瞬時に判断することに長けていて、現実的な実用性において高い能力を示して社会の中での役割を果たそうとする
しかし、Seの発達していない未熟なISXPは「怠い」のような本能的な理由から行動することを面倒がってしまう。そのために行動しても現実が現実以上のものにならないという事に無気力になってしまったり、何か即物的な悦に流されてその瞬間こそ満足するが直後に虚無感に襲われ更に不満を募らせたりする
そのような状態に陥ったISXPはNiループに陥って「この世界は……つまらない、よって無意味である」というような誤った法則性を見いだしてしまう
結局ISXPはNi優勢ではないので、直観によって見出した法則性が真に絶対そうであると確信するために情報を深掘りするようなことはせず、上っ面の情報だけを見て「これはたぶんこう」のような浅はかな確信を掴んでいるだけである
直観によって捉えた認識によって人生をどう生きるのか?という方向性を定めているというよりは、現実を真に生きる事が出来ないので空想に逃避しているだけであり「真実に気が付いた……全ての人間は結局いつか死ぬ。これが真理だ……」というような、真理に迫っているようで、実際には中身のない「真理もどき」を直観によって捉えて、現実を歪めて認識するようになる
この時、補助機能のSeはNiの支配下に置かれ、自身の幼稚じみていて冷笑的な空想が「正」であることを補強するための情報を現実から集めるようになる
結果、現実それ自体を捉えるということができなくなり、周囲と交流することが不可能になっていってしまう

11
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月17日(日) 03:49:37

以下、外向ループです

・Teループ(EXFP)
補助Fiは「何が良くて何が悪いか?」を内面にある道徳基準によって判断し、道徳的に正誤の欠いた判断を取らせないように働きます
よって、健康なEXFPは活発に働きながらも、物事の良い悪いを判断して、何が自身にとって幸福であるか?を捉えて、社会での役割を果たしながら、自身の内面の充足をさせています
しかし、Fiの発達していない未熟なEXFPは自身にとっての幸福が何か?何が良くて何が悪いのか?が朧気にしか分からない。そのため、自己を充足させることが出来ないために苦しんで不満を募らせたり、何が良くて何が悪いかを微かにしか理解していないためにモラルを欠いた行いをして周囲と衝突したりする
そのような状態に陥ったEXFPは「何が良くて何が悪いかなんてどうでもいい。何が出来て何が出来ないかで全ては判断されるべきだ」といったやけっぱちな態度を示すようになる
結局EXFPはTe優勢ではないので、システムに則った公平な態度を示すというよりは、自身では満たすことの出来ない自尊心を満たすためだけにシステマチックな基準を頼っているだけである
主観的な判断を交えずに正誤を判断することができるというよりは、何が正しくて何が間違いか自身で判断できないから法律などの外部の基準を頼っているだけで「自身が基準をもって下す判断には誤りなんて一つも存在しない」というような空虚な傲慢さが目立つようになる
この時、補助機能のFiはTeの支配下に置かれ、自身の非道徳的で傲慢な振る舞いによって結果を得たことを「結果が出ているのだから、道徳の上においてもこれは正しい」という自己肯定を行う
結果、熾烈で独断的な態度によって害を振りまくようになり、周りから人が去っていくことになる

・Feループ(EXTP)
補助Tiは「それが果たして真に意義のあることなのか?」という観点から判断、検証することによって論理的な整合性を欠いた結論に至らないように働きます
よって、健康なEXTPは活動の最中において、観測された複数の事象を論理によってプロセスを読み解いて、どのやり方が効果的で意味のある手段か?を判断しそれを繰り返すことで、内面にある基準を研鑽している
しかし、Tiの発達していないEXTPは分析力に欠けていて説得力や内省がない。そのため自身の発言や行動が矛盾していることに気が付かず顰蹙を買ったり、論理的な観点から何かを読み解こうとはするが解答を出力できなくてやる気を無くしたりする
そのような状態に陥ったEXTPは「考えて答えを出すのに意味はない。皆がそうだと信じてる事に習うのが楽だし効率もいい」というような無気力な同調を示すようになる
結局EXTPはFe優勢ではないので、調和を保つために社会の判断基準を読み解いてそれを守るというよりは、ただ自身の判断することに自身が持てないから周囲からの同調を欲しているだけである
様々な考え方を持つ集団に共通する理念を見つけてそれをまとめることが出来るというよりは、社会的な調和の中に自ら留まることで矛盾した言論を通したり責任から逃れたりすることが出来るからそれに合わせているだけで「自身は社会にとって良いことをしているのだから、批難を受ける理由などないだろう」というような操作的で利己的な態度が目立つようになる
この時、補助機能のTiはFeの支配下に置かれ、自身が抱えている真の欠点を無問題として、結果的に周囲の人を騙したり筋の通らない発言を行ったりする矛盾を解消するための屁理屈を捏ね上げている
結果、数々の嘘や欺瞞によって人々からの信頼と信用を損なうことになり、周囲から人が去っていくことになる

