アニメや漫画、小説などの登場人物の性格について台詞や行動をもとに性格診断し、予想を書き出してまとめるwikiです。キャラクターの性格と人間関係を考察したり、創作論に役立てることを目的としています。

1-3ループについて

全てのタイプは補助機能の使用がうまくいかない場合に補助機能と対立する機能を代替として用いる事で打開を図ります。この機能を代替機能、または第三機能と言います。(当ページでは「代替機能」と呼ばせていただきます。)
ある機能を使い続けると、「補償」という現象が起こり、対立する機能が作動し始めます。
外界と内界を結ぶ正常な情報代謝装置として働く主機能と補助機能のシステムを再構築するために、主機能と代替機能をループさせる事で代替機能と対立する補助機能を作動させようとするものが1-3ループです。(主機能は正常な構えである限りは自然に扱える)
第1・3機能は無意識に使われるため、1-3ループから抜け出すためには意識して第2機能を使わなければならない(第4機能は苦手意識があるため、あまり使われない)

ここで各タイプの1-3ループについての一例を挙げた表を置いておきましょう。
タイプ主機能第3機能1-3ループの特徴の一例(補助機能[第二機能]の使用がうまくいかない場合の代替機能[第三機能]活用時)
ISFJSiTi習慣的にやっていた事を自分の論理とする。過去のトラウマを何度も思い出し思考のループに陥る。自分の習慣や分析に固執し、過度に閉鎖的になる。
INFJNiTi自分で見出したパターンを自分の論理とする。感情的な視点を排除し、理想のためならモラルを破っても構わなくなる。
ESFPSeTe自分の観察は客観的な論理だとする。極端にドライかつ現実主義者になり、目的のために手段を選ばない。多動になる。
ENFPNeTe自分の発想は客観的な論理だとする。自分の知識やアイディアを公理化する。現実面や倫理を無視して論理的に筋が通らなくなる。
INTPTiSi自分の論理を循環するかの様に繰り返し考える。過去のトラウマを何度も思い出し思考のループに陥る。自分の習慣や分析に固執し、過度に閉鎖的になる。
INFPFiSi自分の好きな事を繰り返し行う。過去の悪い記憶に捕らわれ、豊かな発想力や理想を見失う。
ENTJTeSe客観的な論理を扱おうとして論理の一字一句を観察する。極端にドライかつ現実主義者になり、目的のために手段を選ばない。多動になる。
ENFJFeSe周囲の人々の意を満たすために人々の感情を一人一人と観察する。即物的で見栄っ張りになり、集団に媚びを売ったり好かれようとするあまり無節操になる。過度に衝動的になる。他者を操ることも。
ISTPTiNi自分の論理を抽象化する。思考を抽象化してしまい、現実を踏まえた考えができなくなる。
ISFPFiNi自分の好きな事を抽象化する。目の前の素直な現実を見失い、悪い直観や妄想に捕らわれ動けなくなる。
ESFJFeNe周囲の人々の意を満たすために自分の発想を持ち出す。好奇心のために他者を操る or 他人に貢献したいという気持ちが暴走して空回りする。
ESTJTeNe客観的な論理を扱おうとして自分の発想を持ち出す。自分の知識やアイディアを公理化する。現実面や倫理を無視して論理的に筋が通らなくなる。
ISTJSiFi習慣的にやっていた事に愛着をもつ。過去の悪い記憶に捕らわれ、己の価値感情が侵害され苦しむ。客観的で合理的な判断が難しくなる。
INTJNiFi自分で見出したパターンに愛着をもつ。悪い直観や妄想に捕らわれ、己の価値感情が侵害され苦しむ。客観的で合理的な判断ができなくなる。
ENTPNeFe自分の発想は周囲の人々の意を満たすとする。好奇心のために他者を操る or 他人に貢献したいという気持ちが暴走して空回りする。
ESTPSeFe自分の観察は周囲の人々の意を満たすとする。即物的で見栄っ張りになり、集団に媚びを売ったり好かれようとするあまり無節操になる。過度に衝動的になる。他者を操ることも。

使用する優先順位としては主機能→代替機能→主機能→代替機能→・・・→主機能→補助機能(ループ脱出)というものになります。
この順序を間違えなければ人間の自然な反応をうまく描く事ができるものと考えられます。

劣等グリップについて

全てのタイプは補助機能と第3機能をうまく使えない、主機能ばかりに頼らざるを得ない状況に長期間立たされると主機能と対立する機能である劣等機能が上述の補償現象によって現れてくるというものです。
こちらは不健全な表出となりやすいです。
EJ型EP型IJ型IP型
主機能外向判断機能外向知覚機能内向知覚機能内向判断機能
補助機能内向知覚機能内向判断機能外向判断機能外向知覚機能
第3機能外向知覚機能外向判断機能内向判断機能内向知覚機能
劣等機能内向判断機能内向知覚機能外向知覚機能外向判断機能

このグリップというのは、in the grip of 〜という、「〜に支配されて」とか「〜に捕らわれて」といった意味の英語から来ている言葉だそうです。
タイプ主機能劣等機能劣等グリップによる影響
ESFJFeTi感情判断によってうまく事が進まない時、批判的になる。「そんなものは〜に過ぎない」といった創造的ではない思考
ENFJ
ESTJTeFi公理によって物事が動かない場合、自分の価値観を周囲に構わずゴリ押す
ENTJ
ESFPSeNi現実主義が強まり、理性を介したものを受け入れなくなる。「そうなっとるやろがい!」など。不健全が進行すると妄想にも囚われる。
ESTP
ENFPNeSi飽きっぽい性格が行きすぎて、貧困に苦しむ事になる。身体的な不調が顕著となる。
ENTP
ISFPFiTe自分の感情が公理に(主に規則など)脅かされる様になり、神経衰弱を起こす
INFP
ISTPTiFe自分の思考が伝わらない事に憤慨する。
INTP
ISFJSiNe悪い想像ばかりに圧倒される様になる。強迫神経症など。
ISTJ
INFJNiSe外的な情報と内界にて導き出した可能性との摩擦によって苦しむ
INTJ

参考

・タイプ論10章「タイプの一般的説明」
http://rinnsyou.com/archives/category/0200sinriryo...

このページへのコメント

外向-外向ループと内向-内向ループは絶望的に噛み合わない。
外向は内向ループを独りよがり、卑屈、閉鎖的とみなす
内向は外向ループを風見鶏、ご都合主義、リスキーとみなす
かといって外向ループ同士、内向ループ同士の組み合わせもドロドロしやすく人間関係が崩壊する可能性が高い。外の世界で突っ走っている人同士が行動指針の違いや恋愛沙汰で衝突したり、硬い殻に篭っている人同士が対立したら、ストッパーがいない限り修復不可能なものになりかねない。
どのタイプでも健康で相談に乗ってくれる人を身近に置いといた方がいいと思う

1
Posted by 名無し(ID:kPLM1YvyBQ) 2021年10月11日(月) 15:13:58 返信

劣勢機能が健全に扱える時ってリラックス時か火事場の馬鹿力が発揮される時だけだと思う。
ここに書いてあることはあくまでも非常に健全な状態であって、劣勢機能に頼り続けるのは危険であることには変わりはない。

劣勢Se
理想を実現するために重い腰をあげ、現実の変化に適応する。リラックス時にスポーツや旅行、ドライブなど互換を駆使する趣味を楽しむ。しばしばヘンテコな行動を起こす

劣勢Si
達成したい事や仲間のために物事の継続やルーティンワークを割り切って行う。自分の好きなことを繰り返したり考え続ける。過集中状態になりやすい。思い出を振り返る

劣勢Ne
安定を維持したり仲間を守るため、変化や新規性を受け入れる。リラックス時に連想ゲームや色んな趣味を楽しむ。普段マジメでしっかり者なのに突然変なことを言い出す

劣勢Ni
厳しい世の中を生き延びるために理想や信念、普遍的な真理を受け入れる。憧れの人や特定の価値観を信じる。
緊急時に突然本質をついたことを言う

劣勢Fe
集団でやっていくために最低限のコミュニケーションを取ったり気遣いをする。親しい人には割とストレスなく使える。普段は冷静だがキレた時に感情的になりやすい

劣勢Fi
集団行動やタスクを効率的に行うために個人的な価値観やプライドを配慮する必要があると割り切る。オフモード時は放任主義的になる。時々自分の意見を配慮なしにゴリ押す
最たる例は映画のジャイアン。

劣勢Te
自分の価値観や大切なものを侵害された時、毅然とした対応をする。リラックス時は合理的な考えを受け入れやすい。時々非合理的になったり鋭い毒舌を吐くこともある

劣勢Ti
集団の意を満たしたりアットホームな居場所を守るために、利害関係を考慮したり独自のルールを作る。リラックス時は考察や論理ゲームを楽しむ。論理的であろうとして空回りすることもある

10
Posted by 名無し(ID:36uyd7Kfbw) 2021年08月26日(木) 01:23:21 返信

ループが超一時的であれば良い方にはたらく場合として、いわゆる「ゾーンに入る」みたいな状態が含まれるかもと思った。
「ゾーン」は分かりやすい例だと、過度な緊張状態にさらされて起こる、Seを含む外向-外向ループのことを特に指すかもしれない。
補助の内向機能がオフになることで、失敗するというビジョンやそれに伴う不安が一時的に意識されなくなる。

例えばENFJやENTJが大勢の前でスピーチをする際に壇上限定でFe-SeやTe-Seの状態になり、聴衆一人一人の顔が見えその場の音がクリアに感じられるとか
直接対峙型スポーツの選手がSe-Teの状態になることで的確に相手の弱点を判断できるとか
緊密なチームワークを必要とするスポーツの選手がSe-Feの状態になることで仲間との奇跡的な連携が生まれるとか

Seを含むこうした極端なループは感覚の負荷が大きいため長続きさせられず、試合や大舞台の終わりとともに解除される、みたいなことも多い気がする
スポーツ漫画とかではこういう状態よく描写されてるよね