8
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月17日(日) 03:51:47

・Seループ(ENXJ)
補助Niは捉えた情報の持つ意味を蓄積し、それを無意識下で体系化することによって、人生の方向性を生み出して計画を立てる際に道筋を作る働きをします
よって、健康なENXJは社会的な基準によって判断する際に「最終的にどうなるか?」という観点から情報を知覚し、それに基づいて目標や目的を設定することで内面の一貫性を保ち、更にはそのビジョンを提示することで集団を鼓舞します
しかし、Niの発達していない未熟なENXJは見出している終着点に意味と確信を見出すことが難しい。情報収取が足らなかったせいで間違った結論を導いて周囲からの失望を買ったり、最終点に辿り着いたのにそれを不満足に感じて無気力に陥ったりする
そのような状態に陥ったENXJは「先のことを考えるのは全て無駄、今目に見える形で結果や結論が出ることにだけ意味がある」という結論を出力してしまう
結局ENXJはSe優勢ではないので、今をそのままの形で捉えてその流れの中を生きることに価値を感じているというよりは、時間に追われることへの焦りから今すぐに現れるものを望むためより即物的で時には非合法な手段を取ることもある
瞬間瞬間を捉えて即決即断で情報の具体的な側面を捉えて判断のプロセスへ移行できるというよりは、自身の下した判断が先にあってそれに「今すぐ」という順序になるため「まだ出来ないのか……まだなのか?遅すぎる!」というようなせっかちで短気な態度が目立つようになる
この時、補助機能のNiはSeの支配下に置かれ、ただ今のことだけを考えて行動している状況こそ「最も良い結末に辿り着くために必要な事である」と言う思い込みを閃かせる
結果、度の過ぎた勇み足と一種の暴力性に誰もついていけなくなり、周囲から人が去っていくことになる

・Neループ(ESXJ)
補助Siは体験した具体的な情報の累積によって作り出した経験則に基づいて情報を処理して、人生の指針を作り出して計画性をもたらす働きをする
よって、健康なESXJは周囲へと働きかける前に前例や体験を参考にすることで、堅実で信頼できるアプローチを行って経験の累積によって内面の知覚を強化し、現実的な目標や目的の設定をすることで周囲からの信頼をも獲得する
しかし、Siの発達していない未熟なESXJはそれの持つ理由や意味を理解しないまま経験に頼ってしまう。実際に意味を持っている情報がどれなのか判別出来ないまま経験則に従った結果無意味な工程を繰り返して失敗したり、現状維持に固執するがそれに自分自身意味を感じず日々を退屈に捉えて鬱屈に感じてしまったりする
そのような状態に陥ったESXJは「毎日同じことを繰り返すのは本当につまらない。もっと、もーっともーっと今は良くなるはずなんだ」という無根拠な楽観性に基づいた可能性を認識するようになる
結局ESXJはNe優勢ではないので、複数の可能性のそれぞれの持つ良さを認識しそれ自体を楽しむというよりは、起こること全てに対して「もっといける」「まだよくなる」「多分大丈夫」のようなポジティブというよりは現実離れした楽観論で周囲を疲弊させるようになる
斬新なアイデアを閃いてそれを形にすることで社会的な役割を果たすというよりは、些細な可能性に対して過剰に反応して「これはもしかしたら凄いかもしれない。いや凄いに違いない」というような客観的に観測して取るに足らないことを大げさに解釈する地に足のついていない混沌とした振る舞いが目立つようになる
この時、補助機能のSiはNeの支配下に置かれ、自身にとって都合の良い経験ばかりを蓄積することで、指針を失って無秩序に転落した現状を「いつも通り」で異常はないと知覚させる
結果、全ての行動に整合性がなくなって滅茶苦茶になってしまい、周囲が合わせることが不可能となるために、人々が離れていってしまう

9
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月17日(日) 03:52:19

非情に長くなりますが、この「ループ」と呼ばれる理論について、私の調べた限りの情報を記そうと思います
まず、大前提としてここに書かれている情報はほぼ完全に間違っています
可能であるなら、私の記した情報源に基づいて当Wikiの全てのループに関する情報は直ちに修正されるべきであると考えます

まず既知の通り、ループは公式の理論ではなく、どちらかと言えばソーシャルネットワーク上において、ユングのタイプ理論が広まるにつれ、一部の研究者が唱えていた考えが広まり、一般化された理論であります