4
Posted by app 2021年08月25日(水) 20:10:14 返信

何度見ても、ループ状態が不完全と呼ばれる理由がわかりません。
type下げに繋がるかもしれないからタイプは伏せておくけど、自分は「あ、今第三機能使ってるな」って場面がストレスを感じた時に偶にあります。多分補助機能じゃどうしようもないと判断した時だと思う。
でもぶっちゃけその時の方が人間関係が円滑に進むし、作業も滞りがない。損害があるとすれば、少しいつもより自分本位で喋りすぎることくらいかな。
なんならずっとループ状態で生活したいまであります。普段は補助機能が意識されてるからか、あまり積極的に行動しませんし。

ということで、少し例えが自分語り臭くなってしまったけど、要するに書きたいのは「なぜループ状態が一般的には不健全、ないし負の影響と見做されているか」という質問です。

例を挙げるならば、Teを制限されつづけたISTJはSi-Fiで、人々や自分の内なる心に寄り添いながら(Fi)、過去の経験から生まれるデータを活かせる(Si)良い人になり得るのではないか。
Neを制限されつづけたINTPはTi-Siで、過去の風習を顧みながら(Si)、独自のオリジナル論理を展開できる(Ti)、次のステップに物事を進めさせられる良い人になるのではないか。
Fiを制限されつづけたESFPは、リーダーシップを積極的に取りながら(Te)、今現在に起こっていることに対処できる(Se)人になれるのではないか。
と考えているのですが、どうでしょうか。
もちろん、これらの心理機能の使用頻度が偏りすぎると、当然何らかの支障が出てくるのはわかりますが、それは健全と呼ばれる状態でも偏れば同じことが起きますよね。(例えば、FeとNiにしか目を向けなさすぎるENFJがいるとすれば、公理的な合理的な判断を即決することができない等)。それなのになぜ1-3だけ偏ると不健全と呼ばれているかがわかりません。言うなれば、1-2ループでも不健全になるのではないでしょうか?

1
Posted by 名無し(ID:Icp2vBa4tw) 2021年08月25日(水) 15:41:40 返信数(4) 返信

外向のループXe-Xeだと内省せずに突っ走る人
内向のループXi-Xi独りよがりな考えで行動する人
だと思うんだよね
外(他人)のことばっかり考えてると自分のことは疎かになるし、逆に自分のことばっかり考えてても外(他人)とはうまくやっていけない
その状態が短期間ならまあ問題なくても長期間続くのはのは、生きてく上ではやっぱ良くない状態と言えるんじゃないか?
その点で見れば1-2は内外逆なのでバランスが取れてると言える
ただ年齢を重ねるにつれ第3機能は育つと言われているので、歳を取っても1-2しか使ってない人は不健全とまでは言わなくても未熟な人だと言えるかもしれない

11
Posted by 名無し 2021年08月25日(水) 17:49:48

うん、内向/外向のバランスが崩れて過度に内向的・内省的になったり、過度に行動的になることが問題
また、代替機能は主機能や補助機能ほど上手く扱えるものではないということも忘れてはならない
不得意な機能を無理に動かし続けることになるので、早い話がデミグリップのような状態になってしまう

3
Posted by 名無し 2021年08月25日(水) 18:10:03

つまり、外的心理や内的心理、どちらかが盲点のように見えなくなってしまう。だから不健全と呼ばれる。
なるほど。たしかに機能不全と言える状況ですね。
ありがとうございます。わかりやすい説明で、大変勉強になりました。

3
Posted by 名無し(ID:tACyTxpMlQ) 2021年08月25日(水) 18:42:06

何をもって「健全」とするかだけど
そもそも健全という言葉には暗に「社会的に問題がないこと」という、社会側からの視点が含まれていると思うよ。

内向-内向のループや外向-外向のループは確かに本人視点では内外逆の機能に囚われず動きやすくなるという利点があるかもしれないが
周囲から見た場合、目的に対する効率だけを追求してノーブレーキで突っ走る個人主義者のように見え、危ういと感じるかもしれない。
例えば内向-内向ループの人間と、外向-外向ループの人間を付き合わせたとき、話が一切通じなくなってしまうだろう。それでは社会が成り立たない。

個々人が内向性・外向性に特化することを求められる効率最優先の分業型集団の場合は別にそれでよく、むしろ職務上その状態が求められることもあるだろう。
ただ慢性的にループ状態の人格というのは危うい。
すべてのループが必ずしも不健全とは言えず、補助をオフにすることで一時的な利点もあるかもしれないが、
職場とか舞台とかゲームの盤上とか、「何らかの明確な区切りをつけてループを解除する」を本人が意識していなければならないと思う。

6
Posted by app 2021年08月25日(水) 19:05:15

慢性的なループやグリップに陥ると、外向型の場合クラスター2群(反社会性、演技性、境界性、自己愛性パーソナリティ)、
内向型の場合はクラスター1群(猜疑性、シゾイド、失調型パーソナリティ)、クラスター3(回避性、依存性、強迫性パーソナリティ)
みたいな症状が出てしまうな
やっぱり補助機能の意識は大切なんだろうな

3
Posted by 名無し(ID:93cMOjw/WQ) 2021年08月22日(日) 18:16:18 返信

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