先に、前提として「代替機能」についての共通認識を我々は持たなければいけませんので、それを書き記します
ユングが当初唱えていた「タイプ理論」では補助機能と代替機能についてあまり詳しく言及されていませんでした
ただ、ユングは「優勢機能に対して、補助的な役割を果たす機能がある」と言及し、それは「優勢-劣勢に組み込まれていない知覚/判断機能である」とまではタイプ論の文中で言及しています
つまり、外向的思考タイプ(Te優勢)を例に挙げるとすれば、外向的思考は判断機能であるため、残る知覚機能のどちらか(NかS)が補助の役割を果たす……ということです
代替機能というのは、マイヤーズ・ブリッグスがタイプダイナミクス理論を構築した時に作られた概念です
ユングは一応「補助的な役割を果たす機能は、優勢機能と異なる態度(外向性/内向性のこと)であることが多い」と述べており、それを発展させたのでMBTIにおいて「補助機能」は優勢機能と異なる態度になる……つまり「Te優勢タイプの補助機能はSi/Ni」になる
これがタイプダイナミクスの理論で補助機能が優勢機能と異なる態度を持ち、代替機能が優勢機能と同じ態度を持つ理由になります
本質的に重要なことは「補助機能と代替機能には機能の構造の上で役割上では大きな差がない」ということです
両方とも「それが優勢機能に対してサポートとしての役割を持つ」という点では同じなのです

www.personalitycafe.com/threads/please-explain-loops-to-me.1348302/

話をループ理論に戻します
こちらによると、ループ理論の根底はLenore Thomsonという人物の唱えた「Tertiary Temptation(代替機能の誘惑、と訳すべきか)」と呼ばれる理論のようです

www.the16types.info/vbulletin/showthread.php/39133-Article-MBTI-Tertiary-Temptation

こちらは「Lenore Thomsonの情報源からの抜粋」と書かれている情報源です

この二つの情報源によれば
「優勢機能のみを使い続ければ、一つの態度だけで全てを解決することは出来ないので、いつかは問題が生じる。
そうなった時、補助的な役割を果たしている機能へと意識が向かうが、補助機能は優勢機能と異なる態度を持ち、精神的に未熟な場合をその性質に不快感を覚える。
よって優勢機能と同じ態度を持つ代替機能を使用するが、そのような未熟なパーソナルを持っている存在の代替機能は発達していないので、当然上手くはいかない。
けど、補助機能は優勢機能と異なる態度を持つので、意識を向けたくない。
よって、優勢機能と代替機能のみを使用し続ける状態になってしまう。」
そして、この状態では優勢機能と代替機能が同じ態度を持っているせいで、精神的に外向/内向のバランスが不均衡な状態になってしまう

つまり、ここから私が読み取った「ループの定義」とは「未熟な優勢機能と未熟な代替機能のみを使用して自身の持つ態度と異なる性質から逃避し、精神的に甘えている状態」です
そして、この状態から脱するためには自身の優勢機能と代替機能と異なる態度の機能を使わなければならず、その際に使うべきは意識を向けるのが困難である劣勢機能ではなく、補助機能へと意識を向けなければいけない……ということです

つまり、これらのことから当wikiにある
「ある機能を使い続けると、「補償」という現象が起こり、対立する機能が作動し始めます。
外界と内界を結ぶ正常な情報代謝装置として働く主機能と補助機能のシステムを再構築するために、主機能と代替機能をループさせる事で代替機能と対立する補助機能を作動させようとするものが1-3ループです。(主機能は正常な構えである限りは自然に扱える)」
という記述は完全に誤りであるという事です
ループは「補助機能が動作していない」から起こるもので、劣勢グリップとは異なり「補償」でもなんでもないということです
また、一部の記述ではそれが当タイプにとって苦しみであるかのように記述されていますが、定義上それはありえません
ループに陥っている未熟なパーソナルを持っているタイプにとっての苦しみとは「自身と異なる態度を持つ補助機能へと意識を向けること」です

15
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月15日(金) 05:38:37 返信数(1) 返信

また、劣勢グリップについての記述も一部奇妙であるといえます
劣勢機能というのは、そのタイプにとって本来最も苦しい視点や意識であります
ストレス下にない状態では、劣勢機能は意識されず、その影響も表出はしません

こちらは、「補償現象」となり、よってループとはプロセスが異なります
「優勢機能のみを使い続ければ、一つの態度だけで全てを解決することは出来ないので、いつかは問題が生じる。
しかし、補助機能、代替機能を用いても、問題が解決できなかった場合、次第に精神のバランスが崩れていくことになる。
次第にストレスが重なるにつれて、優勢機能に対しての優位性が維持できなくなる。
最終的に劣勢機能が補償現象として『爆発』する」

劣勢グリップはそのタイプにとって最も好ましくない態度が噴出するものです
その観点から見て、いくつかおかしな記述が見られます
内向グリップが外側にそれを向けて発散するような形で現れる
外向グリップが内面に対して抑圧するような形で現れる
というのは定義上おかしな話です

ループとは異なり、劣勢機能が優勢機能を蝕むグリップは当タイプにとって好ましくない、苦しみを伴う噴出とならなければいけません

12
Posted by 名無し(ID:x7V5+qzGqA) 2023年09月15日(金) 06:30:09

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